BOØWYにエリートとかいう曲あったな
どーもこんばんは
さてさて、AFCチャンピオンズリーグエリート2025/26の開幕が迫って参りました。新しい方式で行われる第2回大会。そして日本勢は3大会連続の決勝進出にしてここ2年は連続して準優勝となっていますので、サウジの脅威に代表される苦しい背景がありながらも、なんとか上を目指して欲しいところです。
というわけで、今回のブログでは「AFCチャンピオンズリーグエリート2025/26 観戦ガイド」を作っていきたいと思います。
今回のブログでは各チームの試合日程のみならず、日本勢4チームの展望、過去のACLでの日本勢の歴史なども書いていきます。また、今大会から大会方式が大きく変貌しましたので、そこの説明を載せていけたらと。
内容も状況に合わせて随時更新していく予定ですので、是非ブックマークなんかにも入れてもらえると幸いです。
【お品書き】
《ACL2 観戦ガイド》
①リーグステージ概要
②決勝トーナメント組み合わせ
③現段階で予定されている決勝トーナメントを含めた大会の流れ
④日本勢3チームの紹介と試合日程
⑤AFC加盟国の各国リーグの紹介
⑥過去にACLで躍進した日本勢の軌跡
⑦過去にACLで実現した日本勢対決
⑧過去のACLガイド
⑨RK-3各種コンテンツ
【ACL2 観戦ガイドはこちらから!】
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(後日更新予定)
【オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ】
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①リーグステージ概要
一応23/24以前から24/25以降への変更点も改めておさらいしておきます。
【従来のグループステージからの変更点】
・これまでは4チームで構成されたグループリーグでの結果によって決勝トーナメント進出チームが決まっていたが、今回はグループリーグという概念が無く、東地区と西地区のそれぞれ12チームが一つのグループという形式で行われる「スイス式トーナメント」が採用される。
・各チームは12チームのうち毎試合異なる8チームと対戦。各チームはホーム4試合、アウェイ4試合の全8試合を行うがホーム&アウェイでは無く、1つのチームとはホームかアウェイのどちらかで1試合しか行わない。
【決勝トーナメント進出の条件】
・12チームのうち、上位8チームが決勝トーナメントに進出する。
・勝点が並んだ場合は全8試合での得失点差>総得点>勝利数の順で順位を決定。それでも順位が決まらない場合、当該クラブ同士が最終節で同会場にいた場合はPK戦を実施し、他会場にいる場合はフェアプレーポイントで順位を決する。それでも決しない場合は抽選にて決定する。
【西地区】
《出場チーム》
トラークトゥール(イラン)
ナサフ(ウズベキスタン)
アル・ショルタ(イラク)
アル・ドゥハイル(カタール)
【東地区】
《出場チーム》
ヴィッセル神戸(日本)
サンフレッチェ広島(日本)
FC町田ゼルビア(日本)
蔚山HD FC(韓国)
江原FC(韓国)
FCソウル(韓国)
上海海港(中国)
上海申花(中国)
ブリーラム・ユナイテッド(タイ)
メルボルン・シティ(オーストラリア)
ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)
成都蓉城(中国)
②決勝トーナメント組み合わせ
ラウンド16は東西それぞれ1位vs8位、2位vs7位、3位vs6位、4位vs5位の組み合わせで行われる。準々決勝の組み合わせは進出チーム決定後に抽選が行われる。
23/24以前は準決勝までも東西で分かれており、決勝戦のみ東地区と西地区が対戦するトーナメントになっていたが、今回は東西を分けて行うのはラウンド16までとなっており、準々決勝以降は4月末にサウジアラビアで8チームによるセントラル方式のトーナメントにて行われる。その為、準々決勝以降はホーム&アウェイではなく1試合で決着をつける形で開催される。
③現段階で予定されている決勝トーナメントを含めた大会の流れ
予選ステージ:2025年8月12日
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《グループステージ 》
西地区:2025年9月15日〜2026年2月17日
東地区:2025年9月16日〜2026年2月18日
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ラウンド16:2026年3月2〜11日
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《サウジアラビアセントラル開催》
準々決勝〜決勝:2026年4月17〜25日
④日本勢3チームの紹介と試合日程
【チーム情報】
監督:吉田孝行(4年目)
2024年J1リーグ成績:優勝
ACLE最高成績:ベスト4(2020)
直近のACLE成績:ラウンド16(2024/25)
ACLE出場歴:4回(2020,2022,2024/25)
ホームスタジアム:神戸市御崎公園球技場(兵庫県神戸市)
胸スポンサー:楽天モバイル
ユニフォームサプライヤー:アシックス
【試合日程】
※日本時間で表記。( )内は現地時間
2025年
LS① 9月17日21:15(20:15) vs上海海港@浦東(A)
LS② 10月1日19:00 vsメルボルン・C@御崎公園(H)
LS③ 10月22日19:00 vs江原@春川松岩(A)
LS⑤ 11月26日21:15(20:15) vs上海申花@上海(A)
2026年
LS⑦ 2月10日19:00 vsFCソウル@御崎公園(H)
LS⑧ 2月18日21:15(19:15) vsジョホール@ジョホール(A)
ACL出場自体は4回目だが、数年前から「神戸からアジアへ」をスローガンに掲げているクラブにとしては、Jリーグ2連覇かつ天皇杯も制した絶対王者として挑むACLとなるだけに、アジアの舞台で明確な結果を残していきたい時期だと言える。絶対的エースである大迫勇也を筆頭に武藤嘉紀、酒井高徳といった日本のレジェンドがずらりと顔を揃えた布陣は東アジアでは屈指のタレント集団だが、近年は大迫や武藤をかいたような試合でも山川哲史、佐々木大樹、宮代大聖といった選手が中心となり、一時期言われていた「大迫依存問題」にも解決を見出している。
2020年大会は準決勝であまりにも悔しい形で大会を去り、2022年はベスト8進出を果たしながらも残留争いに巻き込まれたリーグ戦との兼ね合いで不完全燃焼に終わり、リーグ王者として満を持して挑んだ前回大会はまさかの大逆転負けでファイナルラウンド進出さえも逃した。三木谷浩史会長を筆頭にアジア制覇を念頭に置いた積極投資をやり続けてきた歴史があるだけに、オリジナル10以外のJクラブとして初の優勝を果たし、楽天の盛大な野望に一つの完成形を飾りたい。
【チーム情報】
監督:ミヒャエル・スキッベ(4年目)
2024年J1リーグ成績:準優勝
ACLE最高成績:ベスト16(2014,2019)
直近のACLE成績:ベスト16(2019)
ACLE出場歴:6回(2010,2013,2014,2016,2019)
胸スポンサー:マツダ
ユニフォームサプライヤー:ナイキ
【試合日程】
※日本時間で表記。( )内は現地時間
2025年
LS① 9月16日17:45(16:45) vsメルボルン・C@メルボルン(A)
LS② 9月30日19:00 vs上海海港@広島(H)
LS④ 11月4日19:00 vs江原@広島(H)
LS⑤ 11月25日21:15(20:15) vs成都@成都(A)
LS⑥ 12月10日19:00 vs上海申花@広島(H)
2026年
LS⑦ 2月10日19:00 vsジョホール@広島(H)
LS⑧ 2月17日19:00 vsFCソウル@ソウル(A)
2連覇中の神戸と共に、近年のJリーグで最も安定した好成績を収めているクラブ。スキッベ監督が2022年に就任して以降、2年連続の3位から昨季は準優勝を飾った。無論、首位を走った期間もあっただけに悔しいV逸でこそあったが、今季も含めてスキッベ体制で築いたサッカーは円熟味を増している。
これまでの広島と言えば地方クラブとしてあまり資金的に裕福なクラブではない事情もあり、若手育成に注力しつつも手塩にかけて育てた若手選手を次々と引き抜かれてしまう事情があった。しかし2024年より広島サッカースタジアムが完成すると連日の大盛況からクラブの収入も爆増。ここ2年は「獲られるクラブ」から「獲るクラブ」に移行しており、スキッベ体制で築いた完成度の高い3-4-2-1にジャーメイン良や田中聡といった即戦力の獲得に成功。夏にはFCソウルとの古巣対決が待つキム・ジュソンも迎え入れた。育成の強さも相変わらずで、中島洋太朗という新たなスターも台頭した磐石のチーム状態となった。
スキッベ体制4年目、新たなる本拠地を手にした彼らにとってはまさしく全てが揃ったシーズン。2024年シーズンのホーム最終節で 「いち地方クラブではなくJリーグを引っ張っていく存在になる」と叫んだ言葉を示すようなインパクトに期待したい。
【チーム情報】
監督:黒田剛(3年目)
2024年J1リーグ成績:3位
ACL出場歴:初出場
ホームスタジアム:町田市立陸上競技場(東京都町田市)
胸スポンサー:サイバーエージェント
【試合日程】
※日本時間で表記。( )内は現地時間
2025年
LS① 9月16日19:00 vsFCソウル@町田(H)
LS② 9月30日21:15(19:15) vsジョホール@ジョホール(A)
LS③ 10月21日21:15(20:15) vs上海海港@浦東(A)
LS④ 11月4日19:00 vsメルボルン・C@町田(H)
LS⑤ 11月25日19:00 vs江原@春川松岩(A)
LS⑥ 12月9日19:00 vs蔚山@町田(H)
2026年
LS⑦ 2月10日19:00 vsジョホール@町田(H)
LS⑧ 2月17日19:00 vsFCソウル@ソウル(A)
クラブとしての野望を強く抱いた戦闘集団は遂にアジアの舞台まで辿り着いた。かつてはJ1リーグはおろか、J2とJ3/JFLを行き来すると共に「J2優勝しても昇格できない」という状態だったのがわずか7年前。そこから藤田晋社長率いるサイバーエージェントの参入以降、スタジアムの改修、クラブハウス及び練習場の建設、そして大幅な戦力増強を繰り返した結果、2023年にJ2優勝、2024年はJ1初参戦にして最終節まで優勝争いを繰り広げた。そして今年、ほんの数年前まで想像さえもしていなかったアジアの舞台での戦いに挑む。
2023年より就任した黒田剛監督就任当初はJ2で活躍した選手を根こそぎ集めた「J2オールスター」的なチーム編成となっていたが、J1昇格後は日本代表クラスの選手の補強に着手し、チームとしてのフォルムチェンジに成功。今では町田から谷晃生、中山雄太、相馬勇紀、望月ヘンリー海輝、昌子源、ネタ・ラヴィといった代表クラスの選手を揃え、アジアの舞台で戦う上では韓国代表のナ・サンホとオ・セフン、オーストラリア代表のミッチェル・デュークの存在も実に心強い。東側では出場チームの中でもトップクラスの戦力層だろう。
藤田社長は2019年に、まだJ1昇格すら夢のまた夢だった時代に「2024年にJ1優勝、2025年にACL制覇」という目標を掲げている。J1優勝は2024年には達成できなかったが3位という成績を残し、2025年のACL制覇を達成可能な目標まで持ってきた。町田のサクセスストーリーは完成するのかどうか。初挑戦のアジアの舞台での戦いに注目が集まる。
⑤AFC加盟国の各国リーグの紹介
※サウジアラビア編以外は全て2〜3年前の記事になりますので、情報に著しいタイムラグが発生しています。
⑥過去にACLで躍進した日本勢の軌跡
【過去の日本勢の成績】
2002/03:鹿島(GS敗退),清水(GS敗退)
2004:横浜FM(GS敗退),磐田(GS敗退)
2005:横浜FM(GS敗退),磐田(GS敗退)
2006:G大阪(GS敗退),東京V(GS敗退)
2008:浦和(ベスト4),鹿島(ベスト8),G大阪(優勝)
2009:鹿島(ベスト16),G大阪(ベスト16),川崎F(ベスト8),名古屋(ベスト4)
2010:鹿島(ベスト16),G大阪(ベスト16),川崎F(GS敗退),広島(GS敗退)
2011:名古屋(ベスト16),鹿島(ベスト16),G大阪(ベスト16),C大阪(ベスト8)
2012:柏(ベスト16),FC東京(ベスト16),名古屋(ベスト16),G大阪(GS敗退)
2013:広島(GS敗退),柏(ベスト4),仙台(GS敗退),浦和(GS敗退)
2014:広島(ベスト16),横浜FM(GS敗退),川崎F(ベスト16)、C大阪(ベスト16)
2015:G大阪(ベスト4),浦和(GS敗退),鹿島(GS敗退),柏(ベスト8)
2016:広島(GS敗退),G大阪(GS敗退),浦和(ベスト16),FC東京(ベスト16)
2017:鹿島(ベスト16),川崎F(ベスト8),浦和(優勝),G大阪(GS敗退)
2018:川崎F(GS敗退),鹿島(優勝),C大阪(GS敗退),柏(GS敗退)
2019:川崎F(GS敗退),浦和(準優勝),広島(ベスト16),鹿島(ベスト8)
2020:横浜FM(ベスト16),神戸(ベスト4),FC東京(ベスト16)
2021:川崎F(ベスト16),G大阪(GS敗退),名古屋(ベスト8),C大阪(ベスト16)
2022:川崎F(GS敗退),浦和(優勝),横浜FM(ベスト16),神戸(ベスト8)
2023/24:横浜FM(準優勝),甲府(ベスト16),川崎F(ベスト16),浦和(GS敗退)
2024/25:神戸(ベスト16),横浜FM(ベスト8),川崎F(準優勝)
日本勢で過去にACLを優勝したのは浦和、G大阪、鹿島の3チームで、浦和のみが複数回の優勝 を経験している。また、日本勢で準優勝の経験を持っているのは浦和と横浜FM、川崎Fの3チーム。上記3チーム以外で準決勝に駒を進めた事があるのは名古屋、柏、神戸の3チームで、浦和とG大阪は優勝大会とは別にベスト4進出経験を有する。
日本勢で最もACLに出場しているのはG大阪で10回。鹿島と浦和が9回でそれに続いているが、決勝トーナメント進出が最も多いのは鹿島の7回で、次点が浦和の6回。J2クラブがACLに出場するのは2006年の東京Vと2023/24年と甲府と2度あり、特に甲府は決勝トーナメントに進出した事で大きな話題となった。
Jリーグ自体が群雄割拠なリーグになっている事もあり、かつては韓国勢や中国勢と比べて日本勢は出場チームが年ごとに取っ替え引っ替え状態になっている事がJリーグ勢が苦戦する要因の一つとも言われたほどだったが、近年のJリーグは川崎と横浜FMの2強とも呼ばれる時代が続き、神戸も2020年以降で3回目の出場になるなどACL経験を積んだクラブも増えてきている。日本勢の成績も近年は劇的に向上しており、2022年の浦和、2023/24の横浜FM、2024/25の川崎Fと3大会連続での決勝進出となった。
⑦過去にACLで実現した日本勢対決
【2008年】
【2009年】
準々決勝 名古屋グランパス4-3(1-2,3-1)川崎フロンターレ
【2011年】
【2017年】
準々決勝 浦和レッズ5-4(1-3,4-1)川崎フロンターレ
【2019年】
ラウンド16 サンフレッチェ広島3-3(0-1,3-2)鹿島アントラーズ※アウェイゴールにより鹿島が勝利
【2022年】
ACLで初の日本勢対決でいて、多くの人の印象に強く残っているのは2008年の浦和vsG大阪の試合だろう。当時は同カードが「ナショナルダービー」と称されるほど高い注目度と強いライバル意識があった中で、前年度王者という立場だった浦和にG大阪が挑む格好になった。第1戦を1-1で折り返した第2戦、敵地埼玉スタジアムで先制されながらも、鮮やかな逆転劇でG大阪が3-1で勝利した試合は、その後ガンバがアジア制覇を成し遂げた事も含めて伝説とされている。
2017年の準々決勝、浦和vs川崎も印象的なゲームで、第1戦を川崎が3-1で内容を含めて完勝した事で勝負の行方は決したかと思われた。しかし浦和ホームでの第2戦、川崎が退場者を出した事もあって浦和が猛反撃を行い、1点ビハインドで迎えたラスト10分から試合をひっくり返した浦和が4-1で勝利して準決勝進出。その後のACL制覇に繋げた。
2022年大会ではベスト16の舞台で横浜FMと神戸が対戦。リーグ戦では首位の横浜FMと降格圏を抜け出せない神戸という対照的な立場で迎えた一発勝負だったが、シンプルだが迫力のある攻撃機会を多く作った神戸が3-2で横浜FMを下してベスト8進出を果たしている。
⑧過去のACLガイド
2020年
↓
2021年
↓
2022年
↓
2023/24
↓
2024/25
↓
↓
ガンバ大阪、過去のACLで印象的な逆転劇(YouTubeラジオ)
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⑨RK-3各種コンテンツ
私自身、SNSやら音楽制作やら色々やっております。是非当ブログの記事にご興味を持っていただけましたら、そちらも楽しんでいただけると幸いです!
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ではでは(´∀`)