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Another One Bites The Dust 〜令和初のJリーグ閉幕を前に印象に残るシーズンを振り返ろう企画・第3回 2010年J1残留争い〜【2010年J1最終節特集】

2019年のJリーグも残すところあと僅かとなり、相変わらずの混戦模様となっている。

今年、2019年は言い換えると令和元年。となれば、平成に産声を上げたJリーグに於いて「令和初の王者」「令和初の昇格チーム」「令和初の降格チーム」が誕生するのだ。

そこで今回からは、過去のJリーグの歴史の中から印象に残った、大混戦のJリーグ優勝争い、昇格争い、残留争いを振り返る企画を進めていこうと思う。贔屓のチームを持っている方には良い思い出もあれば悪い思い出もあるだろう。ノスタルジーを楽しむものとして、暇な時にでも読んで頂きたい。

第3回では残留争いを取り上げていきたいと思う。Jリーグでは世界各国のリーグよりも遥かに多い頻度で「まさか降格すると思っていなかったチームの降格」という事象が起きる。2012年のガンバ大阪、2013年のジュビロ磐田、2014年のセレッソ大阪、そして昨年の柏レイソルなど…。今回はそれらと同様に、驚きの結末を迎えた2010年の残留争いについて振り返ってみたい。

 

2010年のJ1チーム

ベガルタ仙台(前年J2、1位)

モンテディオ山形(前年15位)

鹿島アントラーズ(前年1位)

浦和レッズ(前年6位)

大宮アルディージャ(前年13位)

FC東京(前年5位)

川崎フロンターレ(前年2位)

横浜F・マリノス(前年10位)

湘南ベルマーレ(前年J2、3位)

アルビレックス新潟(前年8位)

清水エスパルス(前年7位)

ジュビロ磐田(前年11位)

名古屋グランパス(前年9位)

京都サンガFC(前年12位)

ガンバ大阪(前年3位)

セレッソ大阪(前年J2、2位)

ヴィッセル神戸(前年14位)

サンフレッチェ広島(前年4位)

 

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序盤戦〜中断期間前

 

2010年のJリーグの最大の関心といえば、2007〜2009年にかけて3連覇を達成していた鹿島をどこが止めるのか、という部分だった。その有力候補として前年も最後の最後まで鹿島と優勝を争った川崎とガンバ、大型補強を敢行した名古屋に加えて、良い若手が育っていた浦和、清水、広島といったチームの名が挙がっていたが、確かにその中にはFC東京という名前も挙げられていた。城福浩監督体制になって3年目…2008年は6位、2009年は5位+ナビスコ杯を制覇し、今年こそはリーグで…!そんな想いも抱く開幕前だった事だろう。

開幕ダッシュに成功したのは浦和、清水、名古屋の3チーム。特に清水は開幕から10試合を7勝3敗の無敗で乗り切って首位に立つ。その一方で、期待されていた程勝点を積み上げられなかったのは引き分けが嵩んだガンバとFC東京の2チームだった。逆に下位に沈んだのは仙台、大宮、湘南、京都、神戸。…まぁ、言っちゃ悪いが、昇格組と残留争い常連組だ。

しかし、この年は6月に南アフリカワールドカップが開催される。その為、第12節を最後にJリーグは約2ヶ月の中断期間に突入した。…ご存知の通り、南アフリカW杯は日本サッカーの歴史に於ける大きな分岐点となった。それは純粋に、異国でのW杯で決勝トーナメント進出という偉業も勿論だが、このW杯を境に日本人選手の海外移籍が急増するのだ。この年のJリーグにとって、この南アフリカW杯というものは最終結果に大きな影響を及ぼす事となる。

 

第12節終了時(中断期間前)順位表)

1位 清水エスパルス(25)

2位 鹿島アントラーズ(24)

3位 名古屋グランパス(22)

4位 川崎フロンターレ(21)

5位 浦和レッズ(20)

6位 セレッソ大阪(19)

7位 横浜F・マリノス(18)

8位 アルビレックス新潟(17)

9位 サンフレッチェ広島(16)

10位 ガンバ大阪(15)

11位 ジュビロ磐田(15)

12位 FC東京(14)

13位 モンテディオ山形(14)

14位 ベガルタ仙台(13)

15位 ヴィッセル神戸(11)

16位 大宮アルディージャ(10)

17位 京都サンガFC(10)

18位 湘南ベルマーレ(9)

 

 

 

南アフリカW杯後〜中盤戦

 

日本中を熱狂の渦に巻き込んだ南アフリカW杯が終わり、Jリーグが帰ってくる。しかし、南アフリカW杯での日本代表は若い選手の活躍などが目立ち、それが世界に評価された結果、多くの選手がヨーロッパへと戦いの舞台を移した(※1)。それは即ち、選手を所有するJリーグクラブにとっては日本代表クラスの主力をシーズンの途中で失う事に繋がる。そんな選手の穴埋め補強なんて容易な事ではないし、この時のJリーグと言えば各チームが経営難に苦しんでおり、外国人枠(※2)なんてフルで使えているチームの方が少ないくらいで、外国人助っ人を獲得する事も難しい時代だった。要するに、夏の移籍がこの年の最終成績に直結してしまったのだ。

例えば上位陣であれば、内田篤人を失った鹿島、阿部勇樹を失った浦和、川島永嗣を失った川崎がじわじわと調子を落とし始める。逆に、主力の海外流出を回避した名古屋とガンバはここから一気に上位へと駆け上がって行く事になった。上位争いは鹿島、浦和、川崎、そして清水が調子を落とす中でも勝ち続けていた名古屋がいつの間にか独走体制に突入する。

 

※1 南アフリカW杯メンバー23名のうちJリーグ組は19人いたが、そのうちの5人が大会終了後に欧州移籍を果たした。

※2 当時の外国人枠は3人+アジア枠が1人の最大4人。

 

そして下位争いである。当時は下位3チームが自動降格を喫するシステムだっが、まず開幕当初から不振だった京都と湘南が早々に17位と18位の枠を埋め、残り一枠を争うサバイバルレースが始まる。この争いに参戦していたのは残留争いの常連である大宮と神戸、クラブ規模的に致し方ない仙台と山形が日替わりのように16位に入ったり抜け出したりしていたが、その中に場違いとも言える選手層を持つFC東京も巻き込まれていた。

この年のFC東京南アフリカW杯メンバーにも選ばれた今野泰幸を筆頭に、権田修一森重真人石川直宏平山相太米本拓司羽生直剛梶山陽平徳永悠平大黒将志など、タイトルも狙える選手層を保持していた。しかしFC東京も夏の海外移籍ラッシュに於いて、チームの大黒柱にまで成長していた長友佑都を失い、勝てる試合を落とし続ける悪循環に嵌った結果、着実に残留争いの一番ヤバいゾーンへと踏み込んでいく。そんな中、第25節で神戸が川崎に0-4で大敗を喫すると、そこから16位を抜け出せない。だが、他のチームも神戸を突き放す事が出来ないまま、山形、仙台、大宮、FC東京、神戸で一つの降格枠を争うロシアンルーレットのような残留争いが終盤戦へと雪崩れ込んでいった。9月なると、神戸は三浦俊也監督を解任して和田昌裕監督に、FC東京城福浩監督を解任して大熊清監督に運命を託す。

 

 

 

終盤戦

 

もはや残留争いからも離れたところで繰り広げられていた京都と湘南の最下位争いは、第30節の時点で京都が浦和に、湘南が清水に敗れた事で早々と降格枠を二枠埋める。しかし出遅れた分を取り戻すかのように、残留を争うチームはここから一気に巻き返しを図った。FC東京は第26節の仙台との直接対決で痛恨の黒星を喫したものの、そこからは第33節まで僅かに1敗。山形や仙台、大宮といった残留争いで比較的優位に立っているチームも、確実に勝点1を積み上げていった。そして何と言っても神戸は、一時は残留がかなり厳しいとも言われたが、第27節で3位のガンバを撃破すると、翌第28節では仙台との直接対決で勝利。その後、第33節まで1回も負けずに15位FC東京を猛追する。

そして迎えた第33節、敗れれば他会場の結果次第で降格の決まる可能性もあった神戸は、茂木弘人のゴールで清水を下してJ1残留の可能性を繋ぎ止める。大宮は新潟と引き分けて残留を決めた一方、仙台は終了間際の失点で広島に敗れ、FC東京も既に残留を決めた山形をホームに迎え、74分に平山相太のゴールで先制したにも関わらず、86分に田代有三に決められて勝利を逃す。最終節、残留争いは2つのイスを仙台、FC東京、神戸の3チームで争う…まさに椅子取りゲームのような構図となった。

 

2010Jリーグディビジョン1第33節

ヴィッセル神戸1-0清水エスパルス

2010年11月27日14:04@ホームズスタジアム神戸

神戸得点者:茂木弘人(83分)

 

2010Jリーグディビジョン1第33節

FC東京1-1モンテディオ山形

2010年11月27日17:32@味の素スタジアム

FC東京得点者:平山相太(74分)

山形得点者:田代有三(86分)

 

2010Jリーグディビジョン1第33節

大宮アルディージャ2-2アルビレックス新潟

2010年11月27日17:33@NACK5スタジアム

大宮得点者:ラファエル(19分)、深谷友基(64分)

新潟得点者:三門雄大(29分)、マルシオ・リシャルデス(39分)

 

第33節終了時

12位 モンテディオ山形(41)

13位 大宮アルディージャ(39)

14位 ベガルタ仙台(38)

15位 FC東京(36)

16位 ヴィッセル神戸(35)

17位 京都サンガFC(16)

18位 湘南ベルマーレ(16)

 

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最終節

 

事実上、残留争いの行方はFC東京or神戸…という見方がされていた。というのも、神戸はこの2チームと比べると得失点差で結構劣っていたので、勝点で抜かれる心配はない仙台は大丈夫だろうと見られていたからである。そして、仮にFC東京が負けたとしても、神戸が引き分けた場合は得失点差で神戸の残留は叶わない。神戸は何がなんでも勝利する事でしか残留への道は見出さず、その上でFC東京の結果を待つ必要があった。

 

しかし、である。

 

最終節の対戦相手…神戸陣営は対戦カードを恨んだ事だろう。神戸は敵地、埼玉スタジアム2002で浦和と戦う。後半戦の浦和は不振気味だったが、やはり戦力は揃っているし、アウェイの埼玉スタジアムというものはやはり独特の雰囲気を持つ…少なくともやりやすいワケのない環境だった。

対するFC東京もアウェイでの試合である事は共通している。だが問題は相手だ。FC東京はこの最終節まで京都戦というカードを残していたのだ。この年の京都は得失点差で最下位こそ免れていたが、33試合を戦って勝点を16しか獲得出来ておらず、既に降格も決まっているどころか、15位FC東京との勝点差は20にも開いていた。この年の湘南と京都は誰がどう見てもラッキーカードで、「神戸は勝てたとしても、京都か…。」という見解が多くを占めていたのも必然の流れであろう。そもそも京都は第27節から7連敗中。神戸側からすれば、他力本願ともまた違う感情を抱いていたのではないだろうか。

時は12月4日、全会場15:30にキックオフの刻を迎える。

 

 

 

絶対的に有利だと思われていたFC東京だったが、そもそも残留争いという戦いに慣れていないせいもあってか序盤から動きが硬く、京都に攻め込まれる時間が続いていく。残留争いという未知の戦いの中、実はFC東京は京都との対戦成績はよくなかったのだ。FC東京が仮に引き分ければ、神戸が浦和に勝った時点でアウト。だから守備に達して0-0でOK…という戦い方をする事も出来ない。

FC東京も一度落ち着きを取り戻すと、そこからは力の差を見せつけるように何度も京都ゴールに襲い掛かるようになった。しかし先制点を奪えないもどかしい時間が続くと34分、京都のドゥトラに決められてまさかの先制を許す。そしてほぼ同時刻に、埼玉では神戸が吉田孝行のゴールで先制点を奪っていた。前半が終わった時点でFC東京はビハインド、神戸はリード…このまま行けば降格のシチュエーションは、相手が京都という本来勝って当然の相手にリードを許している事がより一層FC東京の精神を蝕んでいく。

 

後半、またも埼玉に動きがあった。52分にまたしても吉田孝行、59分にはパク・カンジョがゴールを決めて、何と神戸が浦和を3-0で圧倒していたのだ。これで神戸の勝利が確定的になった事で、FC東京はもう攻めるしかなくなる。しかし…何度攻めても、何度攻めてもゴールが決まらない。65分の今野泰幸のシュートはギリギリのところでブロックされ、87分には京都の西野泰正が退場になって数的有利になっても、京都ゴールが余りに遠い…。

 

実はこの試合、当時中学生になりたてホヤホヤの私は西京極で観戦していた。ぶっちぎりでの降格が決まっていたサンガ側としては、同じ関西の神戸は最後に助けてやろうといった関西同盟的な気持ち…そしてFC東京を道連れにしてやろう的な気持ちがあって、どこか異様な雰囲気が西京極を包んでいた。

勿論、私もFC東京道連れじゃ!なんて息巻いていたから、サンガがリードしていただけに余計に神戸の結果も気になっていたのだが、当時の私は携帯を持っていなかったから知る術は無い。そんな時、後ろの席にいた男性が叫んだのだ。

 

「……神戸3-0で勝っとるやんけ!?」

 

この叫び、追い込まれたのは神戸ではなくFC東京となったその瞬間、スタジアムは更に異様な空気に包まれていく。まるで降格の決まったサンガの怨念が青赤の全てを呪おうとするかのように…。

 

そして迎えたアディショナルタイム、京都の大カウンターから決定的なピンチを迎え、GK権田修一がPKを与えてしまう。これを京都のディエゴが決めたその瞬間。FC東京の希望の全てが潰え、逆に崖っぷちまで追い込まれた神戸が奇跡のJ1残留を果たす。埼玉スタジアムでは神戸の誰もが優勝したかのような喜びっぷりを見せていた。

 

2010Jリーグディビジョン1第34節

京都サンガFC2-0FC東京

2010年12月4日15:32@西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場

京都得点者:ドゥトラ(34分)、ディエゴ(90+1分)

 

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2010Jリーグディビジョン1第34節

浦和レッズ0-4ヴィッセル神戸

2010年12月4日15:34@埼玉スタジアム2002

神戸得点者:吉田孝行(31分、52分)、パク・カンジョ(59分)、小川慶治朗(90+3分)

 

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2010年のJリーグ

 

1位 名古屋グランパス(72)

2位 ガンバ大阪(62)

3位 セレッソ大阪(61)

4位 鹿島アントラーズ(60)

5位 川崎フロンターレ(54)

6位 清水エスパルス(54)

7位 サンフレッチェ広島(51)

8位 横浜F・マリノス(51)

9位 アルビレックス新潟(49)

10位 浦和レッズ(48)

11位 ジュビロ磐田(44)

12位 大宮アルディージャ(42)

13位 モンテディオ山形(42)

14位 ベガルタ仙台(39)

15位 ヴィッセル神戸(38)

16位 FC東京(36)

17位 京都サンガFC(19)

18位 湘南ベルマーレ(16)

 

18年目にして悲願の初優勝を果たした名古屋は、ドラガン・ストイコビッチ監督の下で圧倒的な戦力を有し、第18節で首位に立ってから一度も陥落する事なく、第31節の時点で優勝を確定させた。Jリーグが1シーズン制になった2005年以降、最終節まで優勝争いが縺れ込まれなかったのは初めての事例である(※3)。

2位には序盤戦で不振だったガンバが入り、3位に入ったセレッソ大阪はJ1昇格チームの1年目としては史上最高の成績で、自力でのACL出場権を手にした(※4)が、一方で4連覇を目指した鹿島は最終節で4位に転落し、ACLの出場権まで逃してしまっている(※5)。

尚、最終戦で降格が決まったFC東京のGK権田修一は、試合後に「浦和に期待した僕がバカでした」と発言。これはかなり波紋を呼び、今日に至るまで散々ネタにされてしまう事になる。

 

※3 2ステージ制を導入した2015〜2016年を除けば、2012年の広島、2018年の川崎も最終節を待たずして優勝を決めている。

※4 J1昇格チームの最高成績は、この翌年に柏、2014年にG大阪がJ1昇格即優勝を達成した事で塗り替えられている。なお、C大阪は2014年に再びJ2降格を喫したが、再昇格を果たした2017年も3位となった。

※5 鹿島はリーグ戦では4位となってACL出場権を逃したものの、その後の天皇杯を制した事で自力で翌年のACL出場権を獲得している。

 

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その後…

 

まさかの降格となったFC東京だったが、J2でのシーズンに臨むにあたって主力は軒並み残留し、序盤は苦しんだが最終的には圧倒的な成績でJ1への復帰を果たした。また、京都はJ2では昇格争いに絡めなかったものの、終盤に調子を上げ、2011年度の天皇杯決勝でこの両チームは再び顔を合わせている(※6)。

奇跡の残留を果たした神戸に関しては、和田昌裕監督を続投させて挑んだ2011年シーズンはクラブ史上最高となる9位に輝いたが、翌2012年は2度の監督交代を経てJ2降格の憂き目を見た。だが、1年でJ1に復帰すると、そこからは親会社の楽天がより強く影響力を発揮するようになり、2017年夏のルーカス・ポドルスキ獲得に始まり、アンドレス・イニエスタダビド・ビジャの獲得などでJリーグで最も注目されるチームとなっている。なお、この最終節で2ゴールを挙げて残留に貢献した吉田孝行は2017年8月から2018年9月まで、2019年4月から2019年6月までの2度、神戸の監督を務めている。

 

※6 天皇杯の決勝がJ2チーム同士の対戦になるのは史上初。なお、この試合ではFC東京が4-2で勝利し、初の天皇杯優勝を飾っている。

 

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今年の残留争いの行方は、プレーオフか自動降格で湘南と松本が一騎打ちのような構図になった。最終戦は言うまでもなく、この2チームの直接対決だ。勝ったとてまだプレーオフがあるから天国とは言えないが、一つの勝敗が天か地を分ける運命の一戦だ。JリーグJリーグたる面白さは実は、優勝争いとは違うところだったりもする…。