RK-3はきだめスタジオブログ

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HELP〜明治安田生命J1リーグ第29節 鹿島アントラーズvsガンバ大阪 マッチレビュー〜

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いよいよ今日からB'z×ミスチル×GLAYか…

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第29節、鹿島アントラーズvsガンバ大阪の一戦です!

 

オリジナルアルバムの配信も開始したのでそちらも観てね

 

J1はいよいよ残り10試合。本来ならここをもっと明るい気持ちで迎えたかったのですが……現実問題として、今のガンバは残留の危険水域を無視できない状況に陥っています。

 

 

ここから先、ラスト10試合のガンバの戦績はその一つ一つがまさに死活問題と化してきます。一つの勝利は大きな希望となり、一つの敗北はまさしく致命傷になりかねません。今、ガンバが置かれている状況とはそういう状況なのです。

2012年と違うのは、一応現段階でガンバが残留争い組の中では上位にいる…という事ですが、ここから降格圏のチームがどう振る舞うかによってもガンバの行く末は大きく変わってくるでしょう。実際、2018年のガンバはそうして磐田と柏を引きずり下ろしたんですから……。そうならない為には相手がどこかなど関係なく、一つの勝利、三つの勝点に執着して行かなければなりません。何かとターニングポイントになる事が多い鹿島戦。果たしてここで、ガンバはどのような戦いと振る舞いを見せられるのでしょうか。

両チームスタメンです。

 

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古巣対決という事で昌子源に注目が集まる試合でしたが、今日は昌子は連戦の影響も考慮してかメンバー外。ルヴァン杯C大阪戦で負傷退場した三浦弦太もベンチ外となっている為、今日は中央に菅沼駿哉が入っています。また、昨季のレギュラーである井手口陽介と山本悠樹がスタートからボランチコンビを組むのは第11節名古屋戦以来。3バック時にはボランチ起用が多かった倉田秋は今日はシャドーでの起用となっています。

前節、福岡相手に0-3の完敗を喫した鹿島はスタメンを4人変更しましたが、特にDFラインに関しては左SBの安西幸輝以外の3人をガラっと入れ替えてきました。広瀬陸斗と関川郁万は久しぶりのスタメンで、特に関川は相馬直樹監督体制でのリーグ戦では初の先発起用となっています。

 

 

本日の会場は茨城県鹿嶋市茨城県立カシマサッカースタジアムです。無観客が続いていた鹿島にとっては8月15日の第24節徳島戦以来の有観客ホームゲームですね。

7〜8月に開催されていた東京オリンピックでは結構な稼働率だったこのスタジアム。男子ではグループBのメイン会場、そして準々決勝の日本vsニュージーランド、準決勝のブラジルvsメキシコとなり、女子では3位決定戦まで開催されていましたね。ちなみに鹿島はホームゲームでは来場者限定イベントとして「鹿BIG」と称した抽選会を行なっている他、今日はキーホルダーなどがプレゼントされるとの事。

鹿島アントラーズは今年がクラブ創立30周年ですので、ホームゲームでは場内ビジョンで30周年記念動画「SQUAD NUMBERS〜背番号の記憶〜」が上映されており、今回はマルキーニョスセルジーニョが背負った18番。ガンバも今季は30周年なので、30周年記念のメモリアルダービーでもありますね。

 

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フォーメーションこそ松波正信監督体制での基本システムとなる3-4-2-1でしたが、今日のガンバは3バックというよりも5バックという色が濃い状況で常に試合を行っていました。中盤ではある程度人に対して行きつつも、アタッキングサードでは5バックでブロックを組みながら鹿島攻撃陣に対して構えの姿勢をとっており、ポゼッションやチャンスメイクの場面は鹿島に何度も作られますが、台風接近に伴う豪雨の影響もあるのか鹿島も思うようにプレーは出来ず、ピンチというピンチはそこまで与えずに済んでいました。

 

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一方で攻撃は案の定パトリックへのロングボールというシンプルな攻撃に一辺倒。デュエルの中で何度かセットプレーのチャンスは得られましたが、ガンバの惜しいシーンといえば井手口陽介ミドルシュートくらいなもので、むしろガンバとして前半は0-0で終わらせる意図を感じる展開でした。前半終了間際には菅沼駿哉を背負いながら反転した上田綺世のシュート、左サイドの和泉竜司の折り返しを受けた荒木遼太郎のシュートなどいよいよ本格的に危ないシーンも増えてきた中で、前半を何とか無失点で終えます。

 

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後半開始早々にはいきなり大ピンチ。48分には自陣で井手口がボールを奪われてファン・アラーノにアーリークロスを挙げられると、和泉がGK東口順昭と1対1の場面を迎えます。ここは東口が何とか阻んだものの、直後にはディエゴ・ピトゥカに際どいミドルを打たれてピンチは続きます。

そして遂に52分、今度は鹿島陣内でボールを奪ったピトゥカがそのまま独走してカウンターを発動。ピトゥカのパスに抜け出した荒木のシュートは東口の好セーブで防ぎましたが、そのこぼれ球を上田に押し込まれて遂に失点。更に60分にも広瀬のクロスをアラーノに頭で叩きつけられて立て続けに2失点を喫してしまいます…。

 

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松波監督は70分に山本、髙尾瑠、パトリックを下げて宇佐美貴史、柳澤亘、チアゴ・アウベスを3人同時に投入します。反撃を試みたかったところですが、3連敗中の鹿島に鹿島のリズムを取り戻させてしまったらもう最後。ガンバは攻撃もチグハグなままカウンターを喰らってしまい、73分には途中出場の土居聖真にカウンターから仕留められて遂に3失点。

 

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80分には途中出場のチアゴが左サイドでの単独突破から関川に倒されてPKを獲得。これを自ら決めてPKながらも1点は返したガンバ。その後、チュ・セジョンとウェリントン・シウバを投入しますが…87分の小野瀬康介のシュートこそ惜しいと思わせるシュートではあったものの、それ以外はてんで得点の気配を漂わせる事さえ出来ないまま試合終了。3-1…点差以上の完敗。4連敗となりました。

 

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まぁ……なんですかね、多分前半は0-0で行こう、という事だったんでしょうけど。正直なところ……全然攻撃出来てないのに、失点の2/3がカウンターってどういう芸風やねんとは少し思いましたよ。今日に関してはもう……振り返るとか善し悪しとかの前に、まぁ、そうなるよね、こういう結果になるよね、としか言えない試合の展開と内容でしたよね。悲鳴も出ずにため息しか出なくなってきたというか…ね。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

明治安田生命J1リーグ第29節

鹿島アントラーズ3-1ガンバ大阪

柏レイソル0-3サンフレッチェ広島

湘南ベルマーレ1-1アビスパ福岡

ヴィッセル神戸1-0北海道コンサドーレ札幌

徳島ヴォルティス1-3川崎フロンターレ

浦和レッズ2-0セレッソ大阪

FC東京4-0横浜FC

名古屋グランパス2-1横浜F・マリノス

清水エスパルス2-1ベガルタ仙台

サガン鳥栖0-0大分トリニータ

 

1位 川崎フロンターレ(69)※1

2位 横浜F・マリノス(65)

3位 名古屋グランパス(53)

4位 ヴィッセル神戸(51)※1

5位 サガン鳥栖(51)

6位 浦和レッズ(51)

7位 鹿島アントラーズ(50)

8位 FC東京(45)

9位 アビスパ福岡(43)

10位 サンフレッチェ広島(39)

11位 北海道コンサドーレ札幌(39)

12位 セレッソ大阪(36)

13位 柏レイソル(33)

14位 ガンバ大阪(30)

15位 清水エスパルス(29)

16位 湘南ベルマーレ(27)

17位 徳島ヴォルティス(23)

18位 ベガルタ仙台(22)

19位 大分トリニータ(21)

20位 横浜FC(18)

 

※1 28試合消化

 

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本来であれば金曜日に行われる予定だった鳥栖vs大分の試合が台風の影響で1日延期となった為、久し振りに全10試合が同じ日に開催される事になりました。

そんな中で注目度が高かったのは18試合無失点のリーグ記録を打ち立てた名古屋とリーグ最多得点の横浜FMの試合でしたが、試合は2点を先行した名古屋が横浜FMの反撃を1点に抑えて勝利。これにより名古屋は3位に浮上。一方、首位の川崎は徳島に勝利したので2位横浜FMとの勝点差は4に広がっています。ACL圏内を争う上位陣は鳥栖以外は勝利を収め、長友佑都の復帰戦となったFC東京横浜FC相手に快勝です。

残留争いでは勝点差4の清水と仙台の直接対決に注目が集まりましたが、この試合ではホームで残留圏内に位置する清水がなんとか勝利。12位C大阪以下のチームは全て未勝利に終わる中、大分は上位の鳥栖相手に引き分けに持ち込み、終了間際の得点で福岡に引き分けた湘南は前節から指揮を執る山口智監督の下で初の勝点を獲得しています。

 

 

サンガみよ。

ではでは(´∀`)