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【Jリーグ戦力診断やり直し(´∀`)】2020J1戦力診断改訂版④〜湘南ベルマーレ、清水エスパルス、名古屋グランパス編〜

余談も余談ですけど、単純に間違えてPart4より先にPart5書いちゃってました。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、今回も戦力診断です。

 

 

今回は湘南、清水、名古屋の3チームです。

 

 

 

湘南ベルマーレ

 

監督:浮嶋敏(2年目)

ホームスタジアム:Shonan BMWスタジアム平塚(神奈川県平塚市)

胸スポンサー:三栄建築設計(不動産業)

ユニフォームサプライヤー:PENALTY

 

昨季成績

J1リーグ:16位(勝点36、10勝6分18敗40得点63失点)

ルヴァン杯:グループステージ敗退

天皇杯:2回戦敗退

Jリーグ杯/スダメリカナーナ杯CS:準優勝

 

主な入団選手

GK 谷晃生←G大阪(レンタル)

MF 福田晃斗←鳥栖

MF 茨田陽生←大宮

FW 岩崎悠人←札幌(レンタル)

FW タリク←AIKソルナ

 

主な退団選手

GK 秋元陽太→町田(レンタル)

DF 山根視来→川崎

DF 杉岡大暉→鹿島

MF 菊地俊介→大宮

FW 山﨑凌吾→名古屋

 

予想フォーメーション

【3-1-4-2】

 

開幕戦では新加入選手も積極的に登用した3-1-4-2で挑んだ。元々運動量は多いチームなので、セントラルの2枚はどちらが1.5列目に近い位置どりをしている印象。石原の復帰や馬渡の獲得で昨季終盤に導入され、今季も採用が噂された4バックへのシフトも可能。

 

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GK★★☆☆☆

 

長年守護神を務めてきた秋元陽太が退団し、今季は昨季終盤に秋元からポジションを奪った富居大樹、福島から獲得した堀田大暉、G大阪からレンタルで獲得した若手ホープの谷晃生の3人が横一線で争う。開幕戦でゴールを守ったのは富居だったが、堀田と谷も化ける可能性は十分にある。

 

DF★★☆☆☆

 

杉岡大暉と山根視来は退団したが大岩一貴と馬渡和彰を獲得。レンタル先の福岡で試合経験を積んだ石原広教も復帰し、開幕戦の浦和戦で好パフォーマンスを見せた。岡本拓也大野和成らを含めて、3バックでも4バックでも対応可能な選手を揃える事が出来たのは大きい。

 

MF★★★☆☆

 

今オフの湘南は主力の退団が目立つ形となったが、MFに関しては大きな流出はさほどなく、その上で福田晃斗、茨田陽生、三幸秀稔をチームに迎え入れるなど中盤に関しては戦力値は昨年よりも上がったと考えられる。流出の多かったオフの中で、若手有望株の齋藤未月と鈴木冬一を残せた意味も大きい。

 

FW★★★☆☆

 

攻撃のキーマンだった山﨑凌吾が退団した事で石原直樹や岩崎悠人を獲得したが、何よりも鍵を握るのは現役ノルウェー代表として入団したタリクが当たるかどうかと言えそう。いい感じにフィットすればこの上なく大きな武器となるだろうが…。

 

総合★★★☆☆

 

杉岡、山根、山﨑といった攻守のキーマンが立て続けに流出して一時はどうなる事やらとも思いましたが、予算規模が大きくない分レンタルなどを上手く活用してそれなりの戦力は整えてきたかな、という印象です。敗れはしたものの、開幕戦の浦和戦の出来も悪くありませんでしたし。なんやかんや言いながらも、主力退団に伴う戦力ダウンはある程度免れる事が出来たのではないでしょうか。

 

 

 

清水エスパルス

 

監督:ピーター・クラモフスキー(新任)

ホームスタジアム:IAIスタジアム日本平(静岡県静岡市)

胸スポンサー:Suzuyo(物流業)

ユニフォームサプライヤー:PUMA

 

昨季成績

J1リーグ:12位(勝点39、11勝6分17敗45得点69失点)

ルヴァン杯:グループステージ敗退

天皇杯:ベスト4 

 

主な入団選手

GK ネト・ヴォルピ←アメリカ・デ・カリ

DF 金井貢史鳥栖

DF ヴァウド←セアラーSC

FW ティーラシン・デーンダー←ムアントン・U

FW カルリーニョス・ジュニオ←FCルガーノ

 

主な退団選手

DF 二見宏志→長崎

DF 飯田貴敬→京都

DF 松原后→シントトロイデンVV

MF 楠神順平→南葛SC

FW ドウグラス→神戸

 

予想フォーメーション

【4-2-3-1】

 

横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督に師事した新監督らしく、システムはマリノス同様の形が予想される。昨季のマリノスを見てもそうだが、新戦術を取り入れた今季の清水にはその戦術を成立させる為、そしてドウグラスの穴を穴を埋める為に個人というより3トップ全体の得点力はより求められる。

 

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GK★★★★☆

 

コロンビアリーグで大活躍していたという評判通り、ネト・ヴォルピはかなり期待できると清水ファンの評判も高い。その卓越したキック精度も今季の清水が目指す方向性にも合致している。大久保択生西部洋平を控えとして置けるのも心強く、キーパーの層はかなり厚くなった。

 

DF★★★★☆

 

昨季は完全決壊したDF陣だが、元々ファン・ソッコエウシーニョを擁する上にヴァウドを獲得。清水にはブラジル人選手も多くいるのでフィットの難易度は下がっていると思う。左SBは松原后が海外新天地を求めた事で守備に少し不安は残るが、石毛秀樹か名古屋から獲得した金井貢史が定位置を掴むとなると攻撃力はむしろ増すか。

 

MF★★★☆☆

 

入団も退団も大きな変化はないだけに、この中断期間の間にヘナト・アウグストが復帰できそうになったのは大きい。今年の戦術ではボランチにかかってくる影響も大きくなると思われるので、竹内涼六平光成、西村恭史辺りの役割も増えるだろう。

 

FW★★★☆☆

 

2018年に広島で活躍したティーラシン・デーンダー、大分から後藤優介を獲得。鄭大世ジュニオールドゥトラなども含めて良い選手は多くいるが、やはりドウグラス退団が清水にもたらす影響は計り知れないか。戦術的にフィニッシャーを無理に確立させる必要は無かったとしても、昨季は完全にドウグラスで全てを成立させていた感もあったし…。

 

総合★★★☆☆

 

中断前のルヴァン杯川崎戦、開幕戦のFC東京戦では最終的には2試合とも敗れましたが、清水ファンの反応も悪くなく、新監督率いるチームとしてのスタイルと方向性を既に示せている事は大きなメリットと言えます。今年は降格もないので、清水としては一年かけてじっくりと戦術の習熟度を高める時間が出来る事になりました。結果的に、清水的には少し追い風…という見方も出来るのかもしれません。

 

 

 

名古屋グランパス

 

監督:マッシモ・フィッカデンティ(2年目)

ホームスタジアム:豊田スタジアム(愛知県豊田市)、パロマ瑞穂スタジアム(愛知県名古屋市)

胸スポンサー:トヨタ自動車(自動車メーカー)

ユニフォームサプライヤー:ミズノ

 

昨季成績

J1リーグ:13位(勝点37、9勝10分15敗45得点50失点)

ルヴァン杯:ベスト8 

天皇杯:2回戦敗退

 

主な入団選手

MF 稲垣祥←広島

MF 阿部浩之←川崎

FW 山﨑凌吾←湘南

FW マテウス横浜FM(復帰)

FW 金崎夢生鳥栖(レンタル)

 

主な退団選手

MF 伊藤洋樹→磐田(復帰)

MF 和泉竜司→鹿島

MF エドゥアルド・ネット→未定

FW 赤﨑秀平→仙台

FW ジョー→コリンチャンス

 

予想フォーメーション

【4-2-3-1】

 

システムはオーソドックスな4-2-3-1だが、ワントップに誰を配置するかで攻撃の形は割と変化するかも。前田か金崎を置けば2列目を含めた4人が流動的に動く形になり、逆に山﨑ならワントップにボールを当てて2列目が追い抜く、日本代表でよく見る形が理想形か。

 

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GK★★★★★

 

2018年から絶対的な存在として君臨するミッチェル・ランゲラックのみならず、第2GKとして控える武田洋平も十分な実力者。ランゲラックが間に合うのに越した事は無いが、新型コロナウィルスに感染してしまったランゲラックのコンディションが再開初戦に間に合わなかったとしても不安はそこまで大きくないと思う。

 

DF★★★★☆

 

宮原和也中谷進之介丸山祐市吉田豊が4バックに並び、太田宏介千葉和彦といった経験豊富な選手もいるなど戦力値としては十分に高い。が、ここ数年は怪我人も多く中々失点減には繋がっていない。昨季デビューした藤井直也や開幕戦でフル出場した成瀬竣平らの飛躍も重要になってくる。

 

MF★★★★★

 

川崎から阿部浩之、広島から稲垣祥を獲得。横浜FMからはマテウス、鹿島から相馬勇紀も復帰して、特に2列目はサブまで豪華な顔触れになった。実力は確かなだけに、指揮官からの信頼を失っているとの情報もあるジョアン・シミッチやガブリエル・シャビエルが信頼を取り戻さば……。

 

FW★★★★☆

 

ジョーの退団は痛手といえば痛手だろうが、指揮官との不和が表面化していた時点で遅かれ早かれ退団は既定路線だったとも言える。それを踏まえても、去年のチーム得点王前田直輝に加えて山﨑凌吾、金崎夢生の2人を獲得したFWはJリーグでも豊富な戦力となった。2列目との絡み具合にも注目したい。

 

総合★★★★☆

 

マッシモ・フィッカデンティ監督とジョーの確執が表面化した事に端を発する移籍騒動、金崎とランゲラックの新型コロナウィルス感染など中断期間の名古屋は中々慌しい時期を過ごす事となってしまった分、特に再開直後の数試合にはコンディション的な部分で不安はあると思います。他クラブよりも出遅れてしまう形になったのは否めないので…。ただ、やはり戦力は豊富に有するチームなので、そろそろもうちょっと上がってきてくれていいと思うのですが…。

 

 

 

次回は関西スペシャル。G大阪C大阪、神戸です!

 

 

今年オールスターサッカーやったら湘南ってWESTになるのね。

ではでは(´∀`)