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Jリーグ「6月再開案」「7月再開案」「8月再開案」…それぞれのメリットとデメリットと、どこにどれくらい延期試合を組み込むかをまとめてみた。

突然ですがX JAPANでは「WEEK END」がぶっちぎりで好きです。

 

どーもこんばんは

 

どっちかと言えば後期ライブバージョン。

 

 

 

さてさて、新型コロナウィルスの影響は未だ各業界に大きな影響を与え続けており、当然ながらJリーグもその一つ。当初は3月19日の再開を目指していましたが、そこからコロナの情勢がむしろ悪化した事で再開予定は4月3日にずれ、4月25日にずれ、そしてそれも更に延期され……。いよいよ先行きはさっぱり見えなくなってきています。

そんな中、Jリーグは4月14日に実行委員会を開き未定となっているJリーグの再開時期について協議。明確な再開時期を確定できた訳ではありませんが、実行委員会では「6月再開案」「7月再開案」「8月再開案」の3つが提示され、社会状況や各クラブの状況なども見ながら協議、そして準備を進めていくとの事。

 

www3.nhk.or.jp

 

勿論、早いに越した事は無いので6月再開案で行けたらそれがベストなんですが、既に再々延期発表を何度も余儀なくされている事を踏まえると7月再開案が最もベターな選択肢であり、現時点での現実的な方向性であると日刊スポーツは報じています。

 

www.nikkansports.com

 

それで今回は、ざっくりではありますがそれぞれのメリット、デメリットをまとめていきたいと思います。

 

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①6月再開案

 

再開日程

J1→6月13日の第17節(残り18試合+延期分15試合)

J2→6月6日の第19節(残り24試合+延期分17試合)

J3→6月6日の第12節(残り27試合+延期分11試合)

 

ポイント

・今季は東京五輪の為に中断期間が設けられていたが、オリンピックが延期になったのでJ1は5週間、J2とJ3は2週間分試合を組み込む場所が増える(これは7月再開案にも共通して言える)。国際Aマッチ期間やプレーオフの開催が予定されていた週も含めると、12月13日までにJ1は10週間、J2は5週間、J3は2週間分の日程が解放された=リーグ戦に充てる事が可能になる(J2とJ3に関しては7月案にも共通して言える)。

カップ戦を考慮しないものとすれば、J1に関してはカップ戦を含めた空き日程に延期された試合を詰めると平日に追加で組み込む日程は5試合となる。J2は14試合、J3は9試合。

・6月再開案だとJ1の再開は現日程では6月13日となるが6月初週は国際Aマッチ期間だったので、6月6日に延期分の試合が組み込まれる可能性が高い。

 

メリット

天皇杯ルヴァン杯の規模を縮小し代表ウィークにも試合を行うようにすれば、今季はJ1J2入れ替えプレーオフが無い事を踏まえると、少なくともリーグ戦に関しては予定されていた全試合を現時点でJリーグ主催試合の最終日程となっている12月13日までに比較的無理なく消化する事が出来る。

 

デメリット

→現在の社会情勢を考慮すると、現時点で6月までに再開できる状態が整っているとは考えにくい。このブログを書いている今現在から1ヶ月半後と考えると、選手間や観客間の感染で再びリーグが中断になる可能性も高いと言わざるを得ない。

 

②7月再開案

 

再開日程

J1→7月1日の第20節(残り15試合+延期分18試合)

J2→7月4日の第23節(残り20試合+延期分21試合)

J3→7月4日の第16節(残り23試合+延期分15試合)

 

ポイント

・6月案でも書いた解放出来るスケジュールが、6月の国際Aマッチ期間分を飛ばす事になるのでJ1は9週間となる。

カップ戦を考慮しないものとすれば、J1に関してはカップ戦を含めた空き日程に延期された試合を詰めると平日に追加で組み込む日程は8試合となる。J2は16試合、J3は13試合。

・J1は7月1日の水曜日に試合が組み込まれているが、現時点でこの日はJ2とJ3は空き日程となっている。その為、7月再開になればJ2、J3の延期分の日程が7月1日に組み込まれる事が予想される。

 

メリット

→特別メリットが何かというよりは、6月案と8月案の折衷案と言える。少なくとも、五輪やプレーオフ国際Aマッチなどで解放された日程を使えば、リーグ戦に関しては3カテゴリーともギリギリ全日程消化出来る。

 

デメリット

→リーグ戦が最優先である以上、少なくともルヴァン杯天皇杯の大幅な試合数削減は必須。また、ACLクラブワールドカップが再開される事になった場合、FC東京横浜F・マリノスヴィッセル神戸の3チームは毎週中2日となる可能性が高い。

 

③8月再開案

 

再開日程

J1→8月14日の第22節(残り13試合+延期分20試合)

J2→8月10日の第26節(残り17試合+延期分24試合)

J3→8月10日の第19節(残り20試合+延期分18試合)

 

ポイント

東京五輪延期により解放される日程はあるが、8月再開だと7月分を飛ばす事になるのでJ1は6週間、J2は4週間、J3は1週間となる。

カップ戦を考慮しないものとすれば、J1に関してはカップ戦を含めた空き日程に延期された試合を詰めると平日に追加で組み込む日程は13試合となる。J3は18試合で、カップ戦を中止にすれば何とかリーグ戦は消化出来るが、中2日の原則を維持した場合は12月13日にまでにJ2は2試合消化出来ない為、リーグ自体を延ばす必要がある。

・再開日程は現日程では8月10日と8月14日になっているが、東京五輪が延期になった事で8月1日の土曜日となる事が予想される。

 

メリット

→時間的猶予は上の2つの案よりも与えられる。ACLなどを含めたカップ戦の全てを中止とする、またリーグの日程そのものを延長する前提であれば、8月再開がJ1全34節、J2全42節、J3全38節を消化するギリギリのラインと言える。

 

デメリット

→現在の社会情勢的に、比較的時間的猶予があるとは言えどもそもそも8月までにコロナ禍が治る保証は無いし、治る可能性が高いとも思えない。また、8月再開案だとリーグを消化する為には全てのカップ戦を中止にする必要に迫られると共に、J2に関しては全試合中2〜3日となった上でリーグ自体の延長が求められる。

 

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先行きが…。

ではでは(´∀`)