【度々にはなりますがご報告】
結婚とかそんなんじゃありません。
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月曜日更新予定です。宜しくお願いします。
というわけで本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第8節、ガンバ大阪vsアビスパ福岡の一戦です!
前節、ようやく空白期間を経てJリーグの舞台に帰ってきたガンバ。
いよいよ今日は待ちに待ったホーム開幕戦です。遂にやってきました。1ヶ月越しのホーム開幕戦…。対する福岡は5年周期のジンクス通りにJ1昇格を果たしましたが、J2で見せた堅守の片鱗はJ1でも見せており、特に第5節では鹿島に1-0で勝利。ここまで健闘が目立っています。待ちに待ち焦がれ待ちに泣いたホーム開幕戦でなんとか、なんとか今季初ゴールと初勝利を…!
両チームスタメンです。
前節広島戦に引き続き4-4-2を採用していますが、スタメンは半数に近い5人を変更してきました。右サイドバックにはゼロックス杯、開幕戦と同じで小野瀬康介が入り、チュ・セジョンとレアンドロ・ペレイラが移籍後初先発。また、左サイドバックに入った黒川圭介はJ1リーグ戦初先発となっています。
前述の通り、本来は3月6日に予定されていた第2節鹿島戦がホーム開幕戦の予定でしたが、ホームゲームはその後第3節大分戦、第6節横浜FM戦が中止になって今日に至ります。代替日程も決まり、とりあえずは一安心。今季初めての本拠地パナスタで盛大に暴れてほしいですね。
ちなみに、2019年からスタジアムレポーターを務めていた東馬場ななさんが本日で卒業との事。後任は池田琴弥さんだそうです。
本日は現地観戦!観戦日記は後日更新します。この新たなターニングポイントをしかと見届けにまいりました。
福岡のゲームプランや戦い方も要因の一つではあるでしょうが、ボランチに入ったチュ・セジョンが完璧なボールを捌いた事もあってボールは前半からよく回りました。福岡のロングカウンター気味の攻撃パターンもあってサイドの背後に抜けられるシーンも何度かあったものの、そこはサイドハーフとサイドバックが最後は上手く潰してピンチは回避。
ガンバのチャンスシーンは11分、宇佐美貴史のFKのこぼれ球を井手口陽介がシュート。ですがこれはGK村上昌謙がセーブ。続く13分にはペレイラが福岡DFのビルドアップを掻っ攫ってGKと1対1になりましたが、最後にGKをかわし切れずにゴールには至らず。チャンスはあったものの、なかなか歓喜の瞬間は訪れません。
福岡にもいくつかカウンターからチャンスがあった中で迎えた前半アディショナルタイム、左サイドでのパス交換から突破した宇佐美が左足でシュートを放ちますが、これもGK村上がストップ。結局前半にはゴールが動かず0-0で後半へと向かいます。
後半は立ち上がりは福岡に押し込まれる時間が続いたガンバでしたが、そこは三浦弦太&昌子源のCBコンビがしっかり身体を張り、GK東口順昭が目立つようなシーンになる前になんとか阻止。去年もそうでしたが、厳しい時間を耐え抜く事で攻撃のリズムを生み出そうとしていきます。
試合が少しずつオープンになり始めると、チュ・セジョンの展開力や、特に右サイドからの攻撃シーンが増えるようになっていきました。68分に倉田秋を下げてチアゴ・アウベスを投入。福田湧矢を左に、チアゴを右に配置転換するとその流れはより一層顕著になっていきます。82分にはペレイラを下げてパトリックも投入。この辺りから守備はほぼ三浦、昌子、福田の3人で成立させていたほどガンバが押し込み、ペナルティエリアに侵入する回数も増えていきました。
アディショナルタイム直前、福岡のコーナーキックが失敗に終わったセカンドボールのところで福岡がビルドアップを少しミスすると、チュ・セジョンがカットと同時にカウンターパスを供給。このパスにガンバは一気に前線の3枚が抜け出して宇佐美とパトリックが完璧なお膳立てをしたものの…チアゴがシュートを打ち切る事が出来ず。アディショナルタイムにはチアゴのクロスにパトリックが飛び込みましたがこれも枠の左に逸れ、ガンバの1ヶ月遅れのホーム開幕戦はスコアレスドローに終わりました。
後半は特に、ちょっと攻撃がワンパターン化しすぎていたようには感じます。チアゴはボールを前線に運ぶ役割としては相当機能していましたが、右サイドでチアゴが抜ける→カットインするの流れがワンパターンになりつつあって、福岡のDF陣も若干そこに慣れていた感はあったかなと。パトリック投入後はパトリックの強さを活かす事でバリエーションは少し増えましたが、なんにせよ勝てなかったドローなのか負けなかったドローなのかで言えば、前の広島戦とは異なり勝てなかったドローだったとは思います。
とはいえ、コロナの活動停止期間明けという事実を考えればそこまで悪くなかったというか、さほどコンディションが落ちまくっているという訳でもないのかなと。特にチュ・セジョンのパフォーマンスなんかスーパーでしたしね。収穫が少ない訳では無かったとは思います。
【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】
明治安田生命J1リーグ第8節
1位 川崎フロンターレ(25)※1
2位 名古屋グランパス(20)
3位 ヴィッセル神戸(17)
4位 サンフレッチェ広島(16)
5位 セレッソ大阪(16)※1
6位 FC東京(15)
7位 サガン鳥栖(14)
8位 横浜F・マリノス(14)※2
9位 徳島ヴォルティス(11)
10位 浦和レッズ(11)
11位 アビスパ福岡(9)
12位 清水エスパルス(8)
13位 北海道コンサドーレ札幌(7)※2
14位 鹿島アントラーズ(7)※2
15位 大分トリニータ(6)※2
16位 湘南ベルマーレ(5)
17位 柏レイソル(4)
18位 ガンバ大阪(2)※3
19位 ベガルタ仙台(1)※2
20位 横浜FC(1)
※1 9試合消化
※2 7試合消化
※3 3試合消化
川崎と名古屋の2トップ状態が続いていますが、川崎が鳥栖に1-0で勝利したのに対して名古屋は湘南とドロー。川崎が1試合多いとはいえ、少し差がつきました。ですが名古屋も開幕戦のオウンゴール以外未だに無失点を続けており、現在は川崎と名古屋、そして広島の3チームが無敗を維持しています。横浜FMとC大阪の好調同士の試合は横浜FMが勝利し、対C大阪戦としては実に10年ぶりの勝利。監督不在ながらも健闘が目立つ徳島は仙台に1-0で勝利して3連勝と今季3勝目を挙げ、これで前回のJ1である2014年と早くも勝利数が並びました。
下位に目をやると、試合数が著しく少ないG大阪を除けば柏、仙台、横浜FCが低迷から抜け出せません。特に仙台は開幕戦で引き分けてから6連敗。横浜FCは前節で連敗は止めましたが、今日は広島に前半だけで3失点を許して完敗。下平隆宏監督には退任決定的との報道が出ています。
尚、鳥栖に勝利した川崎はJ1通算300勝を記録。これは鹿島、磐田、横浜FM、清水、名古屋、G大阪、浦和、広島、柏に次ぐ通算10クラブ目、オリジナル10以外のチームでは磐田、柏に次いで3クラブ目となっています。
次回のラジオなにしよ。
ではでは( ´∀`)