当ブログではカタールW杯をより楽しむべく、今回の放送日程や開催スタジアムに各国のチーム・選手・監督の紹介といったカタールW杯情報、カタールW杯の試合のマッチレビューや予想を楽しめるコンテンツの他にも、カタールW杯に向けた日本代表情報や森保ジャパンの歩みに加え、日本や他の国を含めた過去のW杯を振り返るようなブログを随時更新しており、それらを【RK-3カタールW杯観戦ガイド】として下記のページにまとめています。是非ブックマークならなんなりしていただいて、あなたの1ヶ月間の狂気のお供にしてください!
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2022年のJ1リーグも終わりますね。
全ての結果が出たその時、皆様はどのような顔を浮かべている事でしょうか。
歓喜に満ちた顔、絶望に打ちひしがれる顔……やっべぇ、人のこと言ってる場合ちゃうやんけ。
…冗談はさておき(全然冗談じゃないけど)。
今回のブログではですね、はい、当ブログ的、RK-3 2022明治安田生命J1リーグアウォーズやります!!
ドンドンッ
パフパフッ
これ、去年もそうだったんですけど、Jリーグアウォーズってシーズン終わったら速攻やるじゃないですか。なので最終節を待っちゃうとちょっとそれに引っ張られちゃう気もするので。
今年も最終節前の段階でアウォーズをやっていきます。
ちなみに過去のアウォーズ
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選出項目は以下の5部門です。
②最優秀新人
③最優秀ベテラン※36歳以上
④最優秀監督
⑤MVP
それぞれの価値観、それぞれの基準があると思いますが、それも込み込みでお楽しみくださいませ。
オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。
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【ベストイレブン】
【GK】
(横浜F・マリノス)
生年月日:1996年3月16日
今季成績:33試合34失点
いわゆるスーパーセーブを連発するようなタイプではないが、今のJリーグで最も「11人目のフィールドプレーヤー」という称号が似合うGK。マリノスの戦術上で求められるタスクが多い中で、まさしくマリノスが謳うアタッキングフットボールの一歩目だった。このブログを書いているのは第33節終了時点だが現時点でマリノスは最多得点と最小失点の両タイトルを獲得する可能性があり、その栄光に大きく貢献している。
【その他のGK候補】
ヤクブ・スウォビィク(FC東京)
ミッチェル・ランゲラック(名古屋グランパス)
上福元直人(京都サンガFC)
大迫敬介(サンフレッチェ広島)
【DF】
アレクサンダー・ショルツ
(浦和レッズ)
生年月日:1992年10月24日
今季成績:31試合6得点
過去の受賞歴:スーペルリーガMVP(20-21)
デンマーク代表通算成績:0試合0得点(招集のみ)
クラブとしては当初の期待と比較して振るわない成績に終わった浦和だが、その中でも圧倒的なパフォーマンスを見せ続けていたのがショルツだった。守備時の圧倒的な力強さは攻撃時にも活かされ、ビルドアップの担い手やPKキッカーとしてテクニカルな役割もこなす。まさしく「チート」と呼ぶに相応しいCBだったと思う。
岩田智輝
(横浜F・マリノス)
生年月日:1997年4月7日
今季成績:31試合2得点
日本代表通算成績:4試合0得点
過去の当ブログアウォーズ:ベストイレブン候補(2019)
★9月度月間MVP
絶対的CBとして君臨したチアゴ・マルチンスの退団により不安視された今季のマリノスだったが、その影響を感じさせずにシーズンを乗り切ったのは岩田の百人力ばりの活躍あってこそ。ボランチとCBの両ポジションでフル稼働したが、単なる便利屋ではなく、ボランチとしてもCBとしてもトップオブトップのプレーヤーとして君臨してみせた。なんというか……表現するとすれば、今年の岩田は隙も足りないものも皆無のようにすら見えた。
荒木隼人
生年月日:1996年8月7日
今季成績:31試合2得点
日本代表通算成績:1試合0得点
過去の当ブログアウォーズ:ベストイレブン候補(2019)、最優秀新人候補(2019)
ルーキーイヤーから圧巻のパフォーマンスを見せ続けているが、近年はますます職人みが増していると思う。今年も3バックの中央を担い、新監督の下でインテンシティーも高いハイプレス系のサッカーをするにあたって、剥がされても最後には荒木がいる安心感は大きかった。今やそういう存在感を身につけ始めた一人と言える。
生年月日:1989年10月2日
今季成績:31試合2得点
過去の受賞歴:Jリーグ優秀選手賞(2018)
日本代表通算成績:15試合2得点
過去の当ブログアウォーズ:ベストイレブン候補(2018)
代表選出時には賛否両論の的にされてしまいがちだが、Jリーグでのパフォーマンスを見れば代表レベルに値する選手だと再確認させられる。特に今季は例年よりもプレー位置が高く、左サイドはもちろんミドルゾーンでのチャンスメイクに加わる場面もあり、スピードと強度を押し出す広島のサッカーの中で巧さが光る場面が何度もあった。
【その他のDF候補】
山根視来(川崎フロンターレ)
マテイ・ヨニッチ(セレッソ大阪)
【MF】
(川崎フロンターレ)
生年月日:1986年6月13日
今季成績:33試合12得点
過去の受賞歴:JリーグMVP(2018)、Jリーグベストイレブン(2018,2020,2021)、Jリーグ優秀選手賞(2010,2016,2018〜2021)、J1月間MVP(2020年2・7月)
日本代表通算成績:3試合0得点
過去の当ブログアウォーズ:MVP(2018)、MVP候補(2021)、ベストイレブン(2018,2020,2021)、最優秀ベテラン候補(2021)
★8月度月間MVP
誰もが認める川崎の帝王。圧倒的な強さを誇ったここ2年とは異なり、今季の川崎はうまくいかない事が何かと多かったが、その中でもここまで優勝争いをもつれ込ませたのは家長が文字通りチームを牽引していった部分が大きく、川崎の調子が決して良くはない時期が長かったからこそ、彼の存在がチームを繋ぎ止めていた部分もあるように思う。大体36歳でキャリアハイ叩き出して得点王争いとかおかしいだろ……ガンバ帰ってきてくれよ……。
(横浜F・マリノス)
生年月日:1990年2月22日
今季成績:30試合7得点
日本代表通算成績:2試合0得点
過去の当ブログアウォーズ:ベストイレブン候補(2019)
★6月度月間MVP
昨季は出場した36試合中先発が1試合とスーパーサブ的な立ち位置で、それゆえに複数クラブからのオファーも舞い込む中で残留を決意した今季の働きぶりはまさに今季のマリノスの主役と呼ぶに相応しいパフォーマンスだった。マリノス移籍後はクロサーとしてアシスト役に回っていたが、今季は右WGのレギュラーとしてゴール数も増加。7月のE-1選手権では32歳にして念願の日本代表デビューも果たした。
(セレッソ大阪)
生年月日:1989年8月14日
今季成績:31試合3得点
過去の当ブログアウォーズ:ベストイレブン候補(2019,2020)
チームとして、そして個々としての機動力が高次元で機能して躍進したセレッソだったが、それぞれの選手の動きの中でいわゆる"繋ぎ目"的にプレーしていたのが奥埜だった。前だろうが後ろだろうが常にいて欲しいところにいる、常に出してほしいところに出せるプレーぶりはまさしく職人肌。一家に一台奥埜と言いたいところだが、一家に一台置けるほどこのクラスの選手は出てこない。
生年月日:1994年6月6日
今季成績:27試合3得点
日本代表通算成績:1試合0得点
計4チームにレンタル移籍していた事実が物語る通り、若くしてプチブレイクしながらも広島でのキャリアは伸び悩んでいた。だがレンタル先の甲府でボランチとしての感触を掴んで復帰すると、広島でもそのままボランチとして定着。伸び悩んでいた野津田がアンカーとして覚醒する事は広島サポですら想像し難かったのでは。前線のパンチ力を活かす上で野津田の展開力は絶対的なピースとなった。
【その他のMF候補】
ディエゴ・ピトゥカ(鹿島アントラーズ)
藤田穣瑠チマ(横浜F・マリノス)
相馬勇紀(名古屋グランパス)
毎熊晟矢(セレッソ大阪)★5月度月間MVP
鈴木徳真(セレッソ大阪)
森島司(サンフレッチェ広島)
【FW】
西村拓真
(横浜F・マリノス)
生年月日:1996年10月22日
今季成績:26試合9得点
日本代表通算成績:3試合2得点
降格した仙台から争奪戦を制する形でマリノスに移籍。当初はマルコス・ジュニオールの控えとも目されたが、マルコスが負傷している間に見せた圧巻のパフォーマンスで一気にトップ下のレギュラーを掴み取った。水沼・レオセアラ・エウベルの3トップの下からFW陣を追い越す西村の躍動感は他クラブからすれば恐怖でしかなかった。水沼と共に今季のマリノスのアタッキングフットボールを支えた最重要人物と言える。
満田誠
生年月日:1999年7月20日
今季成績:28試合8得点:
日本代表通算成績:2試合0得点
大躍進を遂げたスキッベ体制の象徴的なプレーヤー。スキッベ監督の初陣となった神戸戦でJ1デビューを果たすと翌節からはスタメンに定着。今季の広島は外国人FWを最前線に置き、満田や森島らをシャドーやインサイドハーフとしてその下に置いたが、その迫力は日本人の範疇を超えつつあったとすら思う。勢いそのままに、広島から多数の選手が選出されたE-1選手権でルーキーイヤーながら代表デビューを果たした。
【その他のFW候補】
鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
細谷真大(柏レイソル)
エウベル(横浜F・マリノス)
岩崎悠人(サガン鳥栖)
【最優秀新人賞】
満田誠
やはり今季の新人王で言えば満田のインパクトはちょっと揺るがない。スター性も含めて、松木も例年であれば新人王に値するパフォーマンスを見せたが、今季は相手が悪かったと言わざるを得ないか。
大型補強が目立つ清水の中で、大卒ルーキーながらレギュラーの座を掴んだ山原も素晴らしかったし、佐々木も登里が負傷しがちな川崎の左SBできっちりと躍動した。山見は前半戦は主力として存在感を出したが後半戦は低迷。古川は覚醒がもう少し早ければ磐田に違う未来もあったのかもしれない。
【その他の新人賞候補】
佐々木旭(川崎フロンターレ)
山原怜音(清水エスパルス)
古川陽介(ジュビロ磐田)
山見大登(ガンバ大阪)
【最優秀ベテラン賞】
(川崎フロンターレ)
家長に関してはちょっとおかしい。もうなんか、うん、おかしい。語彙力皆無だけど帝王すぎる。もう帝王としか言えない。
その他の36歳以上の選手で言うと、やはりGKの西川や東口であったり、限界論も囁かれながらも新監督の下で新たな境地を開きながらプレーした長友もここに値する。外国籍選手のベテランで言えば名古屋の中盤を切り盛りしたレオ・シルバと、序盤戦に驚異的なペースで得点を重ねたウタカが印象的。ウタカは後半戦もあのペースを出せれば得点王やベストイレブンを狙えただけに惜しい……。
【その他のベテラン賞候補】
【最優秀監督賞】
ミヒャエル・スキッベ
生年月日:1965年8月4日
今季成績:15勝7分9敗(31試合)
★4月度月間最優秀監督
☆8月度月間最優秀監督
今季のJ1で最も強烈なインパクトを与えたチームは広島だった。シーズン途中に外国籍選手を補強したとはいえ、開幕当初はレンタルバックとルーキー以外誰も補強しなかった広島だが、クラブとして慣れ親しんだ3バックシステムに与えた新たな解釈と化学変化はセンセーションな眩さを見せ、リーグでも3位(ブログ更新時点)、2つのカップ戦での決勝進出とルヴァン杯制覇は見事と言う他ない。元々ドイツでは育成の重鎮として知られていただけに、優秀なユース組織を持つ広島というクラブとの相性も良かったのだろう。改めて広島の外国人監督招聘の当たり率を思い知る。
次点としてマスカット監督も悩んだ。ポステコグルー体制の引き継ぎというミッションは昨季の時点でクリアしていたと言えるが、今季はチアゴや前田大然、扇原貴宏にティーラトンといったキーマンが抜けた中で、影響を感じさせないどころかブラッシュアップまでさせてしまったのはもはや恐ろしい。ローテーション制を構築した運用術も圧巻だった。吉田監督に関しては、内容面であったり、果たして来季の指揮も委ねるべきなのかどうかについては議論の余地があるが、事実として崖っぷちに陥っていた神戸で驚異的なペースで勝ち点を積み上げ、2試合を残した時点で残留を確定させた事は仕事として評価される必要がある。
【その他の監督候補】
ケヴィン・マスカット(横浜F・マリノス)★5月度&7月度&9月度月間最優秀監督
小菊昭雄(セレッソ大阪)
川井健太(サガン鳥栖)
【MVP】
岩田智輝
(横浜F・マリノス)
当ブログ的、2022年のJリーグMVPは岩田智輝選手という事になりました!
なんというか…やっぱりマリノスと言えばアタッキングフットボール。派手なアタッカー陣の鮮やかなショーのようなアタックがチームの看板ではあるんですけど、その過程には常に岩田がいるんですよね。効いてるんですよ。やっぱり。そしてそれは喜田や藤田、渡辺皓太にエドゥアルド等々…今のマリノスは前線が派手な仕事で魅せて、後ろの選手が全員漏れなく効いた動きを完璧にやってのけてしまう。その象徴というか、最たる例が岩田なのかなと。
【その他のMVP候補】
西村拓真(横浜F・マリノス)
はたして最終節や如何に。
ではでは(´∀`)