RK-3はきだめスタジオブログ

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妥当といえば妥当〜ラ・リーガ第28節 RCDマジョルカvsFCバルセロナ マッチレビュー〜

 

ロベカルの舞を踊りたい。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日は!はい!マッチレビューやります!本日のカードは……リーガエスパニョーラ第28節!RCDマジョルカvsFCバルセロナの一戦です!

 

 

 

遂に待望の(厳密には一昨日から再開してるけど)リーガ再開!!

今年は2強が少し不安定な中、勝点2差でなんとかレアル・マドリードをリードするバルサと、18位以下が降格となるリーガで15〜18位までが勝点差4で詰まる大混戦の残留争いで18位につけるマジョルカの一戦は、恐らく日本のサッカーファンにとっては新型コロナウィルスによる中断期間中、長らくお預けでも食らっていたかのような気分だったと思います。

かつてバルサカンテラで将来を嘱望されながらも、紆余曲折の末にレアルの選手に、そしてマジョルカの選手となった久保建英が、アンス・ファティなど当時のチームメイトもいるバルサに挑みます。優勝・残留争いのキーとなるだけでなく、その辺りのドラマ性も大きいカードが一発目に組まれました。

両チームスタメンです。

 

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本日の会場はスペイン、バレアレス諸島州にあるエスタディ・デ・ソン・モイシュです。

 

元々は同地で開催された1999年のユニバーシアードに於けるサッカー場として建設された当スタジアム。思えば19-20シーズンの第9節、その時点で無敗だったレアルを同地で迎え、1-0で勝利して初黒星を与えた試合は大きな衝撃を生みましたね。

 

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試合は開始1分にいきなり動きます。バイタルエリアの混戦を制したフレンキー・デ・ヨングのパスを受けたジョルディ・アルバがフリーで完璧なクロスを送ると、ここに絶妙なスピードで走り込んできたアルトゥーロ・ビダルが頭で合わせてバルサがいきなり先制点。

 

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バルサが先制してからというもの、大方の予想通りではあるとしてもバルサがボールを繋いでブランクを感じさせないような軽快なリズムを刻んでいきます。特にリオネル・メッシらが上手くスペースを作り、右サイドからのチャンスメイクが多く試合は完全にバルサペース。

それでもマジョルカは、久保建英も気を吐き積極的なミドルシュートを何度か放つなど前半25分過ぎくらいからはマジョルカも良い時間を作れるようになってはいました。ですが37分、バルサの左サイドからの攻撃で浮き球のルーズボールになると、メッシが頭で押し出したところにマーティン・ブライトバイテがバウンドしたボールをインサイドで決め切って2-0。前半はバルサの2点リードで終えます。

 

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後半開始に伴い、マジョルカはクチョ・エルナンデス、ホアン・サストレを下げてラゴ・ジュニア、フラン・ゴメスの2人を、バルサビダルを下げてイヴァン・ラキティッチを投入。後半のバルサは2点リードしていることもあってペースは多少落としつつも、きっちりボールを繋いで効率よく攻めて……途中出場で怪我からの復帰となったルイス・スアレスもチャンスに絡むなど、ある意味前半以上にバルサが思うように試合を進めていきます。

 

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79分には左サイドでのパス交換からメッシのパスに抜け出したアルバが決めて3点目。その後マジョルカも少し攻める時間がありましたが、アディショナルタイムにはスアレスのパスを受けたメッシが今度は自分で決めていよいよ4-0。メッシにとってはこのゴールが今季20ゴール目になると同時に対マジョルカ戦では7戦連続ゴールという事に。中断明けのブランクを感じさせず、むしろ中断前よりも機能している感を見せたバルサが再開初戦を快勝で飾りました。

 

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バルサは言うことのない試合だったと思います。欲を言えば復帰したスアレスが最後のチャンスを決めていれば…ってところもあるでしょうが、チームとしての出来は相当に良かったと言えますね。特に冬の移籍期間が終わってから特例で獲得したブライトバイテがあそこまでフィットするとは少し想定外でさえありました。

マジョルカに関しては…随所に惜しいシーンは作れてはいました。テア・シュテーゲンに阻まれたシーンもありましたし、久保も積極性と存在感は見せましたが……突き詰めると単純にチームとしての地力が浮き彫りになったように見えましたね。

 

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やっぱメッシはヒゲなしの方がいい。

ではでは(´∀`)