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もしあの時2ステージ制だったらどこが優勝してた??Jリーグ歴代シーズンの結果を無理やり2ステージ+チャンピオンシップ制に当てはめて検証してみた【Part1 1996年・2005年〜2008年編】

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Jリーグは今年で30年目でございます。

 

 

 

 

 

 

…となると、昨季…2022年シーズンは、通算30シーズン目となるJリーグでもあった訳ですね。

当ブログでは昨季の時点から色々と「Jリーグ30周年企画」なるものを色々更新しております。去年はJリーグ30シーズン記念、今年はJリーグ30周年記念と2年続けてアニバーサリーとか言い出すやらしいやり口をやっておりますが、それにちなんだ特集企画は下記ページにまとめてありますので是非ご覧くださいませ。

↓↓↓

 

 

 

さて、Jリーグ初年度となった1993年…当時のJリーグには今と決定的に異なるポイントがありました。それは当時は「2ステージ制」というレギュレーションだった…というところです。

例えば年間でリーグ戦が34試合あったとして、前半戦と後半戦で17試合ずつを1stステージと2ndステージに分け、それぞれで優勝チームを決定する。そして34試合が終わった暁にチャンピオンシップが開催され、そこでの勝者が「年間優勝」としてJ1制覇の称号を得る…というレギュレーションになっていたんですね。

2ステージ制はJリーグが開幕した1993年から2004年までの期間で1996年を除いて実施されており、2005年以降は世界標準となる1ステージ制へと変更しましたが、2015年と2016年は一時的に2ステージ制でシーズンが行われていました。

 

 

 

世界でも2ステージ制を設ける国は少ない事実が物語る通り、当然ながら2ステージ制は平等なシーズン制度とは言えない部分がありました。

説明するまでもありませんが、1stステージ王者と2ndステージ王者の最終決戦により年間王者が決められる訳で、年間勝点でトップに立ったチームでもチャンピオンシップに負ければ優勝は出来ない……実際、2ステージ制でリーグ戦が行われた13シーズンのうち、年間勝点1位のチームが順当に優勝を飾ったのは1993年と1994年のヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)、2002年のジュビロ磐田、2003年の横浜F・マリノス、2015年のサンフレッチェ広島の5例のみでなんと半分以下。2000年の柏レイソルに至っては年間勝点1位ながらステージ優勝は果たせなかった事により(1st4位/2nd2位)、チャンピオンシップに出場さえも出来なかったなんて事例も発生しました。

それゆえに「もし普通のレギュレーションだったらウチの優勝だったのになぁ…」なんてタラレバは、前述の柏に関係する人々のみならず、特に清水エスパルス関係の人も多くが嘆くところでしょう。

 

 

…で、平等制の担保や世界基準からの遅れだとかで、2005年以降はJリーグも1ステージ制を原則としてシーズンを行っています(当時のJリーグの経済状況的な理由で2015〜2016年のみ2ステージ制が復活)

…という事は、逆に言えばですけど……「あれ?この年2ステージ制ならウチ優勝してたんじゃね?」的なタラレバも浮かんでくる訳です。

という訳で今回はタラレバ全開if企画。

もしあの時2ステージ制だったらどこが優勝してたの??…を、1996年・2005〜2014年、2017〜2022年の17シーズン分振り返っていこうと思います。

 

 

 

細かいルールは下でまとめますが、ざっくりした選出方法としては…まずは、例えば34試合のシーズンであれば1〜17節を1stステージ、18〜34節を2ndステージとして勝点を集計し、1stステージと2ndステージの順位を確定させ、それぞれのステージ王者を決定致します。

その上で、チャンピオンシップ(以下CS)は1993〜2004年版と2015〜2016年版では大会方式が異なるので、2パターンそれぞれのケースでのレギュレーションに合わせてCS出場チームを決定。CSの試合結果は出しようがありませんので、当該シーズンのリーグ戦での対戦結果を引用してタラレバ2シーズン制if年間王者を決定しよう!!という試みでございます。

 

ツッコミどころなんかはてんこ盛りな企画になる事は目に見えておりますが、完全にタラレバ企画でございますので、その辺りは生暖かい目で見て頂ければ幸いです。

また、もし2ステージ制でリーグ戦を行なっていた場合…というテイでのifシーズン総括も添えております。

 

Part1→1996年・2005〜2008年

Part2→2009〜2014年

Part3→2017〜2022年

 

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

 

【CSのレギュレーション説明】

 

①1993〜2004年版

 

・1stステージ王者と2ndステージ王者がホーム&アウェイで対決するプレーオフ方式(第1戦は1stステージ王者がホーム)

・1stステージ王者と2ndステージ王者が同一チームだった場合は当該チームの完全優勝となり、CSは開催されない。

 

②2015・2016年版

 

・最大5チームに出場の可能性があるトーナメント方式。

・年間勝点2位vsステージ王者で年間勝点が下位のチーム、年間勝点3位vsステージ王者で年間勝点が上位のチームの組み合わせで1回戦を戦い、勝利チーム同士で準決勝を戦う。なお、1回戦及び準決勝は年間勝点が上位のチームのホーム開催となる。

・年間勝点1位vs準決勝勝利チームによる決勝戦をホーム&アウェイ方式で行う(第1戦は準決勝勝利チームがホーム)。

・年間勝点1〜3位とステージ王者が重複した場合の出場チーム繰り上げは行わず、年間勝点2位チームをシードするか、年間勝点2,3位チームの準決勝という形で行う。

※2015年と2016年のレギュレーションは一部異なっていますが、今回は2016年のレギュレーションでやらせて頂きます。

 

【ルール】

・前半戦を1stステージ、後半戦を2ndステージと定義、それぞれの順位を算出。その順位をレギュレーションに合わせて、CS出場チームを選出する。

・チャンピオンシップの結果は当該シーズンのリーグ戦に於ける対戦結果を引用する。

・同点の場合はアウェイゴールで勝利チームを決める。これが同点、もしくは一発勝負の場合、年間勝点が上位のチームの勝利とする。

・例えば34試合の場合、第18節以降の節が日程変更の都合で第17節までに組み込まれたケースがあるが、その場合も開催時期は問わずに、あくまで1〜17節と18〜34節の区切りを維持する。

 

 

 

【1996年】

 

(史実順位)

1位 鹿島アントラーズ(66)

2位 名古屋グランパスエイト(63)

3位 横浜フリューゲルス(63)

4位 ジュビロ磐田(62)

5位 柏レイソル(60)

6位 浦和レッドダイヤモンズ(59)

7位 ヴェルディ川崎(57)

8位 横浜マリノス(42)

9位 ジェフユナイテッド市原(40)

10位 清水エスパルス(37)

11位 ベルマーレ平塚(36)

12位 ガンバ大阪(33)

13位 セレッソ大阪(30)

14位 サンフレッチェ広島(30)

15位 アビスパ福岡(29)

16位 京都パープルサンガ(24)

 

1996年1stステージ

1位 横浜フリューゲルス(36)

2位 鹿島アントラーズ(32)

3位 浦和レッドダイヤモンズ(31)

4位 ジュビロ磐田(31)

5位 柏レイソル(30)

6位 名古屋グランパスエイト(30)

7位 ヴェルディ川崎(24)

8位 ジェフユナイテッド市原(24)

9位 ガンバ大阪(24)

10位 横浜マリノス(21)

11位 ベルマーレ平塚(21)

12位 サンフレッチェ広島(18)

13位 清水エスパルス(16)

14位 セレッソ大阪(15)

15位 アビスパ福岡(12)

16位 京都パープルサンガ(0)

 

1996年2ndステージ

1位 鹿島アントラーズ(34)

2位 ヴェルディ川崎(33)

3位 名古屋グランパスエイト(33)

4位 浦和レッドダイヤモンズ(32)

5位 ジュビロ磐田(31)

6位 柏レイソル(30)

7位 横浜フリューゲルス(27)

8位 京都パープルサンガ(24)

9位 横浜マリノス(21)

10位 清水エスパルス(21)

11位 アビスパ福岡(17)

12位 ジェフユナイテッド市原(16)

13位 ベルマーレ平塚(15)

14位 セレッソ大阪(15)

15位 サンフレッチェ広島(12)

16位 ガンバ大阪(9)

 

1996年チャンピオンシップ

 

①1993〜2004年仕様

第1戦

横浜フリューゲルス1-1鹿島アントラーズ

1996年5月18日19:04@国立競技場

横浜F得点者:ジーニョ(74分)

鹿島得点者:マジーニョ(53分)

※当時は同点の場合も延長・PK戦があった為、史実ではPK戦の末に横浜Fが勝利を収めている。

 

第2戦

鹿島アントラーズ2-1横浜フリューゲルス

1996年9月14日16:04@カシマサッカースタジアム

鹿島得点者:柳沢敦(33分)、長谷川祥之(77分)

横浜F得点者:前園真聖(52分)

 

年間優勝→鹿島アントラーズ

 

【ifシーズン総括】

2ndステージを制した鹿島が、勢いそのままCSで横浜Fを下して初優勝。史実通り、1996年のリーグタイトルが彼らにとっての初の戴冠となった。1stステージを制した横浜Fは2ndで伸び悩み、1stで今ひとつだったV川崎と名古屋が2ndでは優勝争いに絡む中、浦和は鹿島と共に両ステージで好成績を収めている。

ちなみに1stステージ全敗というとんでもない成績を叩き出した京都だが、2ndでは8勝7敗で勝ち越しており、横浜Mや清水を上回る8位でフィニッシュしている。

 

②2015・2016年仕様

準決勝

名古屋グランパスエイト2-3横浜フリューゲルス

1996年5月4日15:03@岐阜メモリアルセンター長良川競技場

名古屋得点者:森山泰行(77分)、飯島寿久(89分)

横浜F得点者:前園真聖(37分,55分)、ジーニョ(80分)

 

勝戦

鹿島vs横浜Fの為、①の場合と同じ。

 

年間優勝→鹿島アントラーズ

 

【ifシーズン総括】

年間勝点並ぶ名古屋と横浜Fの準決勝は、先行する横浜Fを常に名古屋が追う構図となった中で横浜Fが逃げ切ってCS進出。しかしCSでは年間勝点1位の鹿島に対し、同点で迎えた敵地での後半に決勝点を許して敗れた。1996年はどの方式でも鹿島が優勝していた形になる。

 

年間順位(①②共に同じ)

1位 鹿島アントラーズ

2位 横浜フリューゲルス

3位 名古屋グランパスエイト

(以下史実通り)

 

 

 

【2005年】

 

(史実順位)

1位 ガンバ大阪(60)

2位 浦和レッズ(59)

3位 鹿島アントラーズ(59)

4位 ジェフユナイテッド千葉(59)

5位 セレッソ大阪(59)

6位 ジュビロ磐田(51)

7位 サンフレッチェ広島(50)

8位 川崎フロンターレ(50)

9位 横浜F・マリノス(48)

10位 FC東京(47)

11位 大分トリニータ(43)

12位 アルビレックス新潟(42)

13位 大宮アルディージャ(41)

14位 名古屋グランパスエイト(39)

15位 清水エスパルス(39)

16位 柏レイソル(35)

17位 東京ヴェルディ1969(30)

18位 ヴィッセル神戸(21)

 

 

2005年1stステージ

1位 鹿島アントラーズ(36)

2位 ガンバ大阪(32)

3位 ジュビロ磐田(28)

4位 浦和レッズ(26)

5位 横浜F・マリノス(26)

6位 サンフレッチェ広島(25)

7位 ジェフユナイテッド千葉(24)

8位 名古屋グランパスエイト(24)

9位 大宮アルディージャ(24)

10位 セレッソ大阪(23)

11位 清水エスパルス(21)

12位 川崎フロンターレ(21)

13位 FC東京(20)

14位 アルビレックス新潟(20)

15位 柏レイソル(18)

16位 大分トリニータ(18)

17位 東京ヴェルディ1969(16)

18位 ヴィッセル神戸(11)

 

2005年2ndステージ

1位 セレッソ大阪(36)

2位 ジェフユナイテッド千葉(35)

3位 浦和レッズ(33)

4位 川崎フロンターレ(29)

5位 ガンバ大阪(28)

6位 FC東京(27)

7位 大分トリニータ(25)

8位 サンフレッチェ広島(25)

9位 鹿島アントラーズ(23)

10位 ジュビロ磐田(23)

11位 横浜F・マリノス(22)

12位 アルビレックス新潟(22)

13位 清水エスパルス(18)

14位 大宮アルディージャ(17)

15位 柏レイソル(17)

16位 名古屋グランパスエイト(15)

17位 東京ヴェルディ1969(14)

18位 ヴィッセル神戸(10)

 

2005年チャンピオンシップ

 

①1993〜2004年仕様

第1戦

鹿島アントラーズ0-1セレッソ大阪

2005年5月1日15:04@カシマサッカースタジアム

C大阪得点者:古橋達弥(18分)

 

第2戦

セレッソ大阪0-0鹿島アントラーズ

2005年10月30日15:04@大阪長居スタジアム

 

年間優勝→セレッソ大阪

 

【ifシーズン総括】

2ndステージを僅か1敗で制したC大阪が、CS第1戦前半に挙げたゴールを守り切って勢いそのままに初の年間優勝を飾った。1stステージ王者の鹿島は、結果的に2ndでの失速がCSの結果にも表れる形となってしまった。

G大阪は1stステージでは鹿島に一歩及ばず、2ndステージではC大阪と千葉の快進撃を前に2度の連敗が響いて5位フィニッシュ。2000年の柏に続き年間勝点1位ながらCS出場さえも逃す結果となった。昇格組の川崎が2ndで躍進した一方、1stで好成績を収めた磐田は2ndで失速している。

 

年間順位

1位 セレッソ大阪

2位 鹿島アントラーズ

3位 ガンバ大阪

4位 浦和レッズ

5位 ジェフユナイテッド千葉

(以下史実通り)

 

②2015・2016年仕様

1回戦

鹿島vsC大阪の為、①の第1戦と同じ。

 

準決勝

浦和レッズ1-2セレッソ大阪

2005年4月23日15:00@さいたま市浦和駒場スタジアム

浦和得点者:横山拓也(62分)

C大阪得点者:西澤明訓(7分,20分)

 

決勝第1戦

セレッソ大阪2-4ガンバ大阪

2005年5月12日15:04@大阪長居スタジアム

C大阪得点者:西澤明訓(21分,76分)

G大阪得点者:大黒将志(17分,89分)、アラウージョ(35分,75分)

 

決勝第2戦

ガンバ大阪4-1セレッソ大阪

2005年7月23日19:01@万博記念競技場

G大阪得点者:アラウージョ(43分,63分)、橋本英郎(70分)、遠藤保仁(83分)

C大阪得点者:鶴見智美(9分)

 

年間優勝→ガンバ大阪

 

【ifシーズン総括】

G大阪はステージ優勝こそ果たせなかったが、年間勝点1位として挑んだCSの大阪ダービーを2試合8得点という圧倒的な攻撃力を披露して初優勝。見事年間勝点通りの結果を残してみせた。

2ndステージを僅か1敗で制したC大阪はCSで年間順位で上回る鹿島・浦和を連続で撃破。年間勝点では5位に終わるも、年間順位では準優勝となった。

 

年間順位

1位 ガンバ大阪

2位 セレッソ大阪

3位 浦和レッズ

4位 鹿島アントラーズ

5位 ジェフユナイテッド千葉

(以下史実通り)

 

 

 

【2006年】

 

(史実順位)

1位 浦和レッズ(72)

2位 川崎フロンターレ(67)

3位 ガンバ大阪(66)

4位 清水エスパルス(60)

5位 ジュビロ磐田(58)

6位 鹿島アントラーズ(58)

7位 名古屋グランパスエイト(48)

8位 大分トリニータ(47)

9位 横浜F・マリノス(45)

10位 サンフレッチェ広島(45)

11位 ジェフユナイテッド千葉(44)

12位 大宮アルディージャ(44)

13位 FC東京(43)

14位 アルビレックス新潟(42)

15位 ヴァンフォーレ甲府(42)

16位 アビスパ福岡(27)

17位 セレッソ大阪(27)

18位 京都パープルサンガ(22)

 

 

2006年1stステージ

1位 浦和レッズ(36)

2位 ガンバ大阪(36)

3位 川崎フロンターレ(35)

4位 鹿島アントラーズ(32)

5位 清水エスパルス(31)

6位 ジェフユナイテッド千葉(29)

7位 大分トリニータ(27)

8位 大宮アルディージャ(26)

9位 ジュビロ磐田(24)

10位 横浜F・マリノス(23)

11位 アルビレックス新潟(23)

12位 FC東京(21)

13位 名古屋グランパスエイト(20)

14位 ヴァンフォーレ甲府(18)

15位 サンフレッチェ広島(16)

16位 アビスパ福岡(11)

17位 京都パープルサンガ(11)

18位 セレッソ大阪(6)

 

2006年2ndステージ

1位 浦和レッズ(36)

2位 ジュビロ磐田(34)

3位 川崎フロンターレ(32)

4位 ガンバ大阪(30)

5位 清水エスパルス(29)

6位 サンフレッチェ広島(29)

7位 名古屋グランパスエイト(28)

8位 鹿島アントラーズ(26)

9位 ヴァンフォーレ甲府(24)

10位 横浜F・マリノス(22)

11位 FC東京(22)

12位 セレッソ大阪(21)

13位 大分トリニータ(20)

14位 アルビレックス新潟(19)

15位 大宮アルディージャ(18)

16位 アビスパ福岡(16)

17位 ジェフユナイテッド千葉(15)

18位 京都パープルサンガ(11)

 

2006年チャンピオンシップ

 

①1993〜2004年仕様

年間優勝→浦和レッズ(両ステージ制覇の為、完全優勝)

 

【ifシーズン総括】

1stステージでG大阪・川崎との壮絶な三つ巴デッドヒートを制した浦和は2ndステージでも盤石の戦いぶりを披露。見事両ステージ制覇となり、2002年の磐田、2003年の横浜FMに続く完全制覇チームとなった。

1stでは低迷した磐田だったが、2ndでは浦和・G大阪・川崎・清水の年間勝点上位4チーム全てに勝利して優勝争いに絡み、2ndステージ準優勝を飾っている。1stで低迷したが広島も2ndでは6位に躍進した。

 

②2015・2016年仕様

準決勝

川崎フロンターレ3-2ガンバ大阪

2006年7月26日19:05@等々力陸上競技場

川崎得点者:箕輪義信(47分)、ジュニーニョ(54分)、マギヌン(77分)

G大阪得点者:遠藤保仁(25分)、家長昭博(59分)

 

決勝第1戦

川崎フロンターレ0-2浦和レッズ

2006年7月22日19:04@等々力陸上競技場

浦和得点者:田中達也(30分)、永井雄一郎(76分)

 

決勝第2戦

浦和レッズ2-2川崎フロンターレ

10月21日16:03@埼玉スタジアム2002

浦和得点者:ワシントン(19分)、ポンテ(52分)

川崎得点者:ジュニーニョ(35分)、中村憲剛(50分)

 

年間優勝→浦和レッズ

 

【ifシーズン総括】

1stステージの激しい優勝争いを反映するように浦和・G大阪・川崎の3チームが出場。準決勝でG大阪との打ち合いを制した川崎は決勝でも浦和と打ち合いを演じたが、最後は第1戦を取った浦和が優勝を飾る。浦和は両ステージを制しながら年間優勝を逃す可能性があった中でしっかり勝ち切ってみせた。

 

年間順位

→①②共に史実順位の変動なし。

 

 

 

【2007年】

 

(史実順位)

1位 鹿島アントラーズ(72)

2位 浦和レッズ(70)

3位 ガンバ大阪(67)

4位 清水エスパルス(61)

5位 川崎フロンターレ(54)

6位 アルビレックス新潟(51)

7位 横浜F・マリノス(50)

8位 柏レイソル(50)

9位 ジュビロ磐田(49)

10位 ヴィッセル神戸(47)

11位 名古屋グランパスエイト(45)

12位 FC東京(45)

13位 ジェフユナイテッド千葉(42)

14位 大分トリニータ(41)

15位 大宮アルディージャ(35)

16位 サンフレッチェ広島(32)

17位 ヴァンフォーレ甲府(27)

18位 横浜FC(16)

 

2007年1stステージ

1位 ガンバ大阪(38)

2位 浦和レッズ(33)

3位 鹿島アントラーズ(30)

4位 アルビレックス新潟(29)

5位 ジュビロ磐田(28)

6位 柏レイソル(26)

7位 川崎フロンターレ(25)

8位 清水エスパルス(25)

9位 横浜F・マリノス(23)

10位 ヴィッセル神戸(23)

11位 名古屋グランパスエイト(22)

12位 サンフレッチェ広島(22)

13位 FC東京(20)

14位 ヴァンフォーレ甲府(17)

15位 大宮アルディージャ(16)

16位 ジェフユナイテッド千葉(16)

17位 大分トリニータ(16)

18位 横浜FC(10)

 

2007年2ndステージ

1位 鹿島アントラーズ(43)

2位 浦和レッズ(37)

3位 清水エスパルス(36)

4位 ガンバ大阪(29)

5位 川崎フロンターレ(29)

6位 横浜F・マリノス(27)

7位 ジェフユナイテッド千葉(26)

8位 FC東京(25)

9位 大分トリニータ(25)

10位 ヴィッセル神戸(24)

11位 柏レイソル(24)

12位 名古屋グランパスエイト(23)

13位 アルビレックス新潟(22)

14位 ジュビロ磐田(21)

15位 大宮アルディージャ(19)

16位 ヴァンフォーレ甲府(10)

17位 サンフレッチェ広島(10)

18位 横浜FC(6)

 

2007年チャンピオンシップ

 

①1993〜2004年仕様

第1戦

ガンバ大阪5-1鹿島アントラーズ

2007年8月29日19:04@石川県西部緑地公園陸上競技場

G大阪得点者:バレー(11分,34分)、遠藤保仁(23分)、播戸竜二(47分,73分)

鹿島得点者:ファボン(69分)

 

第2戦

鹿島アントラーズ0-1ガンバ大阪

2007年3月11日14:03@カシマサッカースタジアム

G大阪得点者:マグノ・アウベス(66分)

 

年間優勝→ガンバ大阪

 

【ifシーズン総括】

1stステージを圧倒的な強さで制したG大阪は、2ndステージこそ鹿島や浦和の後塵を拝する結果になりながらもCSでは鹿島を文字通りの粉砕に成功。CSという舞台で無類の強さを誇ってきた鹿島を2連勝で下し、見事逆転優勝を飾った。

1stはG大阪、2ndは鹿島が圧倒的な強さを見せる中で浦和はいずれのステージも2位に終わる。1stで上位に進んだ新潟と磐田は2ndでは低迷する結果となった。

 

年間順位

1位 ガンバ大阪

2位 鹿島アントラーズ

3位 浦和レッズ

(以下史実通り)

 

②2015・2016年仕様

準決勝

浦和レッズ1-1ガンバ大阪

2007年5月13日16:03@埼玉スタジアム2002

浦和得点者:ワシントン(79分)

G大阪得点者:バレー(17分)

※年間勝点により浦和の勝利とする

 

決勝第1戦

浦和レッズ0-1鹿島アントラーズ

2007年11月24日14:04@埼玉スタジアム2002

鹿島得点者:野沢拓也(66分)

 

決勝第2戦

鹿島アントラーズ0-1浦和レッズ

2007年4月29日16:00@カシマサッカースタジアム

浦和得点者:ポンテ(56分)

※年間勝点により鹿島の勝利とする。

 

年間優勝→鹿島アントラーズ

 

【ifシーズン総括】

年間勝点で群を抜いた3チームでのCSとなったが、まず準決勝で実現した浦和とG大阪の因縁の対決では、ドローに持ち込んだ浦和がアドバンテージにより決勝に進出。しかし決勝ではお互いが敵地で1-0で勝利する事となり、アドバンテージで勝った浦和はアドバンテージで敗れる結果となった。

 

年間順位

→史実通り

 

 

 

【2008年】

 

(史実順位)

1位 鹿島アントラーズ(63)

2位 川崎フロンターレ(60)

3位 名古屋グランパス(59)

4位 大分トリニータ(56)

5位 清水エスパルス(55)

6位 FC東京(55)

7位 浦和レッズ(53)

8位 ガンバ大阪(50)

9位 横浜F・マリノス(48)

10位 ヴィッセル神戸(47)

11位 柏レイソル(46)

12位 大宮アルディージャ(43)

13位 アルビレックス新潟(42)

14位 京都サンガFC(41)

15位 ジェフユナイテッド千葉(38)

16位 ジュビロ磐田(37)

17位 東京ヴェルディ(37)

18位 コンサドーレ札幌(18)

 

2008年1stステージ

1位 浦和レッズ(32)

2位 鹿島アントラーズ(31)

3位 柏レイソル(29)

4位 ガンバ大阪(29)

5位 名古屋グランパス(29)

6位 川崎フロンターレ(26)

7位 アルビレックス新潟(26)

8位 大分トリニータ(25)

9位 ヴィッセル神戸(25)

10位 FC東京(25)

11位 京都サンガFC(24)

12位 ジュビロ磐田(23)

13位 大宮アルディージャ(22)

14位 東京ヴェルディ(20)

15位 清水エスパルス(19)

16位 横浜F・マリノス(18)

17位 コンサドーレ札幌(15)

18位 ジェフユナイテッド千葉(10)

 

2008年2ndステージ

1位 清水エスパルス(36)

2位 川崎フロンターレ(34)

3位 鹿島アントラーズ(32)

4位 大分トリニータ(31)

5位 横浜F・マリノス(30)

6位 名古屋グランパス(30)

7位 FC東京(30)

8位 ジェフユナイテッド千葉(28)

9位 ヴィッセル神戸(22)

10位 浦和レッズ(21)

11位 ガンバ大阪(21)

12位 大宮アルディージャ(21)

13位 柏レイソル(17)

14位 京都サンガFC(17)

15位 東京ヴェルディ(17)

16位 アルビレックス新潟(16)

17位 ジュビロ磐田(14)

18位 コンサドーレ札幌(3)

 

2008年チャンピオンシップ

 

①1993〜2004年仕様

第1戦

浦和レッズ1-2清水エスパルス

2008年11月23日13:01@埼玉スタジアム2002

浦和得点者:田中マルクス闘莉王(67分)

清水得点者:枝村匠馬(21分)、矢島卓郎(82分)

 

第2戦

清水エスパルス1-2浦和レッズ

2008年4月2日19:03@日本平スタジアム

清水得点者:藤本淳吾(10分)

浦和得点者:オウンゴール(58分)、エジミウソン(70分)

※年間勝点により清水の勝利とする。

 

年間優勝→清水エスパルス

 

【ifシーズン総括】

両ステージで3位以内に入ったチームが鹿島しかおらず、年間勝点で5位の清水と7位の浦和というCSの対戦カードに。年間勝点1位の鹿島はおろか、年間勝点の1〜4位がごっそりCSに出られないという異常事態となった。

CSではお互いの敵地で2-1で勝利し合う形となり、アドバンテージの結果で清水が勝利。1999年に苦い思いをした清水が雪辱を晴らした。柏とG大阪は2ndの低迷が、逆に川崎と横浜FMは1stの出遅れが悔やまれる。

 

年間順位

1位 清水エスパルス

2位 浦和レッズ

3位 鹿島アントラーズ

4位 川崎フロンターレ

5位 名古屋グランパス

6位 大分トリニータ

7位 FC東京

(以下史実通り)

 

②2015・2016年仕様

1回戦

川崎フロンターレ0-1浦和レッズ

2008年5月10日14:00@等々力陸上競技場

浦和得点者:エジミウソン(62分)

 

名古屋グランパス3-2清水エスパルス

2008年8月27日19:03@名古屋市瑞穂陸上競技場

名古屋得点者:玉田圭司(23分,52分)、マギヌン(49分)

清水得点者:岡崎慎司(6分)、矢島卓郎(45分)

 

準決勝

名古屋グランパス1-1浦和レッズ

2008年9月28日19:03@名古屋市瑞穂陸上競技場

名古屋得点者:巻佑樹(47分)

浦和得点者:エジミウソン(40分)

※年間勝点により名古屋の勝利とする。

 

決勝第1戦

名古屋グランパス0-4鹿島アントラーズ

2008年6月28日19:01@名古屋市瑞穂陸上競技場

鹿島得点者:マルキーニョス(4分,89分)、小笠原満男(28分)、ダニーロ(79分)

 

決勝第2戦

鹿島アントラーズ1-2名古屋グランパス

2008年8月23日18:34@カシマサッカースタジアム

鹿島得点者:マルキーニョス(3分)

名古屋得点者:吉田麻也(11分)、ヨンセン(60分)

 

年間優勝→鹿島アントラーズ

 

【ifシーズン総括】

3〜5チームが出場する2015・2016年ルールでのCSに於いて、最大枠となる5チームが出場するケースは後にも先にもこれが唯一となった。

ステージ王者と年間勝点2〜3位のチームが戦う1回戦ではそれぞれ名古屋・浦和が勝利を収め、年間勝点のアドバンテージにより名古屋が決勝に進出。1stと2ndでの明暗がハッキリ分かれた中で、比較的両ステージで安定した成績を残したチーム同士の対戦となったが、第1戦の鹿島の圧勝で勝負の大型は決する形となった。

 

年間順位

1位 鹿島アントラーズ

2位 名古屋グランパス

3位 浦和レッズ

4位 川崎フロンターレ

5位 清水エスパルス

6位 大分トリニータ

7位 FC東京

(以下史実通り)

 

 

 

Part2に続く。

 

勝点0て……

ではでは(´∀`)