今日からプロ野球が開幕しました!
…という事で、六甲おろしを無理やりロック風にアレンジしてみました。カバー版もギターインスト版もともどもよろしくお願いします。
どーもこんばんは
今年も甲子園行こう…
さてさて、そんなプロ野球開幕戦の裏番組では、代表戦開催に伴う2週間の中断期間を経てJ1リーグ再開です。本日のマッチレビューは横浜F・マリノスvsサガン鳥栖!
開幕2連勝を飾り、第3節は前年王者川崎フロンターレに土壇場で追いついたマリノス。しかし第4節では昇格組の大分トリニータに0-2の完封負けを喫してしまい、若干嫌な流れで中断を迎えてしまいました。
一方の鳥栖は開幕3連敗という苦しいスタートだったながらも第4節のジュビロ磐田戦でようやく初勝利。新戦力、イサック・クエンカも躍動し、ここからの反撃が期待されます。
マリノスが大分戦の負けをたかが1試合の不覚として好調を維持させるか、或いは鳥栖が連勝を飾って上昇気流に乗るのか…フライデーナイトJリーグ、スタートです。
両チームスタメンです。
マリノスは高野遼の負傷に伴う選手変更以外はここまでの4試合とほぼほぼ同じメンバーですがGKを変更してきました。
鳥栖は今日は前節磐田戦で負傷したフェルナンド・トーレスが欠場。センターバックの高橋祐治も出場停止と、主力数名を欠く中での試合となります。
本日はマリノスのホーム、横浜の日産スタジアムで開催。金JことフライデーナイトJリーグという事でベースボールユニフォームやビールのプレゼント、サンボマスターのハーフタイムライブなどが行われます。
非公開練習をメインに行い、マリノス対策を入念に行ってきた鳥栖はマリノスにボールポゼッションこそ譲ったものの、重心を低く保つ事でマリノスの攻撃のキーである仲川輝人、マルコス・ジュニオールの両ウイングのスピードを上手く殺し、マリノスの今季の長所を消し去っていきます。
中盤に関しても、実質4ボランチとも言えるような選手を揃えて三好康児、天野純といったゲームメイカーを上手くケア。鳥栖が攻めるターンも同時に少なくはなったものの、攻撃力に優れた今季のマリノスを無失点どころかシュートわずか4本に抑え、DAZN解説の戸田和幸氏の言葉を借りれば「我々が知っている鳥栖」のような形のまま前半を0-0で終えます。
後半、マリノスのハイライン戦術に加えて、試合を通して受け身の形を取りながらも豊田陽平と金崎夢生のツートップを中心に前線からのプレスの強度を強める鳥栖の戦い方もあって、後半の前半辺りは激しい肉弾戦、激しいボールの奪い合いのシーンが多くみられます。
しかし、前線での激しい守備が前提の今日の鳥栖の戦い方でしたが、時間が経つにつれて疲弊し始めるとラインが明確な意思を持ったリトリートではなくズルズルと自陣に下がり、そこから試合は一気にマリノスペースへ。72分にはエリア内の混戦から松原健が、73分には左サイドを崩した遠藤渓太が決定的なシュートを放つも、前者はクロスバー、後者はGK大久保択生の好守に阻まれてどちらもゴールならず。
終盤になるにつれ、鳥栖も時折カウンターを狙いますがマリノスの猛攻は激しくなっていきます。しかし最後の最後まで何とかGK大久保を中心に耐え抜き、消耗戦のような激しさとなった試合はスコアレスドロー。決着は付かずに終了しました。
終盤は疲弊し、若干ゲームプランが崩れたところがあったとはいえ、鳥栖としてはある程度してやったり的な勝点1だったのではないでしょうか。今日の鳥栖の組織的な守備を実現する上では豊田、金崎のツートップが果たした役割というものも大きく、F・トーレスが欠場したからこその戦術を上手く組み込めたと思います。
逆にマリノスとしては悔しい引き分けになりましたね。前半は押しながらも鳥栖のゲームに持ち込まれた感が拭えず、逆に正真正銘マリのスペースを掴んだ終盤ではゴールを決め切れず、まさしく勝点2を失った気持ちでしょう。
とはいえ、昨季は苦しんだ形は今季になってある程度形になっているので、ネガティブになる必要は無いでしょうし、これからも期待していいのではないでしょうか。
鳥谷さん最高や…鳥谷さん最高や…。
ではでは(´∀`)