
11月30日に行われるJ1第37節において、来季に関わる順位が確定する一部チームのJ1優勝争い、J1残留争いの確定・消滅条件をまとめていきます。試合観戦の際に、是非ご参考にして頂けたら幸いです。
◯=勝利
△=引き分け
●=敗北
【第36節終了時点の順位表】
1位 鹿島アントラーズ(70)
2位 柏レイソル(69)
3位 ヴィッセル神戸(63)
4位 京都サンガFC(62)
5位 サンフレッチェ広島(62)
6位 川崎フロンターレ(57)
7位 FC町田ゼルビア(57)
8位 ガンバ大阪(54)
9位 浦和レッズ(53)
10位 セレッソ大阪(52)
11位 FC東京(48)
12位 アビスパ福岡(45)
13位 清水エスパルス(44)
14位 東京ヴェルディ(43)
15位 ファジアーノ岡山(42)
16位 横浜F・マリノス(40)
17位 名古屋グランパス(40)
18位 横浜FC(32)
19位 湘南ベルマーレ(29)
20位 アルビレックス新潟(23)
【2025明治安田J1リーグ第37節】
《11月30日14:00》
東京ヴェルディ(14位)vs鹿島アントラーズ(1位)@味の素スタジアム
FC町田ゼルビア(7位)vs名古屋グランパス(17位)@町田GIONスタジアム
川崎フロンターレ(6位)vsサンフレッチェ広島(5位)@Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
横浜F・マリノス(16位)vsセレッソ大阪(10位)@日産スタジアム
横浜FC(18位)vs京都サンガFC(4位)@ニッパツ三ツ沢球技場
湘南ベルマーレ(19位)vs清水エスパルス(13位)@レモンガススタジアム平塚
アルビレックス新潟(20位)vs柏レイソル(2位)@デンカビッグスワンスタジアム
ヴィッセル神戸(3位)vsFC東京(11位)@ノエビアスタジアム神戸
ファジアーノ岡山(15位)vs浦和レッズ(9位)@JFE晴れの国スタジアム
アビスパ福岡(12位)vsガンバ大阪(8位)@ベスト電器スタジアム
【オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。】
↓
①J1優勝争い
第36節で京都・神戸・広島が優勝争いから脱落し、残り2試合で優勝の可能性を残すのは1位鹿島・2位柏の2チーム。一騎打ちの構図となった。
今節は鹿島が柏の結果次第では優勝を確定させられる可能性を持っている。
鹿島アントラーズ(1位)
vs東京V(A)@味スタ
勝利した場合→柏が●で優勝決定。柏が△以上の場合、優勝の可能性は最終節に持ち越される。
引き分け以下の場合→優勝の可能性は最終節に持ち越される。
柏レイソル(2位)
vs新潟(A)@デンカS
引き分け以上の場合→優勝の可能性を最終節まで持ち越せる。
敗れた場合→鹿島が○だった場合、優勝の可能性が消滅する。鹿島が△以下であれば優勝の可能性を最終節まで持ち越せる。
②ACL圏内争い(2位以上)
26-27シーズンのACL出場枠は昨年と同様ACLEに3クラブ、ACL2に1クラブとなっている。
しかし天皇杯優勝チームにACL2出場圏が与えられる事には変わりないが、昨年は上位3クラブにACLE出場圏が与えられていたのに対し、今季は1枠を2026年に行われる明治安田Jリーグ百年構想リーグの優勝クラブに与えられる事になっている為、J1リーグ戦に於けるACL出場枠は上位2クラブとなっている。
既に1位鹿島が2位以内を確定させており、2位以内に入る可能性があるのは2位柏・3位神戸の2チーム。今節では柏が2位以上を確定する可能性がある。ただし、現在進行中のACLEで神戸・広島・町田のいずれかが優勝した場合はJ1リーグ2位のクラブの出場権が無くなるフォーマットとなっているので、2位以上確定=ACL出場確定ではない。
なおJ1リーグで2位以内に入ったクラブが百年構想リーグを制した場合のACLE出場権は天皇杯及び百年構想リーグの準優勝クラブではなく、J1リーグ戦の次点順位のクラブ(3〜4位)に与えられる事になる。その為、今季の上位2チームか天皇杯を制してACL2出場権を獲得した町田のいずれかが百年構想リーグを制した場合のACL出場権はリーグ戦順位に基づいて繰り下げられる為、3位以下確定=ACL出場の可能性が消滅するという訳ではなく、3位以内であればACLE及びACL2出場の可能性を残す事ができる。なお、3位以内の可能性を残しているのは5位広島までのチームとなっており、鹿島の2位以上、柏の3位以上は既に確定している。
柏レイソル(2位)
vs新潟(A)@デンカS
引き分け以上の場合→2位以上が確定する。
敗れた場合→神戸が△以下で2位以上が確定する。神戸が○の場合、2位以上確定は最終節に持ち越しとなる。
ヴィッセル神戸(3位)
勝利した場合→柏が●で2位以上の可能性を最終節まで残せる。柏が△以上であれば3位以下が確定する。京都と広島が共に●であれば3位以上は確定する。
引き分け以下の場合→3位以下が確定する。
京都サンガFC(4位)
サンフレッチェ広島(5位)
vs川崎(A)@U等々力
引き分け以上の場合→今節での4位以下確定は回避できる。
敗れた場合→神戸が○の場合、今節で4位以下が確定する。神戸が△以下であれば3位以上の可能性を最終節まで残せる。
③J1残留争い(17位以上)
第35節で19位湘南と20位新潟、第36節で18位横浜FCの降格が決定した為、今季のJ1残留争いは前節の第36節の時点で決着している。
ではでは(´∀`)