今日のJリーグ、J1もJ2も凄まじい試合多すぎません…?
どーもこんばんは
さてさて、マッチレビューはUEFAチャンピオンズリーグベスト16第2戦、FCバルセロナvsナポリの一戦です。
19-20シーズンでは途中に監督交代を断行したチーム同士の対戦となりました。戦力的にはバルサが圧倒的に優位なのは間違いありませんが、キケ・セティエン監督就任後もどこかパッとせず、クラブとしてのゴタゴタが表面化してリーグタイトルもレアルに掻っ攫われたバルサに対し、イヴァン・ガットゥーゾ監督が就任したナポリはリーグ戦こそ7位に終わったもののコッパ・イタリアでは決勝でユベントスを下してタイトル獲得。ベスト16では1-1のドローでしたが、ポジティブに試合を終われたのはナポリの方だったと思います。ナポリが更に突っ走るか、或いはバルサが意地を見せるか、その運命や如何に。
両チームスタメンです。
新型コロナウィルスの影響で工期にどんな変更があったか、あるかまでは把握していませんが、これから改修工事が行われて、その新スタジアムの設計は日本の日建設計が担当する事になっています。その新しいカンプ・ノウが見られるのも楽しみですが、逆に言えば今のカンプ・ノウとの時間はあと少しです。
セルヒオ・ブスケツとアルトゥーロ・ビダルの2人を出場停止で欠くバルサに対し、なんにせよとりあえず1点取らなければならないナポリは立ち上がりから積極的に動きます。2分、ロレンツォ・インシーニェのクロスがジェラール・ピケに当たってコースが変わったところをドリース・メルテンスが抜け出してシュートを放ちますがこれはサイドネット。ただ、ナポリの積極的な立ち上がり10分の動きは期待感をも抱かせる出来でした。
しかしメルテンスの決定機以外はシュートにまでは持ち込めないナポリに対し、不調とは言っても局面でのクオリティで勝るのはやはりバルサ。ナポリペースに傾きかけた10分、イヴァン・ラキティッチのコーナーキックをクレマン・ラングレがドンピシャで合わせて先制点。23分にはリオネル・メッシが右から中へぶっちぎり、テクニックよりむしろ体の使い方を工夫した突破から見事なシュートを決めて2点リード。30分に再びメッシがネットを揺らしたシーンはVARによりゴールが取り消されましたが、前半終了間際にはメッシがカリドゥ・クリバリとの激しい接触で得たPKをルイス・スアレスが決めて前半だけで3点目。
ナポリも前半アディショナルタイムにインシーニェがPKを決めて2点差に迫るも、予想以上にスコアが動いた前半は3-1のバルサリードで終えます。
前半同様、後半の立ち上がりもナポリが良い入りを見せ、バルサも2点リードの余裕からセーフティーなカウンター狙いにシフトした事でナポリが押し込む時間、ボールを保持する時間が必然的に増えていきました。しかし押し込み切れない間に時計の針はじわじわと進んでいくばかり。
80分の時点で交代枠5枚の全てを使い切ったナポリと、逆に1枚たりとも使わなかったバルサという対照的な構図でしたが、ラスト10分からはのらりくらりとナポリをかわし、交代枠を使いながら上手く時間を使ってタイムアップ。結局前半からスコアの動かなかった試合はバルサが3-1で勝利し、ポルトガルで行われるファイナルステージへの進出を決めました。
随所にバルサらしさは見受けられましたが、全体的には良い意味でバルサっぽくない形の強かな展開だったのかなと。ある意味ではルイス・エンリケ監督時代やエルネスト・バルベルデ監督時代の時のような、効率の良いサッカーだったように感じましたね。後半、攻め込んでくるナポリ相手にカウンターを突き刺しにいったのが続いた時は特に。
なにかとピッチ外での話題が不穏なバルサですが、13シーズン続けてのベスト8はやはりさすがと言う他ないでしょう。
ベスト16試合結果(2試合合計スコア)
ユベントス2-2(0AG1)オリンピック・リヨン
ベスト8対戦カード
バイエルン・ミュンヘンvsFCバルセロナ
ピルロ監督!?
ではでは(´∀`)