【降格なし!?降格4チーム!?】今年は降格チームなしが決定!2020年、そして2021年のJリーグはどうなるの?というかじゃあ昇格の方はどうなるの…?の件。

【はじめに】リーグから正式発表が出る少し前に書いたブログなので若干タイムラグがあります。Jリーグからの正式リリースはこちらです↓

 

www.jleague.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

右サイド橋岡、左サイド杉岡の組み合わせを見てうちの母親は「岡岡」と言いました。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、新型コロナウィルス(COVID-19)の猛威は未だに続いており、延期された各種イベントも「再開か再延期か」を考えるような時期に入ってきました。

Jリーグも勿論その一つで、当初は3月18日に再開予定だったものが更に延びて4月3日再開予定に。しかし観客への感染を防ぐ&観客からの感染を防ぐ両方の意味でもまだ安全が確証されている段階に無く、加えて3月17日には日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が新型コロナウィルスに感染してしまう事態に。Jリーグとしては一応4月3日再開を第一優先としながらも、4月17日、もしくは5月1日に再開する案も現実的な視野に入ってきました。

 

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言わずもがな、そうなってくると当然日程には大きな狂いが生じる事になります。そもそも、既に延期した分の試合を埋める為には必然的に平日開催が多くなり、それは入場料がクラブ収入の多くを占めるJリーグクラブにとってはまさに大打撃。

以前Jリーグと親会社についての関係についてのブログも書きましたが、親会社というバックボーンが無いクラブにとってそれは死活問題まっしぐらで、既に経営危機に直面する可能性のあるクラブは指摘されつつあります。

 

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そんな中で3月19日、Jリーグ村井満チェアマンはWebを介した会見にて「2020年のJリーグは降格なし」とする事を表明。

 

www.soccer-king.jp

 

村井チェアマンに依ると、主な理由としては既に少なくない試合数を延期している事や東京オリンピックとの兼ね合いで競技としての公平性が保てなくなるという事。例えば東京五輪関連については、東京五輪期間に試合を組むとすれば必要以上にアウェイゲームが強いられるチームが出現する可能性、本来の本拠地とは全く違うところでホームゲームを行わなければならない可能性が挙げられます。そのような日程としての不公平がまず一点。

加えて、Jリーグとしては選手に感染者が出て当該選手や濃厚接触者が隔離になった場合もユース選手を起用するなどして何とか試合は開催していこうという方針らしく、村井チェアマン曰く「ある意味では競技の不公平性を飲み込んででも、試合は続けていこうという目線合わせをした」との事。ただ、やはりクラブの様々な面に多大な影響を及ぼす降格に関しては上記の公平性を保てない事から今年は見送ろう…という形になるそうです。

これはJ1からJ2への降格、J2からJ3への降格も同様です。また、現時点ではJ2からJ1へ、J3からJ2への昇格に関しては現時点では例年通り行う予定で、2021年のJリーグは20チームで行う形になる可能性が高いです。

 

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J1残留争いこそJリーグの醍醐味!という声も大きいですし第三者なら終盤の最も大きい楽しみの一つでもありますが、降格無しに関しては今回の場合は仕方ない、致し方ないものでしょう。

一口に「降格」と言っても、クラブにとって降格が持つ意味は相当大きく、そこには「レベルの高いJ1でやりたい」という競技面以外での話では収まらない死活問題が発生するのです。例えば昨年の柏レイソルだったり、2013年のガンバ大阪などのケースはクラブに絶対的なバックボーンがいるから危機的な状況にはなりませんでしたが、親会社を持たない市民クラブが降格を余儀なくされた時の影響には凄まじいものがあります。

よく降格チームから退団選手が続出することを「草刈り場」と表現する場合がありますよね。勿論選手は「J1でやりたい」という気持ちも込みで移籍を決断する訳ですが、経営基盤が強くないクラブにとっては主力選手を放出する事で経営の目処を立たなければならない状況(=クラブからすれば何とか自チームから移籍させたいというケース)もあります(2009年の大分トリニータが代表例)主力選手が「このチームをJ1に戻したいから残りたい」という意思を示したとしても、クラブ側からすれば逆に退団してくれないと経営が行き詰まるかもしれない…なんてケースは往々にして存在する…降格というのはそれほどの意味を持つ事なんです。

 

それだけの意味を持つ降格を、今季のレギュレーションがぐちゃぐちゃにならざるを得ないJリーグで、これからユース選手メインでリーグを消化しなければならないJリーグで…好成績チームを決めるならまだしも、村井チェアマンの言葉を借りると「競技結果の罰則となる降格」をさせるには不公平過ぎる……今回のJリーグ側の判断は妥当というよりも賢明なのではないでしょうか。

 

ただ、現時点ではその方向性ですが……例年通りのシステムで行うべきかどうかは別としても、昇格に関しては2枠は維持してやるべきでしょう。Twitterなどでは「降格も無しにするなら昇格も無しにするべきでは?」という意見も見受けられますが、実際問題として昇格まで無しにしてしまうとJ2リーグの半数以上のチームは「J2で戦う意味」を完全に失う事になります。

2018年のFC町田ゼルビアのようなケースなら話は別ですが、多くのJ2チームにとっては「J2優勝」は目指すべきところであったとしてもマストではありません。「J2優勝しなくてもいいから2位でも3位でもとりあえず昇格しよう」となるからです。昇格を目指すチームにとって「J2優勝はJリーグ全体の19位」に過ぎない訳で、昇格無しが決定されれば降格組のジュビロ磐田などを筆頭に相当な反発が来る事は否めませんし…。

 

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Jリーグとしては現時点で、まず来季のJ1は昇格2チームを加えた20チーム(恐らく19×2の38試合)で開催し、2020年を降格チームなしとする代わりに2021年は降格枠を4として2022年に18チームに戻す方針。

 

hochi.news

 

J1に於いて降格チームが無くなるのは2004年以来。新型コロナウィルスの影響で特異なシーズンになるのは今年のみならず来年にも続く事になりそうですが、まずはJリーグのある日々が1日でも早く帰ってくることを…。

ではでは(´∀`)