RK-3はきだめスタジオブログ

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単なるレベル差という勿れ〜ACL2 2025/26 グループF第5戦 東方足球隊 vs ガンバ大阪 マッチレビュー&試合考察〜

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それではお聴きください、星原健太さんで東方的威風

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビューは2025/26 AFCチャンピオンズリーグ2 グループF第5節、東方足球隊 vs ガンバ大阪 の一戦です!

 

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シーズンも佳境。リーグ戦も残り2試合という状況下。

ガンバは国内タイトルの可能性はなく、リーグ戦の残留も決まっている立場ではありますが、モチベーションの担保が難しい中でもタイトルを目指す戦いに身を置く権利は有しています。

 

 

とはいえ、ガンバは前節のナムディン戦を1-0で制し、見事グループステージ突破を決めました。つまり今季の残り試合はいずれも、来年に関わる順位を決める試合ではないという側面があります。

そんな中で発表されたポヤトス監督の退任決定。

 

 

この3年間、紆余曲折の日々の中で、ガンバはスペインの知将と共に地面を固め、その上を確かに歩いてきた。その事の証明が今日という日を異国で迎えている事実そのものでしょう。ポヤトス体制はその集大成を問うフェーズに来た。香港の地で今まで築いたものを、そして来年にぶつける気概を見せつけ、このグループの全勝突破を目指して欲しいところです。

両チームスタメンです。

 

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既に決勝トーナメント進出を決めているガンバですが、クラブから負傷離脱が発表された初瀬亮に加え、宇佐美貴史とイッサム・ジェバリもメンバー外に。一方、リーグ戦は福岡将太、ACL2では三浦弦太がそれぞれ中谷進之介と組む形がCBの基本形でしたが、今日は今季初めて福岡と三浦がCBを組む形となり、トップ下には名和田我空が公式戦では5月のルヴァン杯磐田戦以来となる先発に抜擢されました。今日はユース組の山本天翔、中積爲もメンバー入りです。

 

 

 

本日の会場は香港、旺角大球場です。

英語名ではムンコック・スタジアムとなる香港政府が所有する球技場で、かつては陸軍球場という名称だった時期も。スタンドの屋根が特徴的な形状をしているスタジアムで、欧州クラブが香港でプレシーズンマッチを行う際には公開練習の会場になったこともあるそうで。なお、東方のみならず傑志体育会もホームスタジアムとして使用しています。

近隣には雀仔街とも呼ばれる園圃街雀鳥花園が位置し、このスタジアムを地下を活性化させるランドマークとする為に2011年に改築。施設面ではモダンな機能性にアップデートされています。

 

 

 

 

立ち上がりは東方が前に出てくる場面もありましたが、ガンバもしっかりと対応しながら自陣でのビルドアップを構築。そして開始早々の4分、ガンバはDFラインでのビルドアップから安部柊斗が長いボールを入れると、ファーストタッチを頭で上手くコントロールした山下諒也が冷静に仕留めてガンバ先制!

 

 

基本的に試合はガンバが常に主導権を持っていた中で19分、今度はガンバがセットプレーを獲得すると、こぼれ球を拾った山下の折り返しをファーサイドの福岡将太が折り返すと、そのボールがそのままニアのネットに刺さる形でガンバ追加点!!福岡からすればまさしく恩師に捧げる一撃に。

更に33分には左サイドで獲得したFKをクイックリスタートで攻撃に繋げると、左サイドでの細かいパスワークから黒川圭介の折り返しに安部が詰めて3点目!

 

 

東方が思っていたより前から出てきたというところに意外性はあったものの、自陣からのビルドアップを基軸に敵陣にボールがある時には上手く連動しながらプレーできていたガンバは、基本的に前半のほとんどの時間を危なげなく過ごすことに成功していました。

前半終了間際にこそ一度セットプレーからの混戦で危ない場面はありましたが、GK東口順昭を中心にしっかりと阻止。前半はほぼ完璧なゲームコントロールで終えます。

 

 

 

ガンバは後半から山下を下げて奥抜侃志を左サイドで投入。食野亮太郎を右にスライドさせます。

後半は特に東方が前半よりは構える形で守ってきたこともあり、両SBの半田や黒川を使ってかなりワイドな陣形を敷いたところでボールを動かせるようになっていめした。後半開始早々に食野の折り返しから名和田が決定機の場面を作るも、東方も最後のところはなんとか粘りつつ、それでもガンバのターンの時間はずっと続く形のゲームに。

 

 

 

59分にはガンバが左サイドのところでボールを動かしながら、東方がガンバの左サイドに寄ったところを鈴木徳真が鮮やかなサイドチェンジ。これを見逃さなかった半田が一気に裏に抜けて折り返すと、最後はヒュメットが押し込んで4点目!

 

 

64分には安部と黒川を下げて倉田秋と岸本武流を投入し半田を左にスライド。73分にはヒュメットを下げて南野遥海を送り込みます。

多くのガンバサポがずっと待ち続けた瞬間が生まれたのは75分でした。三浦の絶妙なフィードを胸で受けた名和田はまさしく宇佐美を彷彿とさせふ巧みなステップワークからコースを作り出して右足一閃!!開幕スタメンを飾るなど期待されながらもなかなか出場機会を得られなかった次世代のクラッキがあまりにも鮮やかなゴールを決めて5点目!!

 

 

終盤は半田を下げて佐々木翔悟を投入するなど、名和田や南野を含めてリーグ戦での起用が少ない選手も送り込むなどこの試合だからこそできる振る舞いも見せながら、尚且つ試合をしっかりと支配しきって勝利したガンバ。ポヤトスガンバとしての集大成を見せていくべきこの季節に素晴らしい勝利でF組の首位通過を決めました!

 

 

 

東方にとっても消化試合だったという背景もあるとは思いますが、東方がパナスタでの第1戦と比較しても前へのアクションを序盤から起こしてきたので、そこでガンバは第1戦よりもやりやすかった、元々東方との間にある実力差や戦力差を純粋に見せられるゲーム展開になったと思います。

特に前半は東方も前からプレスに出ようとする意思はありましたし、同時に彼らも離脱者が多かった事もあって、1点目の自陣でのビルドアップから一気に長いボールを通せたシーンのようにガンバとしては相手をいなしやすかった。問題は相手が背後に抜けてきた時にどうするか…というところでしたが、そこに対しても三浦と福岡の2人でほぼ防ぐ事が出来ましたし、そこで半田と黒川を前に出しつつ両WGを少しインサイド気味に置くことができたのもガンバのプレーをしやすくさせたかなと。

当然ながらそれは別に「東方が引かなかったから攻めれた」というだけで片付けるべき話ではなく、ポヤトス体制でガンバは根気の悪い時期も含めてビルドアップの基本的なベースはしっかりと構築、維持できていましたから、東方との実力差を考えると、東方があのスタンスで来た時にパニックにさえならなければ"いつも通り"のシステムにさえゲームを乗せれば少なくとも試合は支配できる。決して言葉で言うほど簡単ではない"いつも通り"をガンバがしっかりと見せ、東方が構えてきた後半は前半のベースを軸に前進しつつ、食野や奥抜の内寄りにタメとスペースを作った動きに半田や黒川がしっかりと応えていったように、相手に対して確実にタスクをこなした結果が今日の5-0でしょう。後半のヒュメットの得点に至る流れはまさしくスペースを作る、見る、使う…といったポヤトス監督が就任当初から口酸っぱく求めたプレーを見せたようなゴールでしたし。何か名和田のきっかけになってほしい1点が決まったところも含めて、この試合で欲しかったものは大体手に入ったようなゲームだったのではないでしょうか。

 

 

プロジェクトG

ではでは(´∀`)