餅を食えない私はお正月をそこまでエンジョイできない。
どーもこんばんは
さてさて、新年一発目のマッチレビューはイングランド、エミレーツFAカップ3回戦、リバプールvsエバートンの一戦です。
いよいよ!日本人選手が初めて名門リバプールのユニフォームに袖を通してピッチに立つ瞬間が訪れました。
クラブW杯を制して世界一の称号を手にしたリバプールの一員として、遂に日本代表の南野拓実がアンフィールドの地に足を踏み入れます。チャンピオンズリーグでリバプール相手に存在感を示した南野のデビュー戦ですから現地ファンの注目も募る一戦が、日本サッカーの歴史に残るであろう一戦が幕を開けます。
両チームスタメンです。
今日の試合の注目ポイントが早速スタメンに抜擢された南野である事は言わずもがなですが、同時にカップ戦という一発勝負の舞台でマージーサイドダービーが実現した事も挙げられます。デビュー戦としてはこの上ない舞台が揃いました。ユルゲン・クロップvsカルロ・アンチェロッティの名将対決にも注目です。
立ち上がり、最初に決定的なチャンスを作ったのはエバートンでした。しかしこれをGKアドリアンが防ぐとその後試合はリバプールペースへと移ります。
とはいえ…この日のリバプールはサディオ・マネとジョーダン・ヘンダーソンがベンチ入りしているくらいで、他は10代の選手も多い控えと若手中心のメンバーとあって試合を押し気味に進めながらもどこか精度を欠き、エネルギッシュさは見せつつも普段ほどは上手く機能していない様子。前半の最後の方はベストメンバーに近い布陣を組んだエバートンも盛り返してきて一進一退の攻防となり、前半はスコアは動かないまま0-0で終えます。
後半はリバプールが前半9分の時点でジェイムズ・ミルナーが負傷退場を余儀なくされていた影響もあったのか、前半よりもエバートンに押し込まれる時間が長く続き、なかなか攻撃陣に良い形でボールの入る機会が前半よりも更に少なくなってきます。南野も後半は余り存在感を誇示するには至らず、70分にベンチに下がりました。
しかしその直後の71分、左サイドでボールを受けたカーティス・ジョーンズのシュートがGKジョーダン・ピックフォードの頭上を超すゴラッソを決めて劣勢のリバプールがようやく先制点。
試合はその後、18歳のゴラッソで生まれたゴールを守り切ったリバプールがマージーサイドダービーを1-0で勝利。南野はこの日目立った活躍を示せた訳では無かったものの、チームとしては大きな勝利を手にして4回戦に駒を進めました。
やはり普段の主力組が出ていないだけでなく、ミルナーも早々に負傷退場してピッチ上の平均年齢が相当下がった事もあって全体的に今日のリバプールは落ち着きがないというかバタバタした印象でした。それもあって、南野だけでなくセンターフォワードのディボック・オリジもやりにくそうにしていた印象はありますね。ただそんな中でも、何とか勢いで押し切った勝利とも言えるでしょうか。
エバートンからすれば、自分達はほぼベストメンバーで臨んでいたのでなんとか勝ちたかったでしょうが…。
今トイレに逃げ込んだ。
ではでは(´∀`)