どーもこんばんは
ラクテンモバァァイッッッ!
さてさて、色々あった、色々ありすぎた2020年のJリーグももうぼちぼち閉幕。J1もJ2も残り2試合、J3は残り1試合となりました。
という訳で厳密にはシーズンは終わっていませんが、当ブログ的2020年J1ベストイレブン決めていきたいと思います!!!!
…まぁ、頭空っぽにしてやったら全員ガンバとかやりかねないので、その辺はあくまで中立的視点を保ちながら……それではスタートです。
生年月日:5月12日
今季成績:32試合40失点
過去の受賞歴:Jリーグ優秀選手賞(2014、2015、2018)、J1月間MVP(2014年11・12月)、ACLベストイレブン(2015)
日本代表通算成績:8試合9失点
もはや「ガンバ大阪年間MVP」を選ぶとすれば殿堂入り扱いで逆に選ばれないんじゃないかというレベルで毎年MVP級の活躍を見せています。ですが雑誌や識者の選ぶベストイレブンに名を連ねる事も多いにも関わらず、Jリーグアウォーズでは1人しか選べないポジション柄ベストイレブンで入れそうで入れない年が続いていました。「東口が一度もベストイレブンに入っていない」という事実を意外に思う人はガンバファン以外にも多いはず。というかむしろガンバファンじゃないからこそそう思う人も多いでしょう。今年こそは……今年こそは……本当お願い……。
【GKその他の候補選手】
キム・スンギュ(柏レイソル)
ランゲラック(名古屋グランパス)
DF 山根視来(川崎フロンターレ)
生年月日:1993年12月12日
今季成績:29試合4得点
今季圧倒的な戦績でもって優勝を成し遂げた川崎ですが、特筆すべきポイントとしてそこまで大型補強を行った訳ではない、なんなら即戦力補強を殆どしていない部分が挙げられます。そんな中で唯一の即戦力補強となったのが湘南から獲得した山根でした。
2019年にリーグ3連覇を逃した要因として大きく言われているのが、2018年まで右SBを務めたエウシーニョ退団の穴を埋められなかった事でした。ですがそこに山根がビタっとハマり、しかも走れば良いパスはじゃんじゃん出てくる川崎ですからその能力は湘南時代よりも更に活かされた印象。真剣に代表で見てみたい選手ですね。
DF ジェジエウ(川崎フロンターレ)
生年月日:1994年3月5日
今季成績:27試合3得点
昨季から加入し、今季から完全移籍に切り替えたCB。昨シーズンは能力の片鱗を見せてきたタイミングで負傷離脱してしまい、惜しまれるシーズンではあったのですが、今季は「モンスター」とも称されるフィジカルの強さを活かして圧倒的なパフォーマンスを披露。プレースタイル的な意味でも、CBコンビを組む谷口との相性も非常に良く、川崎にとって重要な意味を持つゲームだった第23節名古屋戦、第30節(前倒し)横浜FM戦では決勝ゴールを挙げるなど攻撃力と勝負強さも発揮しました。
生年月日:1989年6月16日
今季成績:33試合2得点
日本代表通算成績:2試合0得点
昨季までの名古屋は良くも悪くも守備は丸山と中谷進之介とランゲラックの個で守っている部分がありましたが、FC東京時代の恩師でもあるマッシモ・フィッカデンティ監督の下で構築される守備組織の中心人物として名古屋の堅守を支えました。上位を争うガンバ、セレッソ、鹿島にはシーズンの中で不振な時期があったのに対し、名古屋は川崎ほどではなくともシーズンを通して安定したペースを保ち続けていたのも大きな評価ポイントです。
余談ではありますが、丸山が大学を卒業して入団するクラブを横浜F・マリノスからのオファーを断ってFC東京入りを決めたのは当時キャプテンを務めていた今野泰幸の存在が決め手だったとの事。しかし丸山と入れ替わる形で今野がガンバに移籍し、結局同僚にはなれずじまいだったとか……。
生年月日:1990年11月13日
今季成績:27試合0得点
今の川崎のスタイルは2012年途中から指揮を執った風間八宏監督時代から年月をかけて築いてきたモノですが、精神的な意味を含めてその根幹を担うのは中村憲剛、小林悠、谷口彰悟、そしてこの登里の4人。若干遅咲きの選手的なイメージはありますが、特にここ数年の登里のパフォーマンスは圧巻そのもの。賞が無くてもそのクオリティの高さは見ればわかると思いますが、そろそろ賞という形で受け取って欲しいと他チームファンながら思っています。
【DFその他の候補選手】
中村帆高(FC東京)
髙尾瑠(ガンバ大阪)
MF 守田英正(川崎フロンターレ)
生年月日:1995年5月10日
今季成績:30試合0得点
過去の受賞歴:Jリーグ優秀選手賞(2018)、ヤングプレーヤー賞(2018)
日本代表通算成績:3試合0得点
今季から4-1-2-3システムに切り替えた川崎のインサイドハーフは実に強力で、中村憲剛、大島僚太、脇坂泰斗、田中碧といったチャンスメイクに長けた選手達が攻撃を構成する実に魅力的なポジションでしたが、彼らが得意なフィールドで持ち味を発揮するにあたって守田の存在はこの上なく重要でした。序盤はベンチスタートも多かったですが、9月以降はほぼ全ての試合でフル出場。いわゆる「影のMVP」感の強い活躍でしたね。
生年月日:1996年8月23日
今季成績:26試合4得点
過去の受賞歴:Jリーグベストイレブン(2017)、ヤングプレーヤー賞(2017)、Jリーグ優秀選手賞(2016、2017)、ルヴァン杯ニューヒーロー賞(2016)、J1月間MVP(2020年10月)
日本代表通算成績:15試合2得点
怪我明けなどもあって昨夏の復帰直後は思うようなパフォーマンスを出せていませんでしたが、試合勘が戻り始めた昨季終盤以降のパフォーマンスはもうあまりにも圧倒的。明らかに人間とは違うエンジンでも積んでいるのか、或いは実は井手口って4〜5人いんのか?ってレベルの運動量で、ガンバが不振に陥っていた8〜9月頃はほぼ一人で中盤を切り盛りしているような状態でした。ガンバが好調に転じた10月以降は元々の持ち味であるダイナミックな攻撃参加を見せる機会も増えていただけに、終盤に差し掛かっての負傷離脱が悔やまれる……。ガンバのMVPを選ぶならおそらく東口か井手口のどちらかになるでしょうね。
生年月日:1986年6月13日
今季成績:27試合9得点
過去の受賞歴:JリーグMVP(2018)、Jリーグベストイレブン(2018)、Jリーグ優秀選手賞(2016、2018、2019)、J1月間MVP(2020年2・7月)
日本代表通算成績:3試合0得点
今季の川崎は大体全選手がベストイレブンにノミネートされちゃいそうなパフォーマンスを見せた事もあって、昨季ほど「家長がいる時〜、ない時〜(551風)」で劇的にチームが変わる事はありませんでしたが、それでも家長がピッチにいる時の存在感は抜群。まさか家長が30超えてから全盛期を迎えるタイプだったとは…。2試合を欠場してからの優勝決定戦で2位かつ古巣のガンバにハットトリックをかます姿は参りましたという以外にありませんでした…。
生年月日:1989年11月12日
今季成績:31試合8得点
日本代表通算成績:43試合5得点
2017年にセレッソ復帰を果たして以降の清武はその圧倒的な実力は誰しもが認めるところでありながらも怪我が多く、なかなかフル稼働できない時間が続いていました。しかし今季はこの過密日程の中でほぼ全試合に近いペースで試合に出場。主戦場は左MFでしたが、ロティーナ監督のスタイルと清武のプレースタイルも上手く合致し、左利きの右MF坂元&右利きの左MF清武で織りなす攻撃は非常に魅力的でした。第19節仙台戦、第31節札幌戦では美しいゴールも挙げ、得点数ではキャリアハイを達成。健在っぷりを見せつけました。
MF 三笘薫(川崎フロンターレ)
生年月日:1997年5月20日
今季成績:28試合12得点
ベストイレブンとか新人王というよりも完全に今季の主役。主に左ウイングとしての出場が多かった今季は新人選手ながら二桁ゴールを記録し、「ヌルヌルドリブル」と呼ばれるドリブルは多くの相手DFを混乱に陥れ、近い将来の日本代表入りと海外移籍は確実視されつつあります。東京五輪も一年延期されたので、海外組が優位な地位を占めていた五輪代表のポジション争いにも一気に顔を出してきましたね。
【MFその他の候補選手】
安部柊斗(FC東京)
田中碧(川崎フロンターレ)
福田湧矢(ガンバ大阪)
山本悠樹(ガンバ大阪)
坂元達裕(セレッソ大阪)
FW オルンガ(柏レイソル)
生年月日:1994年3月26日
今季成績:30試合26得点
過去の受賞歴:J1月間MVP(2020年8月)
ケニア代表通算成績:40試合18得点
もはや説明不要。誰がどう選んでも入れるしかない一人がオルンガです。
加入初年度の2018年は慣れない環境である上にチーム自体が苦境に陥っていた事もあって本領を発揮できませんでした。しかし、J2で過ごした2019年で完全にオルンガの心と体が温まってしまい、京都サンガさんのメンタルを完全に破壊して再挑戦したJ1では「オルンガ被害者の会」なんて言葉がネタ的に使われるほどゴールを量産。文字通り無双しました。こうなってくるともはや「いつまでJリーグで観れるのか?」というレベル。第26戦(延期分)の仙台戦で見せたようにパスも出せるのがまた……。
【FWその他の候補選手】
エヴェラウド(鹿島アントラーズ)
パトリック(ガンバ大阪)
生年月日:1974年4月20日
過去の受賞歴:優勝監督賞(2017、2018、2020)、J1月間最優秀監督賞(2020年2・7月)
MVPは優勝したチームの選手が選ばれるべきだと思うんですけど、個人的に最優秀監督は必ずしもそうじゃなくていいと思ってるんです。本家Jリーグアウォーズが「優勝監督賞」と「最優秀監督賞」を分けているのにはそういう部分もあるでしょうし。ただ、今年に関してはやはり鬼木監督を選ぶしかないだろうと。
理由はそれだけではないにせよ、3連覇を目指した2019年にシーズン、強いのは強かったしルヴァン杯も制したけど若干マンネリ感があったのも事実。そこを4-1-2-3へのシフトで再びチームにギアを入れた手腕は見事でした。独走するチームに於いては「記録を意識しすぎると失速する」とよく言われますが、今季の川崎はむひろその逆で、鬼木監督が結果と共に記録にも強くこだわる姿勢を見せ続けた事が最後まで間延びする事なく突っ走れた要因でもあったかと。
【その他の候補監督】
MVP&新人王 三笘薫(川崎フロンターレ)
前述したように、MVPを優勝したチームから選ぶとなると…今季の川崎は候補者が相当多いからかなり難しいし、多くの選手にその資格がある訳ですよ。そうなった時に、その中でも最も大きなインパクトを残したのが誰か…となればやはり三笘になってくるのではないでしょうか。今季はガンバの山本やFC東京の安部、中村帆高、横浜FCの松尾、札幌の3人衆、同じ川崎なら旗手といった大卒ルーキーの活躍が目立ちましたが、その中でも圧倒的でした。
優勝に王手をかける勝利を手にした第30節(前倒し分)の横浜FM戦、アディショナルタイムの小林のゴールをアシストしたあのドリブルはJリーグ史の伝説として残していいレベルのドリブルでしたね……。
【新人王その他の候補選手】
金子拓郎(北海道コンサドーレ札幌)
高嶺朋樹(北海道コンサドーレ札幌)
田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)
安部柊斗(FC東京)
中村帆高(FC東京)
旗手怜央(川崎フロンターレ)
松尾佑介(横浜FC)
山本悠樹(ガンバ大阪)
【MVPその他の候補選手】
オルンガ(柏レイソル)
ジェジエウ(川崎フロンターレ)
では最後に残り2試合の日程だけ確認しておきましょう↓
明治安田生命J1リーグ第33節
10月21日
ヴィッセル神戸1-3鹿島アントラーズ@ノエビアスタジアム神戸
11月11日
12月16日
19:00 川崎フロンターレvs浦和レッズ@等々力陸上競技場
19:00 横浜FCvsガンバ大阪@ニッパツ三ツ沢球技場
19:00 湘南ベルマーレvs大分トリニータ@Shonan BMW スタジアム平塚
19:00 清水エスパルスvsベガルタ仙台@IAIスタジアム日本平
19:00 セレッソ大阪vsサガン鳥栖@ヤンマースタジアム長居
19:00 サンフレッチェ広島vs柏レイソル@エディオンスタジアム広島
明治安田生命J1リーグ第34節
12月19日、全試合14:00キックオフ
鹿島アントラーズvsセレッソ大阪@茨城県立カシマサッカースタジアム
浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌@埼玉スタジアム2002
ガンバ大阪vs清水エスパルス@Panasonic Stadium Suita
川崎率の高さよ。
ではでは(´∀`)