昨日の夜にTwitter開いたらトトロ大喜利ばっかり出てきた。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第10節、北海道コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレの一戦です。
現在3勝3分3敗の札幌。要するに全くのイーブンの状態になっているのが札幌です。実際問題、札幌の順位も丁度真ん中に値する9位となっています。成績を見れば可もなく不可もなく……前線の怪我人が多かったことや、序盤にそれなりのハンデがあった札幌という視点で見ればこれは十分によくやっている成績です。
……それに対して8勝1分、再開後8連勝、再開後8試合で23得点6失点というクレイジーな成績を辿っているのが王座奪回を目指す川崎。第8節ではG大阪との1位2位直接対決を1-0で下し、前節大分戦での川崎のパフォーマンスは敵将の片野坂知宏監督が完敗宣言ともとれるコメントを出すほど。こうなってくると当面のポイントは「どこが川崎を止めるのか」。鈴木武蔵が抜けて厳しい状態の札幌は、果たして川崎を止めるチームとなれるのでしょうか。
両チームスタメンです。
札幌はエースFWの鈴木武蔵が海外移籍に向けた交渉の為に既に離日している事もあって欠場。センターフォワードには特別指定選手の小柏剛が入っています。
一方の川崎は前節大分戦からスタメンを6人変更してこの一戦に挑みます。
本日の会場は北海道札幌市、札幌ドームです。
J1では唯一、土地柄もあって夏場も札幌の試合だけお昼に開催されることが多いです。J3を含めるとヴァンラーレ八戸やいわてグルージャ盛岡もその対象なので、別にこの辺のチームのファンじゃ無いけど夏場はこの辺のチームを見る回数が増えるファンは多いのでは。
…余談ですけど…12月の札幌ドーム、GLAYライブ出来るのかしら…(個人的な趣味の話)。
去年のルヴァン杯決勝以来となるこのカード。その時は3-3と壮絶な打ち合いとなりましたが、この試合は比較的両チームともセーフティーな、様子を伺いながらの前半となっていました。札幌はなんとか2列目のチャナティップや駒井善成を中心に打開を試みますが、川崎も今日はアンカーに攻撃よりも守備に持ち味を持つ守田英正を起用した事などもありブロックを崩しません。
35分、右サイドでフリーキックを得た川崎は脇坂泰斗のキックに車屋紳太郎がドフリーで合わせて先制点。現在8連勝中というだけでなく、そもそもリーグ戦では札幌に負けたことのない川崎…前半は川崎が1点リードで終えます。
両チーム、後半は選手を交代して挑みます。1点を追う札幌は小柏剛を下げてジェイ、一方の川崎は下田北斗、宮代大聖を下げて田中碧、三笘薫を投入します。50分、菅大輝のチャナティップへのパスをインターセプトした山根視来が持ち上がってパスを送り最後は三笘。後半開始早々に川崎が2点目。
ジェイを投入した札幌は前線にターゲットを作る事でその利点を活かすシーンも多少出てきてはいたものの、川崎の勢いと実力を活かした鬼のような攻撃は止まりません。55分、三笘と脇坂のパス交換から最後はレアンドロ・ダミアンが抜け出し、一度はGK菅野孝憲に阻まれますが宮澤裕樹に当たったボールが再びダミアンの前に転がってきて3点目。
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は59分に3バックの両サイドを下げてサイドアタッカーの中野嘉大、FWのアンデルソン・ロペスを投入して超攻撃的なシステムに切り替えますが、63分には再び三笘に決められてしまってこれでいよいよ4点目。朝はバイエルンを見て昼は川崎……札幌からすれば2018年の0-7が蘇るような…。
79分には宮澤のパスを受けたチャナティップのワンタッチスルーパスに抜け出したジェイが見事なコントロールからシュートを決めて1点を返します。しかしそこに立ちはだかるは情け容赦のない川崎。64分に投入されていた小林悠が87分にDF2人を振り切って対札幌戦8試合連続となるゴールを決めると、小林はラストワンプレーでももう1発ぶち込んでなんとこれで6点目。ただただ凄さとチート感を見せつけてきた川崎はこれで9連勝。同一シーズンとしては2007年の鹿島アントラーズ、2018年のガンバ大阪に並ぶ記録となりました。
札幌は良かったのか悪かったのか、もはやその判断さえ出来なくなるほどに一方的な川崎のゲーム、圧巻の出来映えでした。ただでさえ前半から凄まじいパフォーマンスを見せ、札幌もジェイなどを投入して形成逆転を図る中で途中から出すのが田中、三笘、小林、山村和也、齋藤学……こんなのもう暴力じゃん。それプラス家長と大島いるんでしょ?もう文字書く気力もないよ…。
でもジェイのゴールの綺麗さはすごい好き。
ではでは(´∀`)