オリ10花火大会〜明治安田生命J1リーグ第14節 鹿島アントラーズvs横浜F・マリノス マッチレビュー〜

思っていた以上に引きずってるのを自覚してる…

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第14節、鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスの一戦です。

 

 

 

開幕戦で川崎に敗れはしたものの、マリノスはそこからの11試合は8勝3分と絶好調。アンジェ・ポステコグルー監督の下で築いたアタッキングフットボールは円熟味を増し、順位は3位ですが首位の川崎、2位の名古屋より4試合少ない事を踏まえると視界は良好と言ってもよく、毎試合高いクオリティーを維持し続けています。個々のパフォーマンスも好調で、前節も神戸との好調チーム対決を制しました。一方、アントニオ・カルロス・ザーゴ監督を解任して相馬直樹監督を就任させた鹿島もそれ以降絶好調で、相馬体制になってからルヴァン杯も含めた公式戦8試合無敗。前節は2位名古屋相手に相手をシュート0本に抑える完全勝利で順位も7位まで上げてきました。

Jリーグが開幕した1993年5月15日からちょうど28年の今日。2チームだけとなった「28年間J1に居続けたチーム」の伝統ある直接対決が、最高のコンディションで実現します。

両チームスタメンです。

 

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鹿島は水曜日の試合からスタメンを6人変更。特に中盤は総入れ替えという形になりましたが、厳密には水曜日の試合でもメンバーを大幅に入れ替えていたので、11人の顔触れとしては前々節FC東京戦と同じスタメンという事になっています。

対するマリノスは試合間隔が鹿島より余裕がある事もあって3試合連続で同じスタメン。ティーラトン復帰以降は右サイドバック松原健or小池龍太以外は固まっている感じですね。

 

 

本日の会場は茨城県鹿嶋市茨城県立カシマサッカースタジアムです。

厳密に言えば鹿島のJリーグ開幕戦は5月16日でしたが、その時も場所はカシマサッカースタジアム。一方のマリノスは正真正銘、後にJリーグの日と呼ばれる5月15日にヴェルディ川崎との開幕戦を戦いました。どちらも29年間J2に降格したことがなく、初期のJリーグを牽引し続けてきた両チーム。このカードの重みと深みは言うまでもありません。

ちなみに両者が5月15日にリーグ戦を戦うのは鹿島が2011年の川崎戦以来、マリノスが2010年の京都戦以来となります。また、2016年には5月14日に鹿島vsマリノスが実現しており、その際は1-0で鹿島が勝利。この両チームの初対戦は1993年6月5日のゲームで、その際はサントスとアルシンドのゴールで鹿島が2|8の勝利を収めています。

 

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お馴染みのハイラインで高い位置でゲームを進めようとするマリノスに対し、鹿島は上手くマリノスをサイドに追い込みつつ、確実に数的優位を作るような積極的なプレスでボールを奪うとスムーズに攻撃に転換させ、そこから荒木遼太郎辺りが推進力を見せていきました。決定的なチャンスが多かったわけではないものの、予定通りに進めていたのは鹿島…という印象。

 

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ですが25分、鹿島の右サイドでティーラトンがボールを奪取すると、これをオナイウ阿道が一気に持ち運んで前田大然へ。前田が中央で粘って展開すると、右サイドに走り込んだエウベルが受け、マルコス・ジュニオールとのワンツーを挟んで折り返し、最後はカウンターの起点になったオナイウが頭で合わせてマリノス先制!3トップのスピードと推進力をこれでもかと活かしたゴールでリードを得ます。

 

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しかし目まぐるしく攻守が入れ替わり続けた展開の中で、今度は鹿島がマリノスをぐっと押し込み始めます。40分、荒木のCKがGK高丘の誤処理になってしまったところを白崎凌兵が折り返すと、ゴール前の大混戦から最後は土居聖真が押し込んで鹿島が同点!

鹿島は直後にニアサイドに飛び込んだレオ・シルバのシュートがクロスバーに当たるシーンも作りますが、さすがにそこまですぐに逆転とはいかず。1-1で後半へ。

 

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後半は想像以上に早いタイミングで鹿島に歓喜が訪れました。後半開始から30秒も経たないところで、マリノスがラインを一気に押し上げた際のルーズボールを白崎が確保して裏にパスを送ると土居が独走状態に。GK高丘との1対1を冷静に制して鹿島が逆転に成功します。

 

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更に53分、鹿島は再びマリノスの背後を突くと土居のスルーパスに抜け出した松村優太をティーラトンが倒してしまって鹿島がPKゲット。これを土居が落ち着いて沈めてハットトリック!鹿島追加点。

更に更に55分にもレオ・シルバが右サイドで粘ってショートカウンター敢行。常本佳吾が右サイドを駆け抜けて折り返して荒木が冷静に決めてなんと4点目!絶好調マリノス相手に後半開始から10分で3ゴールを挙げます。

 

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失点直後の58分にはマリノスは怒りの4人同時交代を敢行。渡辺皓太、レオ・セアラ、小池龍太、天野純を一気に送り込むと、74分にはCKのこぼれ球を拾った渡辺のクロスをオナイウがボレーで合わせて1点を返します。ですが77分、このまま勢いに乗りたかったマリノスに対して鹿島はやはり徹底的に背後を狙い続け、途中出場のファン・アラーノのロングボールをGK高丘が誤処理したところを突いたこちらも途中出場の上田綺世のゴールでいよいよ5点目。

 

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その後、鹿島の常本が2枚目のイエローカードを受けて退場処分に。90分には再びCKから混戦を迎え、GK沖悠哉らも粘りましたが最後は天野に押し込まれて相馬体制としては最多の失点を喫します。ですがそれ以上に合理性に富んだ攻撃で5点を奪った鹿島。5-3と乱打戦を制してマリノスの無敗を11試合でストップさせました。

 

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前半は両チームともおそろしく高いインテンシティーでもって、展開としてはイーブンな見応えのある攻防戦がずっと繰り広げられていたんですよ。ただ、前半からそういうスタンスではあったとは言っても、後半の鹿島はマリノスの背後を徹底的に突いていましたね。マリノスは元々高い位置をとる事を前提にするチームで、それでいてビハインドを背負っていたわけですから、マリノスが迂闊にやり方を変えられない事はわかっていましたし……徹底的に合理性を貫いた乱打戦でした。

 

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結局鹿島って順位上げてくるのな…。

ではでは(´∀`)