Jリーグ再開後のガンバ大阪はどういうサッカーをするのか?をあーだこーだ言ってみよう!〜今年のシステムと選手配置についてあーだこーだ言う回〜

ばいばい、びばっぱ、びっ、ぱい、どぅーん

 

(布袋寅泰「DESTINY ROSE」より)

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、このご時世ですので、当然ながら「新しいサッカーの結果」なるものは振り込まれてきません。一応更新ペースを保とうとはしている我がブログでも、その為には過去の試合やシーズンなどを引っ張り出すという手法がメインになっています↓

 

 

実際、DAZNの方でも過去の試合を積極的に配信してくれたりしていますね。

とはいえ、そろそろちゃんと通常モードに近い近いブログも書こうかしらと。今回は「リーグ再開後のはどういうサッカーをするのか?」について考えていきます。

 

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このブログを書いている時点でガンバが消化した公式戦は2試合。ルヴァン杯柏レイソル戦とJ1開幕戦の横浜F・マリノス戦です。ざっくりこの2試合を振り返りましょう。

柏戦では昨季から採用していた3-1-4-2システムを採用しつつも、井手口陽介をアンカーに、小野瀬康介をFWとして起用するなど新しい配置を試したりもしましたが今ひとつ噛み合わず、24分にオルンガに決められて先制点を献上。後半は遠藤保仁をアンカーに入れ、渡邉千真を投入して小野瀬を右に戻すなどしてペースを掴みましたが、1点が遠く0-1で敗戦。

一方、いきなりディフェンディングチャンピオンと戦うことになった開幕戦ではマリノス対策も兼ねて4-1-4-1を採用。マリノスの弱点を突く形で2点を先行すると、後半のマリノスの猛攻を凌ぎ切って辛勝を収めて9年ぶりの開幕戦勝利、そして去年の開幕戦のリベンジも果たしましたね。

 

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今季のガンバは贔屓目無しにでも結構期待されているチームだと思います。2019年内は補強の話がGK陣の総入れ替えしか無かったので不安にはなりましたが、移籍期間が終わってみれば2チーム分組める勢いのチームスカッドになっていました。その戦力をどう運用するのかは勿論、今季のガンバはキャンプからハイプレス戦術や前述の小野瀬FW策にもトライするなど、色々と考察しがいのあるチームなのは他チームファンの方から見てもそうでは無いでしょうか。

「再開後のガンバ を占う…!って言っても、いつ再開出来るかわかんないじゃないか…」という部分は一旦スルーするとして、ガンバがこれからどういう戦術、選手起用をするのかなどをヤイヤイ言いながら考えていきたいと思います。

今回はシステムと選手配置編です。

 

 

 

①結局3バック?4バック?

 

去年の大阪ダービー、第12節のセレッソ大阪戦は色んな意味でガンバ大阪の歴史において大きなポイントとなるゲームでした。

 

 

この試合を機に長年4バックをメインシステムにしていたガンバが3バックに布陣を変え、かつ若手選手を一気に抜擢し、この2つがその後シーズンを通して定着した意味は大きく、近年のガンバが比較的後回しにしていた世代交代を一気に断行した形になり、急かつ一気な変更だった割にはそれはかなり上手い事いったと思っています。結局、昨年のガンバは一時的に4-4-2に戻した9月を除いてシーズンを3-1-4-2で戦い抜きました。

マリノスとの開幕戦では逆に4バックに戻し、前年度王者相手に2-1の勝利を収めましたが、これは宮本恒靖監督が4バックでシーズンを戦いたいというよりは、単に「対マリノス戦用布陣」と見るのが自然でしょう。2018年の川崎フロンターレ戦でも「対川崎戦用布陣」として一時的に4バックを3バックにした事もありますし、昨年のガンバについて長々とまとめたブログでも書きましたが試合前のゲームプランを立てる力には宮本監督は長けています。多分4バックはあくまでオプションの一つであり、基本は昨年の形がメインシステムになるでしょうね。…というか単純に、昌子源三浦弦太キム・ヨングォンなんて揃えちゃったら全員使いたいもんね…。

 

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ただ、今季のガンバの中盤の構成は結構興味深かったりもします。

3バック時は去年もそうでしたが、今年は4バック時でも中盤は逆三角形(アンカー+ダブルセントラルMF)の形を用いてきました。長らく4バックを採用していたガンバですけど、4-1-4-1とか4-1-2-3の形ってあんまり見なかったですもんね、これまで。選手配置については次の項で書きますが、ここまでの2試合の出来も含めると遠藤保仁矢島慎也に負傷などのトラブルが無い限り、4バックにせよ3バックにせよこの形は維持されるんじゃないでしょうか。

 

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②選手配置

 

【DFライン】

ファンの間でも興味深いところになりそうなのは、左CBはヨングォンとして「昌子と三浦のどっちを右にしてどっちを真ん中にするのか」というポイント。私も曲がりなりに昔サッカーをやっていて、しかもDFでした。それがアマチュアですらないレベルのものであったとしても、一度経験した事のある人には痛いぐらいわかるはず。3バックの真ん中が如何に特殊なポジションであるかを…。「キミ、CBやろ?ほな3バックの真ん中よろぴこ☆」くらいの感覚で決めたら大事故確定なくらい、なんなら3バックの真ん中は左右CBや4バック時のCBとは別ポジションとして考える必要さえあります。特に、ガンバみたいにポゼッションも重視していくなら尚更。

その点、三浦と昌子は共に3バックの真ん中も出来るタイプなので、少なくとも苦慮する必要が無いのはガンバにとっては心強い点です。じゃあ尚更どっちも使おう?って話になりますが、私的には「3バックの真ん中に於ける適正」という点では三浦の方が適正は合ってるような気もするし、昌子自体もスイーパーよりはストッパー的な仕事を求める方が向いていると思っています。ですので、3バックの配置としては右から昌子、三浦、ヨングォンがベストでしょうか。

 

【中盤】

上でも述べたように、今季のガンバの中盤はDFが3枚だろうが4枚だろうが逆三角形、アンカー+ダブルセントラルMFの形になりそうです。ルヴァンとリーグ戦ではDFの枚数、FWの枚数などは弄りましたが、逆三角形という中盤の構成は変えませんでしたし、昨季から通じてこの形には方程式的なものを見つけた感もあります。

ルヴァンの柏戦ではアンカーに井手口を起用しました。ただ、昨季も井手口アンカーは余り機能しなかった事で試合前からTwitterなどでも「それは…」という声が大量に出ており、実際に後半から遠藤をアンカーにしてから攻撃は活性化。リーグのマリノス戦では井手口もセントラルMFに戻って持ち味を発揮しましたし、この形でやるならまず井手口は絶対セントラルMFであるべきという事、アンカーは遠藤か矢島かの二択である事がハッキリしたと思います。

 

逆三角形型の選手配置は大きく分けて2つ。一つはアンカーに守備的な選手を於き、変則的CBのような働きも求める形です。わかりやすい例で言えばアンカーに阿部勇樹を配置した南アフリカW杯での日本代表等でしょうか。で、今のガンバの形でもあるもう一つはアンカーにゲームメイカーを配置し、その人物を司令塔としてセントラルMFには機動力と運動力のある選手を配置するパターンです。この形で世界最強クラスにまで登り詰めたのが2000年代中盤のACミラン。アンカーにアンドレア・ピルロセントラルMFジェンナーロ・ガットゥーゾやらクラレンス・セードルフを置いていた時代ですね。

実はガンバは2017年に、当時の長谷川健太監督が似たような形を試した時があったんです。その時は4-3-1-2でしたが、遠藤をアンカー、セントラルに井手口と今野泰幸を配置していましたが、井手口か今野のどっちかが負傷離脱している期間が続いた事で結局お蔵入りに。ただ当時から多少の低下は否めなくとも、未だにスペシャルな才を持つ遠藤を活かす為のシステム案として「遠藤アンカー起用」は理に適っているんです。加えて、倉田や井手口のような選手もいて、どちらの役割も担える矢島もいるので逆三角形は今のガンバの選手の特性を最も合理的に発揮できる中盤の構成なんじゃないかなーと。

 

【FW】

宇佐美貴史が軸となるのは言うまでもありません。本人の意欲もあって昨季はセントラルMFにもトライした試合もありましたが、やっぱり宇佐美はFWの選手でした。

注目はその宇佐美の相方となるもう一人のFWです。昨季のレギュラーはアデミウソンで、昨季のラスト1〜2ヶ月くらいは宇佐美アデミウソンのツートップがバリバリ機能していました。コンディションに問題が無ければ一番手候補はアデミウソンになるでしょう。アデミウソン以外にもパトリック、渡邉千真と豪華なメンバーがいる中、今季キャンプから試しているのが「小野瀬康介FW案」で、実際にルヴァンの柏戦では小野瀬と宇佐美のツートップが先発を飾りました。

ただ、キャンプではかなり上手くいっていたみたいですが…後日「ガンバTV(毎日放送)」に於いて本人同士が解説していたように、柏戦では宇佐美と小野瀬の間で狙いや感覚のズレもあったりして機能不全に。柏戦で攻撃が機能し始めたのは渡邉を投入して宇佐美とのツートップとし、小野瀬を右サイドに戻してからでした。柏のがっちりリトリートを組んでくるスタイルが影響した部分もありますが、現状でのツートップの最適解はやっぱり宇佐美とアデミウソン、もしくはポストプレーに長けた渡邉を配置する形でしょう。

ですが、宇佐美&小野瀬のツートップにロマンを感じる部分があるのも確か。多分、今のところは対戦相手を選ぶような部分もあるんじゃないでしょうか。このツートップをレギュラー固定するのは厳しいと思いますが、逆に諦めるには少し惜しい。まだまだ長引きそうな中断期間のうちに練度を高めていって欲しいところです。

 

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システムと選手配置編はここまで!次回は戦術編を書こうと思います。

 

 

 

布袋さんの異常なダンス力とは。

ではでは(´∀`)