ガンバの金Jってまだだいぶ先なのね
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューはフライデーナイトJリーグ、明治安田生命J1リーグ第8節サンフレッチェ広島vsFC東京の一戦です。
広島の城福浩監督、FC東京の長谷川健太監督と共に2年目を迎える指揮官の下、堅守速攻をベースに躍進を見せている両チーム。共にリーグ戦では未だ無敗をキープしており、首位こそ得失点差により広島が飾っていますが、勝点は同じという文字通りの直接対決です。
思えば昨季も4月に似たような状態で直接対決となった両チームですが、今日はどのような結末を迎えるのでしょうか。
両チームスタメンです。
両チームとも、好調という事もあってメンバーは固定メンバーを主に起用。しかし広島は負傷のドウグラス・ヴィエイラに代わって前節大活躍の渡大生をスタメンに抜擢し、一方のFC東京はバルサ復帰報道で世間を賑わす久保建英が今日は負傷で欠場という事で大森晃太郎が入ります。
平成最後のフライデーナイトJリーグと銘打って行われる本日の試合はエディオンスタジアム広島でキックオフ。このスタジアムで行われたアジアカップ1992はまさしく平成日本サッカーの大きなハイライトの一つですね。今日は来場者プレゼントとして広島のベースボールユニフォームが配布され、ハーフタイムにはCHEMISTRYのライブが開催されます。
前半は守備をベースに試合を展開する両チームのスタイルをそのまま反映するかのように、慎重に静かに試合が進んでいきます。ただ、そんな中でもどちらかと言えばFC東京がボールポゼッションを高め、ややFC東京優勢と言える流れに。
優勢とは言っても、これと言ったチャンスに結び付けられたかと言われるとそういう訳でもなく、前半を通じて得点が入りそうだったシーンといえば19分、ディエゴ・オリヴェイラの落としに橋本拳人が放ったシュートがポストに当たったシーンくらい。前半はある意味大方の予想通り0-0で終えます。
後半も基本的には前半と変わらず慎重な展開が続き、流れを変えるべく、広島は皆川雄介、FC東京はジャエルを投入。すると、試合も残り20分になったところで遂に首位決戦のスコアが動きます。古巣戦でもある高萩洋次郎のパスが広島DF佐々木翔に当たり、こぼれたボールを大森が落とすとそこに走り込んだのはD・オリヴェイラ。見事なシュートをゴールの隅に決め切って先制点を奪ったのは2位のFC東京。
先制点を奪ったFC東京は試合が終盤になるにつれ、11人全員が自陣に引いてのブロックを組みます。一方ボール保持は出来るようになった広島は積極的にクロスを上げ、なんとか突破口をこじ開けようとするもFC東京の守備陣を崩す事が出来ません。
アディショナルタイム、ペナルティエリアの手前から渡が強烈なシュートを放ちますが、これはクロスバーに嫌われてしまい試合はそのまま終了。首位決戦はFC東京が1-0で勝利し、首位を奪還しました。
予想通りの展開というか、両チームともある程度試合前のプラン通りに進んでいったと思います。とはいえ、そういう試合だったからこそ最後はFC東京の前線が持つ「個」の力がゴールをこじ開けたとも言えるでしょうか。ほとんどシュートチャンスが無い中で、唯一訪れた決定機をきちっと決め切ったD・オリヴェイラには脱帽です。
一方、昨季同様FC東京相手に今季初黒星を喫する事になった広島としては、去年終盤のような事にならない為には交代で上手く変化をつける事が出来るようになる必要があるでしょうね。ドウグラス・ヴィエイラが復帰すれば、渡がその役割を果たせるのかもしれませんが…。
ガンバの金Jまでにベースボールシャツ企画終わってたらどうしよう。
ではでは(´∀`)