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独断と偏見によるルヴァン杯決勝戦過去の名勝負ベスト5!!

近所のお店でブログ書き溜めしてる時多いから知人との遭遇率高い

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日はいよいよルヴァン杯勝戦でございます。湘南ベルマーレvs横浜F・マリノス

 

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2001年以来17年ぶりとなるリーグカップ制覇を目指すマリノスと、初の決勝進出で初の優勝を目指すベルマーレ神奈川ダービーとなった今回のルヴァン杯決勝。埼玉スタジアム2002で13:00から熱い戦いがキックオフします!

 

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という訳で今回のマッチレビューはこの決勝戦…と言いたいところなのですが、残念ながら私は本日、ルヴァン杯決勝を見れない状況に……。

 

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というわけで今回は、マッチレビューの代わりに独断の偏見シリーズ。歴代のリーグカップファイナルの名勝負ベスト5を独断と偏見で選んでいきたいと思います!!

 

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独断と偏見シリーズと名付ける時はいつもそうであるように、完全に独断と偏見である事、サッカーを見始めた時期的にも2000年代後半以降からの選出になる事は予めご了承の上お読みください…。それではスタート。

 

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第5位

2007年大会決勝

川崎フロンターレ0-1ガンバ大阪

 

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2007年11月3日13:35@東京・国立競技場

G大阪得点者:安田理大(55分)

 

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川崎は2000年以来、ガンバは2005年以来共に2度目となる国立での決勝戦その時、川崎は鹿島に実力の差を見せつけられ、ガンバは千葉相手にPK戦の末に敗れてタイトルを手放しました。

2007年には共にリーグでも優勝を争うようになった超攻撃的で知られる両チームの初のリーグカップ制覇を懸けた一戦でしたが、攻撃的な両チームのスタイルとは裏腹に試合はなかなか動かずに進行。

 

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そんな中、後半からシステムを変更したガンバは55分に右サイドからバレーが入れたボールに走り込んだ左サイドの安田理大が詰めて決勝ゴール。その後は「リーグ戦でもその守備見せてよ!」と言いたくなるほどの堅守を見せたガンバが初のカップ戦のタイトルを手にしました。

 

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決勝点を決めた安田、そして遠藤保仁のポジションを後半から変更して流れを掴むなど当時のガンバの監督で前日本代表監督でもある西野朗氏の采配が光った試合でもありましたね。

 

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第4位

2012年大会決勝

清水エスパルス1-2鹿島アントラーズ

 

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2012年11月3日13:10@東京・国立競技場

清水得点者:大前元紀(77分)

鹿島得点者:柴崎岳(73分、93分)

 

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Jリーグ初期からの名門同士の対決ですが、タイトルから久しく見放されていた清水とこのシーズンリーグ戦では残留争いにも巻き込まれていた鹿島はアフシン・ゴトビジョルジーニョの両監督の下、それぞれ世代交代の真っ只中でした。

 

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そんな中行われた試合は前半は両チーム慎重な入りだったものの、後半開始からの鹿島FWドゥトラ投入を機に試合はオープンに。何かと話題になる家本政明主審が両チームに1度ずつのPKを与え、1-1で突入した延長戦の開始早々、西大伍のスルーパスにDFを振り切った柴崎岳が豪快なシュートを叩き込んで決勝点。先日のACLでも見せた、鹿島の勝負強さを感じさせる試合でした。

 

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ちなみにその後、鹿島の選手としてスタメンを飾った3選手が6年後のロシアW杯で存在感を放つ事に…。

 

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第3位

2005年大会決勝

ジェフユナイテッド千葉0-0(5PK4)ガンバ大阪

 

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2005年11月5日13:07@東京・国立競技場

 

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やっぱりガンバが多くなってすいません…。

かつてJリーグのお荷物」とも呼ばれて弱小扱いを受けていた2チームがユースチームや若手の育成、そしてイビチャ・オシム西野朗という名将の下で進化を遂げ、両チームともクラブ史上初のタイトルを懸けて激しく火花を散らします。

 

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ガンバは持ち前の攻撃力で千葉のシュート11本に対して倍となる22本のシュートを放つも最後までゴールを奪えずに試合はPK戦へ。

ガンバの1人目はPK職人遠藤保仁。しかしその右足から放たれたキックはGK立石に阻まれて…。

 

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対する千葉は全員成功。私が初めて見たナビスコ決勝は余りにも悔しい結末となりましたが、その1ヶ月後にはもっと大きな歓喜がガンバに訪れる事に。

余談ですが、一部界隈で一時期流行った「残念そこはシジクレイ」この試合が起源。

 

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第2位

2010年大会決勝

ジュビロ磐田5-3サンフレッチェ広島

 

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2010年11月3日14:09@東京・国立競技場

磐田得点者:船谷圭祐(32分)、前田遼一(89分、109分)、菅沼実(102分)、山崎亮平(104分)

広島得点者:李忠成(43分)、山岸智(48分)、槙野智章(105+3分)

 

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決勝史上最多のゴールが生まれた、所謂馬鹿試合という一番楽しいやつです。

2003年に天皇杯を制して以降世代交代が上手く行かずに低迷期を迎えた磐田と、逆にJ2降格とミハイロ・ペドロヴィッチ監督の就任を機に世代交代が進んで上り調子だった広島の対戦となったこの年の決勝は磐田が船谷圭祐のゴールで先制したものの、前半終了間際と後半開始早々のゴールで広島が逆転。

 

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しかしドラマはまだ終わらず、このまま広島がクラブ史上初のタイトル獲得かと思われた後半終了間際に那須大亮のヘディングシュートのこぼれ球を前田遼一が押し込んで同点。延長戦にもつれ込むと磐田は立て続けに2ゴールを奪い、その後お互いに1点ずつ得点を決めた試合は5-3の撃ち合いの末に磐田が優勝を掴みました。

 

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延長後半のラストプレー、一時期話題となった槙野智章の後ろ向きPKを川口能活がセーブしたところで試合が終わったのもドラマ性がありましたね。

 

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第1位

2014年大会決勝

サンフレッチェ広島2-3ガンバ大阪

 

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2014年11月8日13:10@埼玉スタジアム2002

広島得点者:佐藤寿人(20分、35分)

G大阪得点者:パトリック(38分、54分)、大森晃太郎(71分)

 

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2012、2013年とリーグを連覇し、この時まさに黄金期を迎えつつあった広島。

一方のガンバは広島が初優勝の歓喜に沸いた2012年、その裏でJ2降格の悲劇を味わいました。J2では力の差を見せつけて1年でJ1に返り咲いたものの序盤は低空飛行…。しかし夏以降、負傷離脱をしていた宇佐美貴史の復帰、パトリックの獲得、スランプに陥っていた今野泰幸の復活などが重なってからはV字回復を遂げてリーグ優勝も狙える状況まで盛り返して迎えたのがこの決勝戦でした。

 

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しかしガンバは直近のリーグ戦、後半アディショナルタイムに同点弾を被弾した仙台戦の嫌な流れを引きずったのか2点ビハインドを喫する劣勢に。ですが前半のうちに遠藤保仁の絶妙なボールをパトリックが合わせて1点を返します。

 

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後半のガンバは大森晃太郎を投入してイケイケ状態。今度は宇佐美のふんわりとしたボールにどフリーで飛び出したパトリックが再びヘディングでゴール。

 

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2点ビハインドを振り出しに戻したガンバの勢いは止まる事なく71分、阿部浩之のシュートのこぼれ球を大森が詰めて遂に逆転!!3-2と試合をひっくり返したガンバはそのリードを守り切って9年ぶりの優勝を掴みました。

 

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2012年のJ2降格、2013年のそれはそれで楽しかったけれどやり切れない想いを抱えたあの年、そして2014年序盤も苦戦したガンバにとって、この優勝の喜びはある意味リーグ戦や天皇杯の喜びよりも大きかったかもしれません。

 

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宇佐美貴史の涙しかり、そして長谷川健太監督が清水時代から準優勝ばかりが続いていたという監督個人のストーリーしかり……永遠に忘れない試合だったと思います。

そしてその後の三冠達成に繋がる事に…。

 

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さて、如何だったでしょうか。

皆さんにも各々に心に残る決勝がある事でしょう。なんたってこれまでに25回やってますからね。

 

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今回もそんな決勝になると信じて…。

ではでは(´∀`)