こういう日のJリーグタイムは録画する。
そしてガンバのパートを飛ばす。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューはUEFAチャンピオンズリーグ準決勝、オリンピック・リヨンvsバイエルン・ミュンヘンの一線です。
ポルトガルの一極開催で行われているUEFAチャンピオンズリーグファイナルラウンド準々決勝は衝撃の連続でした。その中でも特に大きな衝撃を残したのがリオネル・メッシ率いるFCバルセロナを8-2で粉砕、木っ端微塵、破壊し尽くしたバイエルン・ミュンヘン、そして優勝候補の一つに数えられていたマンチェスター・シティに対して真っ向勝負を挑み、そして3-1で勝利してベスト16のユベントス戦に続いて大番狂わせを演じてみせたリヨン……大きな衝撃を生み起こした2チームが今、決勝進出を目指して対峙します。
両チームスタメンです。
本日の会場はポルトガル、リスボンのエスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデです。
スポルティングCPが本拠地とするこのスタジアムでリヨンはマンチェスター・シティを下したので、特にリヨンはこのスタジアムに良いイメージを持った状態で試合に挑めると思います。バイエルンが三冠達成に向けてまた一歩前進するのか、リヨンが3回目の番狂わせを成し遂げるのか…!
序盤、徹底的に攻め込んだのはリヨンの方でした。マイボールにすると一気に攻め込み、まず4分にはマクサンス・カクレがボール奪うとすぐさまスルーパスを送って抜け出したメンフィス・デパイがシュート。これは枠外に外れたものの、リヨンはサイドアタックを中心に何度も危険なクロスを入れていき、17分にもカウンターで一発のパスに抜け出したトコ・エカンビがポスト直撃のシュートを放つなど、立ち上がりは完全にリヨンペース。
しかし再三のチャンスを活かせずにいると、17分のエカンビの決定機からプレーが止まる事なくバイエルンがゆっくりとボールを回して縦パス。これを受けたセルジュ・ニャブリが一気にギアを入れて中央に切れ込みミドルレンジから強烈な一撃を見舞ってバイエルン先制。
そうなってくると試合は完全にバイエルンの支配下になっていきます。バイエルンは自陣でゆっくりボールを回しながらミスする事もなくリヨンのプレッシングを回避していき、33分にはニャブリのパスを受けたイヴァン・ペリシッチのクロスにロベルト・レヴァンドフスキが詰めます。このシュートはミートせずにこぼれたものの、それをニャブリが更に詰めてバイエルンが2点目。試合はバイエルンリードで後半へ。
後半もリヨンは積極的な出足でまずは1点を返すべく果敢に攻撃を仕掛けますが、試合巧者バイエルンの前に1点を返す事でさえ遠く……逆に80分には途中出場のフィリペ・コウチーニョにまたしてもネットを揺らされ、これは一応オフサイドとしてゴールは取り消されますがバイエルンに試合をコントロールされた状態を覆すには至らず。
なんとか試合を決定付ける3点目を与える事は耐えていたリヨンでしたが88分、右サイドでのフリーキックからジョシュア・キミッヒがクロスを上げると、それをレヴァンドフスキがドンピシャで合わせて今季CL15点目。トドメとなる3点目を奪ったバイエルン。そのままタイムアップの笛が鳴り試合終了。バイエルンが12-13シーズン以来となる決勝進出を決めました!
バルサ戦で見せたのが圧倒的な破壊力だったとすれば、今日の試合で見せたのは圧倒的な安定感でしたね。バルサ戦とトータルで見て改めて今シーズンのバイエルンの凄みとエグさを見せつけられたような感覚です。それこそ、三冠を達成した12-13シーズンに近い感覚は試合を観た殆どの方が感じたのではないでしょうか。
リヨンに関しては、試合開始から先制点を許すまでの間に何度も訪れたチャンスのうちの一つでも押し込まれば……昨日のライプツィヒとパリの試合じゃないですけど、ちょっと2チーム間の埋め難い差を感じました。ただ、ユベントスとマンチェスター・シティを立て続けに潰してここまできた功績は今後も語られるところでは無いでしょうか。
さぁ、決勝戦はパリ・サンジェルマンvsバイエルン・ミュンヘンという組み合わせになりました!
両チームとも準決勝ではダークホースとして勝ち上がってたチームを3-0で下したチーム同士の対決。パリは史上初の優勝、バイエルンは現時点では歴史上FCバルセロナしか達成していない複数回の三冠王者をかけて決勝に臨みます。CL決勝がフランス勢vsドイツ勢の組み合わせになるのはバイエルンvsサンテティエンヌの組み合わせになった75-76シーズン以来実に44年ぶり!どういうゲームになるのでしょうか…!
でも井手口のゴールだけは無限リピ出来る。
ではでは(´∀`)