どう森やりたいけどスイッチがない。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは練習試合、鹿島アントラーズvs北海道コンサドーレ札幌の一戦です。
久し振りのマッチレビューでございます!!DAZNさんが生配信を組んでくれた練習試合です。
今季、アントニオ・カルロス・ザーゴ監督を迎えて新戦術に取り組みながらも浸透の遅れからルヴァン杯では名古屋に、そしてリーグ開幕戦では広島に完封負けを喫した鹿島。特に広島戦は0-3の完敗でした。そんな鹿島にとって、この中断期間は戦術を浸透させる意味ではそこまでネガティヴなものでも無かったのかもしれません。今季もミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で継続路線を歩みつつタイトル獲得を狙う札幌の注目のトレーニングマッチとなりました。
両チームスタメンです。
本日の会場は茨城県鹿嶋市、茨城県立カシマサッカースタジアムです。
いつもはサポーターが大勢詰めかけ、今夏には東京オリンピックサッカー競技の開催会場になることも予定されているカシマスタジアムですが今日は無観客という不思議な空気感での試合となります。
試合は前半から鹿島が丁寧にボールをつなぎ、むしろ今や札幌が得意とするポゼッション主体の戦い方で試合はやや鹿島ペースで進んでいきます。逆に札幌はどちらかと言えばカウンターで好機を見出そうとする戦い方を採り、ある意味では鹿島vs札幌としては少し逆の展開に。
鹿島はエヴェラウドやファン・アラーノがチャンスを迎えますが決定機と呼べるほどのシーンはそこまでなく、練習試合とは思えない強度の中での前半は0-0で終了。
試合は後半開始早々に動きます。49分、鹿島は三竿健斗の縦パスに反応したアラーノがペナルティエリア内を切り崩してシュート。ブラジル人らしい足元の技術を見せて鹿島が先制ゴール。
しかし札幌も粘りを見せます。62分、右サイドの白井康介が左足でクロスを上げると鈴木武蔵が頭で叩き込むようにして同点弾。試合は1-1の振り出しに。それでもその直後の64分、アラーノのコーナーキックを町田浩樹が頭で合わせて再び鹿島が勝ち越し。公式戦ながらの白熱した展開に。
再び1点を追う構図となった札幌はジェイなどを投入して反撃に出た結果、78分には鈴木武蔵のフリーキックが鹿島の遠藤康に当たってオウンゴールとなり2-2の同点に。すると87分にはこちらも途中出場、ルーカス・フェルナンデスのクロスをジェイが合わせると、アディショナルタイムにもルーカス→ジェイのラインで追加点。白熱の練習試合は札幌が4-2で勝利を収めました。
練習試合とは思えない白熱っぷりでしたねぇ…。
なんとなく、試合全体的にイメージとしての「鹿島vs札幌」としては逆の展開になったように思います。練習試合なので結果をそこまで過敏に捉える必要は無い事が前提ではありますが、札幌には結構強かさ的なものも付いているのかなと。これはミシャのチーム中でも稀有なケースではないでしょうか。
鹿島に関しても、この中断期間である程度形にはなってきているように思います。
楽しかった。
ではでは(´∀`)