気合入れすぎてハーゲンダッツ買っちゃったよ。
どーもこんばんは
さてさて、さぁ!いよいよ!2020明治安田生命J1リーグが再開します!ということは大阪ダービーです!
もち、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第2節、ガンバ大阪vsセレッソ大阪です!
いきなりの大阪ダービー…!
やはり無観客というところに寂しさはありますが、それでも一発目から大阪ダービーというのは色々な意味で大きな弾みとなり、これに勝てれば何よりも大きなスタートダッシュとなる事でしょう。観客はいませんが、長い沈黙を破ったJリーグとガンバ大阪…新たな時代の幕開けです。
両チームスタメンです。
ガンバのスタメンは昨年5月の、それこそセレッソとの大阪ダービーから採用するようになった3-1-4-2。期待の新戦力だった昌子源のデビューは本日もお預けですが、新加入選手ではGK石川慧、FW小野裕二の鳥栖から加入した2人と大卒ルーキーでルヴァン杯柏戦でデビューした山本悠樹がベンチ入りを果たしています。
そしてなんと言っても、アンカーでスタメン出場の遠藤保仁…ヤット大先生は今日でJ1通算632試合出場。楢崎正剛を上回り、Jリーグの記録更新となりました!
ガンバファン、セレッソファンならずとも1回は行ってみて欲しいパナスタの大阪ダービーですが、今回は残念ながらリモートマッチ(無観客試合)という事に。それでも様々な施策を行なってバックスタンドを青と黒に染め上げ、この歴史的な一戦に挑みます。
雨上がりの蒸し暑さ、コンディション調整の難しさ、或いは今後に向けた調節の意味もあるのか、前半は両チーム共に若干スローペース気味な展開となりました。その中でも前半、どちらかと言えば押し気味に試合を進めたのはガンバの方で、宇佐美貴史&アデミウソンのツートップ、小野瀬康介&藤春廣輝の両サイドがボールを引き出す動きを見せるなどして、そこに遠藤がボールを通す展開で何度か惜しい場面は作り、28分にはドリブルから宇佐美が放ったシュートが木本恭生に当たってポストに。
しかし、最初の方はミドルシュート頼みの攻撃に終始していたセレッソも前半の中頃からペースを握り出すように。32分には清武弘嗣のパスに抜け出した奥埜博亮があわや決定機の場面を一度作ると、アディショナルタイムには清武のパスに抜け出した丸橋祐介のグラウンダーのクロスを奥埜が冷静に決めて先制点。
これが前半ラストプレーとなり、前半はセレッソの1点リードで終えます。
後半、ガンバは矢島慎也と遠藤を下げて井手口陽介とパトリックを投入し、井手口をアンカー、宇佐美をインサイドハーフに下げたシステムで同点を狙いに行きます。しかし皮肉な事にネットが再び揺れたのはセレッソでした。62分、セレッソの途中出場片山瑛一のクロスを一度はドフリーで受けた清武がもたついたものの、なんとかマイボールにして落としたボールを丸橋祐介がそれはそれは見事な光線銃の如き一撃。守備が堅い事で知られるセレッソ相手に2点のビハインドを追う事に。
ガンバは井手口を投入した事で、システムが機能していたかどうかは別としても少なくともボール奪取力は増し、セカンドボールは割と拾えるようになりました。また、パトリックも空中戦の強さを見せ、64分には宇佐美のクロスに頭で合わせて惜しいシーンを作ります。そして68分、小野瀬のシュートをブロックした木本恭生のプレーがハンド判定となりPKを獲得。これをアデミウソンが冷静に決めて何とか1点を返すガンバ。アデミウソンはこれで大阪ダービーで5試合4得点。
立て続けにガンバは倉田秋を下げて小野裕二、アデミウソン、菅沼駿哉を下げて山本悠樹、渡邉千真を投入。途中出場の小野も気迫を見せ、左サイドの藤春からパトリックへのクロス…という形でチャンスとシュートは増やしていきましたが、実際に「おおっ!?」っとまでなるようなシーンを最後まで作れないまま……。
アディショナルタイムにはGK東口順昭も攻め上がったコーナーキックのチャンスもあわや失点のカウンターを喰らったタイムアップ。1-2で敗れたガンバは2009年以来の開幕連勝とはならず。また、ホームでの大阪ダービーの敗戦は2003年以来…即ちパナスタでリーグ戦では初めてダービーで敗れた事になり、また、パナスタでのリーグ戦敗戦は14試合ぶりとなり、念願の再開初戦と遠藤の記録更新試合を勝利で飾る事は出来ませんでした。
うーん……まぁ、もちろん残念ですし悔しい気持ちはありますが、正直……スコアほど「惜しい」とは感じなかったのは事実ですし、他のガンバファンの方もそうだと思います。
前半は中盤の3枚が機能せず、井手口を入れた事でセカンドボールは拾えるようになったのは一つ良かったとはいっても、その後に恐ろしくゲームが作れなくなった結果、完全に藤春の走力とパトリックの強さに全てを委ねるような展開になってしまっていました。
去年の敵地での大阪ダービーでもそうでしたが、守備の完成度はリーグでトップクラスに堅いセレッソ相手に不用意に先制点を許せばああなる事はある程度予期出来た訳で、そのセレッソをパトリック投入でパワープレー的に壊していく事は正解は正解ですが……もう本当に、前半のパフォーマンスを見てもそれしか攻めてが無くなっちゃってたな…と。もし仮に逆転出来ていたとしても不安の残る試合だった事は間違い無いと思います。完敗でした。
【2020明治安田生命J1リーグ第2節結果一覧】
はぁ……あ…。
ではでは(´∀`)