帰りは夜行バスでも行きは新幹線で行きたい…。
どーもこんばんは
さてさて、J1リーグは7月20日の第20節を終えると2週間の中断期間に突入します。
そしてその中断期間は欧州各国リーグもプレシーズンという事で、Jリーグチームvsヨーロッパ強豪クラブの試合が例年以上に多く組まれているのです!
…そこで今回は、今夏予定されているJリーグチームvsヨーロッパ強豪クラブの試合のマッチプレビュー的な事を行なっていきます!
それではスタートぉぉぉ!
7月19日19:00@日産スタジアム(横浜)
川崎フロンターレ基本データ
所属→明治安田生命J1リーグ
創設年→1997年
ホームタウン→神奈川県川崎市
ホームスタジアム→等々力陸上競技場
主なタイトル→J1リーグ優勝(2017、2018)
メインスポンサー→富士通(日本・総合ITベンダー)
監督→鬼木達(3年目)
チェルシーFC基本データ
所属→プレミアリーグ
創設年→1905年
ホームタウン→ロンドン西部チェルシー地区
ホームスタジアム→スタンフォード・ブリッジ
主なタイトル→プレミアリーグ(6回)、FAカップ(8回)、UEFAチャンピオンズリーグ(2011-2012)など
メインスポンサー→横浜ゴム(日本・タイヤ&ゴムメーカー)
監督→フランク・ランパード(新任)
【みどころ】
昨季のプレミアリーグでは開幕ダッシュに成功したものの、年末年始辺りから急激に失速して優勝争いから脱落したチェルシー。しかしそれでも、リーグでは異次元の強さを見せたマンチェスター・シティ、リバプールに次ぐ3位でフィニッシュし、ヨーロッパリーグも制して最終的には良い形でシーズンを終える事が出来た。だが、今季は補強禁止処分を喰らってしまい、更に追い討ちをかけるようにマウリツィオ・サッリ監督が電撃退任。そして絶対的エース、エデン・アザールのレアル・マドリード移籍まで決まってしまった。
そんな中でチェルシーの指揮を新たに執る事となったのがチェルシー史上最大のレジェンド、フランク・ランパードである。チェルシーファンなら「いつかは」と誰もが望んでいた状況が今年、一つ実現された。これをチェルシーにとっての悪夢にしない為にもチーム作りという意味で川崎戦は大きな意味を持つだろう。
川崎にとっては、風間八宏前監督時代から続けてきて、完成の域に到達しているポゼッションサッカーを見せつける良い機会と言える。そもそもパスサッカーが途上だった頃に行われたボルシア・ドルトムント戦は0-6の惨敗だったが、あの時よりも完成度・戦力ともに充実した今なら、勝機も見えてくる。
7月23日19:30@埼玉スタジアム2002
Rakuten CUP Supported by スカルプD
FCバルセロナ基本データ
所属→リーガ・エスパニョーラ
創設年→1899年
ホームスタジアム→カンプ・ノウ
主なタイトル→リーガ・エスパニョーラ(26回)、コパ・デルレイ(30回)、UEFAチャンピオンズリーグ(5回)、FIFAクラブW杯(2009、2011、2015)など
メインスポンサー→楽天(日本・IT企業)
監督→エルネスト・バルベルデ(3年目)
【みどころ】
今年もそうだし、プレシーズンのみならずクラブW杯を含めて、日本の地でJリーグクラブvs欧州ビッグクラブの対戦が行われた事は何度かある。しかし、日本国内で欧州のビッグクラブ同士が対決する機会というものは過去を見ても殆ど無いのではないか。そういう意味でも、いくらプレシーズンマッチとは言えども日本でFCバルセロナvsチェルシーという、UEFAチャンピオンズリーグで幾度と無く伝説とも呼ばれる名勝負を演じてきた2チームの戦いを日本で観られるのはとても貴重な機会だと言えるだろう。
バルサと言えばメッシ!というイメージが来るのは仕方ない事だが、恐らくリオネル・メッシを始め、ルイス・スアレス、フィリペ・コウチーニョといった南米勢はコパ・アメリカの兼ね合いで来日しない事が濃厚。しかしその代わり、このチェルシー戦はバルサにとって19-20シーズン最初のゲームとなる為、今季からバルサに加入したフレンキー・デ・ヨング、そしてアントワーヌ・グリーズマンといった選手のバルサデビュー戦となる可能性は高い。
7月27日18:00@ノエビアスタジアム神戸
Rakuten CUP Supported by スカルプD
ヴィッセル神戸基本データ
所属→明治安田生命J1リーグ
創設年→1966年
ホームタウン→兵庫県神戸市
ホームスタジアム→ノエビアスタジアム神戸
メインスポンサー→楽天(日本・IT企業)
監督→トルステン・フィンク(1年目)
【みどころ】
この試合の最大の見所は何と言っても、バルサとアンドレス・イニエスタの再会…この部分になるだろう。イニエスタという選手がバルサでどのような存在だったかという事など、もはやこの場で説明する必要もない。それだけに世界中の注目が注がれる試合になるだろうし、イニエスタにとってもバルサにとっても、そして観客にとってもエモーショナルな空間になる事は間違いない。ダビド・ビジャも元バルサで、スペイン代表時代の同僚も多くいる為、試合そのものよりオフ・ザ・ピッチに目が行く事になるのかもしれない。
試合としては、チームとしてバルサ化を進めようとしている神戸が、所謂本家相手にどういうサッカーを見せるかが争点となる。楽天というパイプもあるので、良い意味で「フレンドリーマッチ」という言葉が似合う試合となるのではないだろうか。
7月27日19:00@日産スタジアム(横浜)
GALAXY ENTERTAINMENT EUROJAPAN CUP 2019
横浜F・マリノス基本データ
所属→明治安田生命J1リーグ
創設年→1991年
ホームタウン→神奈川県横浜市
ホームスタジアム→日産スタジアム
主なタイトル→J1リーグ(1995、2003、2004)、ナビスコ杯(2001)、天皇杯(1992、2003)
メインスポンサー→日産自動車(日本・自動車メーカー)
監督→アンジェ・ポステコグルー(2年目)
マンチェスター・シティ基本データ
所属→プレミアリーグ
創設年→1880年
ホームタウン→マンチェスター
ホームスタジアム→エティハドスタジアム
監督→ジョゼップ・グアルディオラ(4年目)
【みどころ】
シティ・フットボール・グループが株主としてマリノスに参入してから早5年。エリク・モンバエルツ監督体制を経て2018年から就任したアンジェ・ポステコグルー監督が率いるチームは今、Jリーグで面白いサッカーをするチームとしての評判が高まっている。そして、マンチェスター・シティはまさしくマリノスの目指すサッカーの延長線上の頂点に位置するチームと言えるだろう。稀代の名将、グアルディオラ監督が率いて、昨季は圧倒的な強さで国内3冠を達成した彼らとの戦いは、いくらプレシーズンマッチとて得るものは大きいはず。
シティもまた、コパ・アメリカの影響でセルヒオ・アグエロ、エデルソン、ガブリエル・ジェズスといった選手の不参加が決定しているが、それでも日本をW杯で悪夢へと導いたケヴィン・デ・ブライネを始めとした、中盤やDFラインのシティのサッカーを支える面子の多くが来日を果たす。両チームのスタイル的にも見応えのある試合になるのでは。
ガンバvsマルセイユってどこ行った…?
ではでは(´∀`)