関ジャムは録った。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューはラ・リーガ第28節、レアル・マドリードvsエイバルCFの一戦です!
昨日のマジョルカvsバルセロナと同じく、こちらも最下位初戦から優勝争いvs残留争いといった構図です。レアルとしては昨日バルサ が勝ったため、クラシコでの勝利を無駄にしない為にも取りこぼしは許されません。一方の16位エイバルは、セルタ、マジョルカ、レガネスの17〜19位の3チームが負けた事を踏まえると、引き分けでも相当大きな意味を持ちます。
両チームスタメンです。
本日の会場はスペイン、マドリードに位置するエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノです。
レアルのホームスタジアムと言えば、ご存知エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウです。元々ベルナベウはレアルの試合開催スケジュールに支障が出ないようなスケジュールで改修工事を行い、2022年夏の完成を目指していましたが、無観客試合も増える事からその期間を利用して工事を進めることを目的に19-20シーズンの残り試合を本来レアル・マドリード・カスティージャ(セカンドチーム)が本拠地として使用するエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで開催する事を発表しました。
スタジアム名になっているアルフレッド・ディ・ステファノとは、1950年〜1960年代のサッカー界を牽引したレジェンドの一人で、レアルのチャンピオンズカップ(現在のUEFAチャンピオンズリーグ)5連覇などに貢献した選手です。
昨日のマジョルカvsバルサと同様、試合は開始早々に動きます。左サイドでカリム・ベンゼマが粘ると、そのこぼれ玉をトニ・クロースがゴール右に叩き込んでレアルが幸先よく先制点。
レアル相手の初戦という事で、予想としてはエイバルはもっと引くのかなぁ…とも思っていましたが、開始早々からビハインドを背負った影響もあるのか、思っていたよりは攻撃性をエイバルも出していました。しかし質の面ではやはりレアルと比較すると大きな差があって決定的なチャンスにまでは至らず、むしろエイバルがある程度前に出てくれた分レアルとしても少しやりやすい展開に。
その表れとも言えたシーンだったのが30分、エイバルがボールを繋ぎ、ここから…というような縦パスを入れるもこれをセルヒオ・ラモスがカット。ラモスはマイボールにすると自ら持ち上がって左サイドのベンゼマにパスを送り、ベンゼマのパスから今度は右サイドのエデン・アザールが抜け出すと絶妙な折り返しを供給すればパスを出した後そのままオーバーラップしていたラモスが詰めて2点目を獲得します。
更に37分にはアザールのシュートは一度はGKマルコ・ドミトロビッチが防ぐも、こぼれ球をセルヒオ・アルバレスのクリアが中途半端になったところをマルセロが叩き込んで前半だけで3-0。レアルが想像以上に隙のない、効率の良いサッカーを見せ、前半から大量リードを得て後半に向かいます。
このままレアルがググッといくかなと思われましたが、打って変わって後半はエイバルペースに。57分にエドゥ・エクスポジトが強烈なミドルシュートを放ち、これはティボー・クルトワのファインセーブに阻まれたものの、直後のコーナーキックでも直前に投入されたセルジ・エンリヒがクロスバー直撃のヘッドを放つなどエイバルが攻勢を強めます。60分にはコーナーキックのこぼれ球をパブロ・デ・ブラシスがシュートを放ち、それが途中出場ペドロ・ビガスに当たってコースが変わって2点差に。
レアルがコンディション的な理由で選手を代えた影響であったり、露骨にペースダウンした事もあってか、エイバルは前半から見せていた攻めの意識の中でそれをストップさせる要因にもなっていた詰めの部分がレアルのペースダウンもあって誤魔化せるようになった事で、後半はワンサイドゲームと言っていいほどのエイバルペースになっていきました。それはマルセロが途中から脚を痛めてからはよりわかりやすくなっていきます。
78分には乾貴士も投入して2点目、そして同点ゴールを目指しますが、後半中頃に飛ばしまくったエイバルもアディショナルタイムに差し掛かる頃にはペースが落ち、結局試合は3-1で終了。レアルは苦しみながらも、前半で掴んだ貯金を活かして再開初戦を勝利で飾りました。
よくこういう試合ではエイバルに対して「前半からそれが出来てれば…」みたいに言いますが、それとはちょっと違ったのかなー…とは思います。それでもレアル相手にこれだけ出来た事は、長いブランクのあとの試合という事を踏まえるとエイバルにとっても悪くはなかったではないでしょうか。
レアルに関しては、前半の出来が良かっただけに後半の戦いには少し不安があったかと。クルトワで2点くらい防いだ場面もありましたし…。
さーて、パソコンに触れっか。
ではでは(´∀`)