11月5日に行われるJ1第34節(最終節)において、一部チームの優勝、ACL、残留、降格に関わる決定条件をまとめていきます。
試合観戦の際に、是非ご参考にして頂けたら幸いです。
◯=勝利
△=引き分け
●=敗北
【明治安田生命J1リーグ第32節】
1位 横浜F・マリノス(65)
2位 川崎フロンターレ(63)
3位 サンフレッチェ広島(54)
4位 セレッソ大阪(51)
5位 鹿島アントラーズ(51)
6位 FC東京(49)
7位 柏レイソル(47)
8位 浦和レッズ(44)
9位 名古屋グランパス(43)
10位 北海道コンサドーレ札幌(42)
11位 サガン鳥栖(41)
12位 ヴィッセル神戸(40)
13位 湘南ベルマーレ(38)
14位 アビスパ福岡(37)
15位 ガンバ大阪(36)
16位 京都サンガFC(35)
17位 清水エスパルス(33)
18位 ジュビロ磐田(29)
【2022明治安田生命J1リーグ第34節(最終節)】
全会場11月5日14:00
北海道コンサドーレ札幌(10位)vs清水エスパルス(17位)@札幌ドーム
鹿島アントラーズ(5位)vsガンバ大阪(15位)@茨城県立カシマサッカースタジアム
浦和レッズ(8位)vsアビスパ福岡(14位)@埼玉スタジアム2002
柏レイソル(7位)vs湘南ベルマーレ(13位)@三協フロンテア柏スタジアム
FC東京(6位)vs川崎フロンターレ(2位)@味の素スタジアム
ジュビロ磐田(18位)vs京都サンガFC(16位)@ヤマハスタジアム
セレッソ大阪(4位)vs名古屋グランパス(9位)@ヨドコウ桜スタジアム
ヴィッセル神戸(12位)vs横浜F・マリノス(1位)@ノエビアスタジアム神戸
サガン鳥栖(11位)vsサンフレッチェ広島(3位)@駅前不動産スタジアム
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↓
①優勝争い
優勝の可能性があるのは1位横浜FMと2位川崎。
言うまでもなく自力で優勝を決められる立場なのは横浜FMで、川崎は勝利のみが絶対条件となる。
横浜F・マリノス(1位)
vsヴィッセル神戸(A)14:00@ノエビアスタジアム神戸
勝利した場合→優勝決定!
引き分けた場合→川崎が△以下で優勝決定。ただし、川崎が○の場合も川崎が11点差以上での○となる必要があるので、現実的な可能性として△でも優勝と考えていい。
敗れた場合→川崎が△以下で優勝決定。川崎が○の場合は2位となり、優勝は川崎となる。
川崎フロンターレ(2位)
勝利した場合→横浜FMが●の場合、優勝決定。横浜FMが△の場合は得失点差勝負だが、11点差以上の○である必要があるので、横浜FMの△以上で2位が確定と考えていい。
引き分け以下の場合→2位が確定し、優勝は横浜FMとなる。
②ACL圏内争い(3位争い)
ACL出場圏内となる3位以内に入る可能性を残しているのは3位広島、4位C大阪、5位鹿島の3チーム。3位広島のみ自力で3位を確定させられる権利を有する。
尚、天皇杯は甲府が優勝した為、4位チームが繰り上げでACLに出場する可能性は無い。また、3位チームはACL出場権ではなくプレーオフへの出場権が与えられる形になるので、厳密な意味ではACL出場が確定する訳ではない。その上で、現在ACL決勝に進出している浦和が2023年2月の決勝戦で勝利した場合、3位チームではなく浦和にACL出場権が与えられる為、今回は3位チームもACL出場権を獲得できない可能性がある。
サンフレッチェ広島(3位)
vsサガン鳥栖(A)14:00@駅前不動産スタジアム
引き分け以上の場合→3位確定!
敗れた場合→C大阪、鹿島が共に△以下で3位となり来季ACL出場となる。どちらかが○だった場合は得失点差勝負となり、C大阪とは4点差(例えば2点差での●でC大阪が3点差での○だと逆転が起こる)、鹿島とは6点差(例えば3点差での●で鹿島が4点差での○)をひっくり返されなければ3位となる。
セレッソ大阪(4位)
vs名古屋グランパス(H)14:00@ヨドコウ桜スタジアム
勝利した場合→広島が△以上の場合、4位以下が確定しACL出場が消滅する。広島が●の場合は得失点差勝負で4点差をひっくり返す必要があり(例えば2点差での○の場合、広島が3点差での●であれば逆転できる)、それが満たされた場合は3位が確定する。
引き分け以下の場合→4位以下が確定し、ACL出場が消滅する。
鹿島アントラーズ(5位)
vsガンバ大阪(H)14:00@茨城県立カシマサッカースタジアム
勝利した場合→広島が△以上の場合、4位以下が確定しACL出場が消滅する。広島が●の場合は得失点差勝負で6点差をひっくり返す必要があり(例えば3点差での○の場合、広島が4点差での●であれば逆転できる)、それが満たされた場合は3位が確定する。
引き分け以下の場合→4位以下が確定し、ACL出場が消滅する。
③残留争い
第33節で札幌が残留を決めた事により、12位神戸までのチームの残留及び18位磐田のJ2降格と最下位が決定。自動降格となる17位と、J2クラブとのプレーオフに回る16位を巡って13位湘南、14位福岡、15位G大阪、16位京都、17位清水の5クラブが争う形となる。このうち、自動降格の可能性があるのは15位G大阪、16位京都、17位清水の3チームであり、13位湘南と14位福岡は16位以上(=自動降格の回避)は確定している。ちなみに、残留争いに絡む5チームは全てアウェイでの試合となる。
尚、京都は残留争いに絡む全チームと勝点で並ぶ可能性があるが、その場合は清水以外は京都が得失点差で上回る事(=京都が上位になる事)が確定しているので、ここではそれを前提として書いていく。また、湘南と福岡が勝点で並んだ場合は福岡が、G大阪と清水が勝点で並んだ場合と京都と清水が勝点で並んだ場合は共に清水が上位となる為、これも前提とする。
湘南ベルマーレ(13位)
vs柏レイソル(A)14:00@三協フロンテア柏スタジアム
引き分け以上の場合→残留決定!
敗れた場合→福岡の●、G大阪もしくは京都の△以下のうち、どれか一つでも達成されれば15位以上が確定して残留となる。上記3つがどれも達成されなかった場合、16位となりプレーオフに回る。
アビスパ福岡(14位)
vs浦和レッズ(A)14:00@埼玉スタジアム2002
勝利した場合→残留決定!
引き分けた場合→湘南の●、G大阪もしくは京都の△以下のうち、どれか一つでも達成されれば15位以上が確定して残留となる。上記3つがどれも達成されなかった場合、16位となりプレーオフに回る。
敗れた場合→京都が△以下か、G大阪が●、もしくはG大阪が△の上で福岡が1点差での●で無ければ15位以上が確定として残留になる。京都が○の上かつG大阪が○、或いは△で福岡が2点差以上での●だった場合、16位となりプレーオフに回る。
ガンバ大阪(15位)
vs鹿島アントラーズ(A)14:00@茨城県立カシマサッカースタジアム
勝利した場合→残留決定!
引き分けた場合→福岡の2点差以下での●か京都の△以下のどちらかが達成されれば15位以上が確定して残留となる。福岡の△以上もしくは1点差での●かつ京都が○だった場合、16位となってプレーオフに回る。尚、△の場合は16位以上は確定し、17位以下(=自動降格)は回避出来る。
敗れた場合→京都の●と清水の△以下が両方を達成されれば15位が確定して残留となる。この2つのうち、どちらかのみ達成された場合は16位でプレーオフに回る。京都が△以上かつ清水が○だった場合は17位でJ2降格となる。
京都サンガFC(16位)
勝利した場合→湘南の●、福岡とG大阪の△以下の3つのうち、どれか一つでも達成されれば15位以上が確定して残留となる。いずれも満たされなかった場合は16位となりプレーオフに回る。尚、○の場合は16位以上は確定し、17位以下(=自動降格)は回避出来る。
引き分けた場合→G大阪が●かつ清水が△以下で15位以上が確定して残留となる。この2つのうち、どちらかのみ達成された場合は16位でプレーオフに回る。G大阪が△以上かつ清水が○だった場合は17位でJ2降格となる。
敗れた場合→清水が△以下の場合、16位でプレーオフに回る。清水が○だった場合は17位でJ2降格となる。尚、●の場合は16位以下は確定する。
清水エスパルス(17位)
vs北海道コンサドーレ札幌(A)14:00@札幌ドーム
勝利した場合→G大阪が●かつ京都が△以下の場合、15位以上が確定して残留となる。この2つのうち、どちらかのみ達成された場合は16位でプレーオフに回る。G大阪が△以上かつ京都が○の場合は17位でJ2降格となる。
引き分け以下の場合→17位が確定し、J2降格となる。
さぁ、クライマックス!
ではでは(´∀`)