Into the…〜明治安田生命J1リーグ第13節 鹿島アントラーズvsFC東京 マッチレビュー〜

今年の阪神の勢いが怖い

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第13節、鹿島アントラーズvsFC東京の一戦です。

 

 

開幕前、川崎や名古屋、横浜FMと共に優勝争いの中心候補とも目されていた両チーム。しかし蓋を開けてみれば双方ともに低空飛行が続いてFC東京は現在リーグ戦4連敗で13位にまで沈み込み、鹿島に至っては第9節札幌戦終了時点でアントニオ・カルロス・ザーゴ監督を解任。とはいえ、鹿島は相馬直樹監督就任後はリーグ戦3試合で2勝1分と無敗は維持しています。

鹿島は相馬体制でのブーストを更に続けていけるか、FC東京は不振からの巻き返しを狙えるか、注目の一戦です。

両チームスタメンです。

 

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前節は3-0で勝った鹿島と0-3で負けたFC東京。鹿島がスタメンを一人だけ入れ替えてきたのに対し、FC東京はスタメンを4人変更してきました。これまでは森重真人ボランチで起用する事が多かった長谷川健太監督ですが、今日はCBからのスタートになっています。

 

 

本日の会場は茨城県立カシマサッカースタジアムです。

先日行われた東京五輪・サッカー競技の抽選会ではカシマスタジアムでは韓国、ホンジュラスニュージーランドルーマニアが所属するグループBの試合が割り当てられました。男子は準々決勝、そして女子はメダル獲得に関わる3位決定戦が予定されています。

ちなみに鹿島アントラーズは今年でクラブ創立30周年。スタジアムには記念バナーが掲出されたり、場内ビジョンでは鹿島の歴史を振り返るような特別番組が放映されているとも。

 

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両チームとも堅守をベースにしている中で、積極的に相手に対して圧力をかけて行ったのは鹿島でした。決定的なチャンスシーンこそ多かった訳ではないですが、チーム全体として押し上げていくことでFC東京陣内に相手のラインも引き下げていき、FC東京と集中した対応こそしていたものの、23分には荒木遼太郎のコーナーキックを町田浩樹がGK波多野豪の前に入り込んで頭で合わせて鹿島先制。

 

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鹿島のブロックの前にFC東京はなかなかに切り込む隙もボールポゼッションも掴むことが出来ず、先制点をとった鹿島もそこまで無理をするタイプのチームではないので拮抗した時間がしばらく続いていきます。FC東京はディエゴ・オリヴェイラ永井謙佑までボールがいかないジリジリした展開が続く中で前半アディショナルタイムエリア外から松村優太が右脚を振り抜くとこれが左ポストに当たってゴール。鹿島が前半終了間際にリードを広げて前半を終えます。

 

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後半、2点ビハインドを背負う形になったFC東京長谷川健太監督はハーフタイム3枚替えを断行。ブルーノ・ウヴィニ、中村拓海、安部柊斗を投入してシステムも3-3-2-2に変更。後ろの配置をテコ入れする事で永井やディエゴの推進力を活かそうと試みます。しかし結局、後ろに重心が向いたことで鹿島にもラインを上げられ、肝心の2トップも鹿島の中盤に絡め取られるように自陣内に追い込まれ、蟻地獄かのようなハーフコートゲームを抜け出す事が出来ません。

 

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FC東京は中央は人数を割けていたので決定的なピンチを直接的に作られる場面はさほど多くありませんでしたが、中央に人を集める事でしか鹿島に対応する術が無くなり、鹿島もゲームのコントロールの仕方はわかっているせいでFC東京は攻撃の芽を生む事さえ出来ないままの時間がずっと続いていきます。すると鹿島がファン・アラーノや遠藤康の投入でサイドに幅を持たせ始めると、中央に寄ったFC東京守備陣を無理矢理拡げた事でFC東京はバキバキ状態に。

 

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鹿島は試合終了間際に怪我から復帰した上田綺世を投入。87分、右サイドで常本佳吾と遠藤康のパス交換から遠藤がクロスを上げると、飛び込んだ上田の脚に当たったボールがマークについていた中村に引っ掛かるような形でそのままゴールイン。鹿島3点目。更にアラーノのパスを受けた上田のポストプレーに抜け出した永戸のシュート性のボールにアラーノが詰めて再びネットが揺れ、これは上田の時点でオフサイドが取られたためノーゴールとはなりましたが、FC東京は絵に描いたかのような悪循環に。

結局試合はこのまま終了。3-0で勝利した鹿島はこれで相馬監督就任後、ルヴァン杯を含めた公式戦7戦無敗。一方のFC東京は5連敗を喫しています。

 

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もちろん常に4バックから押し上げつつ、前半からFC東京を追い詰める形にした鹿島の組織力は高く評価されるべきです。相馬監督も一口に内部昇格といっても、元々町田で長期政権を築いて、2018年には当時の町田の規模でJ2優勝争いに導いた手腕は持っている訳で、やはりその辺りの組織構築には長けてるんだろうなぁと。

一方のFC東京は文字通りやる事なす事が全て裏目に出てしまった印象でした。永井とディエゴを活かす為に一時退散のような戦術を採用する気持ちはわかりますが、中盤も鹿島のプレスをかいくぐれるほどの事が出来ず、じゃあ2トップが降りてきたらきたで狙ってる攻撃パターンさえできなくなる。

 

 

TwitterでもFC東京の事は軽く触れましたが、90分を通じてずっと詰んでるような状態だったのがシュート2本という結果でしょう。ガンバや柏も不振と言われていますが、そことはジャンルの違う問題な気もしました。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

明治安田生命J1リーグ第13節

サガン鳥栖0-0サンフレッチェ広島

名古屋グランパス1-0セレッソ大阪

ガンバ大阪0-2川崎フロンターレ

横浜F・マリノス2-0ヴィッセル神戸

清水エスパルス1-1横浜FC

アビスパ福岡1-0柏レイソル

湘南ベルマーレ2-0大分トリニータ

徳島ヴォルティス1-2北海道コンサドーレ札幌

浦和レッズ2-0ベガルタ仙台

鹿島アントラーズ3-0FC東京

 

1位 川崎フロンターレ(41)※1

2位 名古屋グランパス(32)※1

3位 横浜F・マリノス(27)※2

4位 サガン鳥栖(27)※3

5位 ヴィッセル神戸(23)

6位 アビスパ福岡(22)※3

7位 セレッソ大阪(21)※3

8位 浦和レッズ(20)

9位 鹿島アントラーズ(18)※2

10位 サンフレッチェ広島(18)※3

11位 北海道コンサドーレ札幌(15)※2

12位 湘南ベルマーレ(15)

13位 FC東京(15)

14位 徳島ヴォルティス(14)※3

15位 柏レイソル(13)

16位 清水エスパルス(12)

17位 大分トリニータ(8)※2

18位 ガンバ大阪(7)※4

19位 ベガルタ仙台(6)※2

20位 横浜FC(3)

 

※1 15試合消化

※2 12試合消化

※3 14試合消化

※4 9試合消化

 

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G大阪に勝利し、開幕からの連続無敗記録を15試合にまで伸ばした川崎が磐石の首位固め。2位の名古屋との勝点差は早くも9にまで広がっています。その他の上位陣で言えば、横浜FMと神戸の上位対決で横浜FMが2-0で勝利。神戸に第4節名古屋戦以来となる黒星を付け、鳥栖が引き分けた事で3位に浮上しています。

また、大分に2-0で勝利した湘南はこれで8戦無敗。その間8試合で僅か2失点という圧倒的な守備力を見せています。また、柏に勝利した福岡はこれで4連勝。2016年のJ1での成績は前節の時点で上回っていましたが、今日の勝利で2011年の勝点と2006年の勝利数まで上回りました。

 

 

今年の阪神が怖い…。

ではでは(´∀`)