RK-3はきだめスタジオブログ

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1点は返せたけど…〜明治安田生命J1リーグ第19節 名古屋グランパスvs清水エスパルス マッチレビュー〜

キングオブコントといえばキリンスマッシュ。

 

どーもこんばんは

 

キリンレシィブ

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第19節、名古屋グランパスvs清水エスパルスの一戦です。

 

 

 

前節は共に1-2で敗れたチーム同士の一戦。第17節で湘南との直接対決に勝利した清水は最下位こそ一応は抜け出して16位につけたものの、17位仙台と18位湘南と比べると2試合多い状態なので最下位脱出はあくまでも暫定に過ぎません。きっちり最下位再転落の可能性を少なくする為には、上位チームから勝点1でも拾う事が重要になってきます。

一方の名古屋は前節、G大阪相手に終了間際の失点で逆転負け。4位から6位まで一気に転落してしまいました。試合数は他より少ないとは言えども4位鹿島から9位G大阪までの勝点は相当詰まっているので、名古屋としては生き残りをかけるというよりは混戦を抜け出す為に下位チームから取りこぼす事だけは避けたいところでしょう。

両チームスタメンです。

 

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名古屋はいつもの4-2-3-1を採用。前節G大阪戦で負傷退場した米本拓司もスタメンに名を連ねています。右サイドの成瀬竣平は第14節以来、FWの山﨑凌吾は第11節以来の先発出場です。

清水はここ数試合で採用している3-1-4-2を継続してきました。今日はヴァウドが出場停止で出られない為、3バックには本来はMFの六平光政とヘナト・アウグストが名を連ねています。

 

 

本日の会場は愛知県豊田市豊田スタジアムです。

思えば去年のちょうど今頃はラグビーワールドカップが日本で開催されていましたね。豊田スタジアムもその会場の一つというだけでなく、日本代表のサモア戦も割り当てられていました。ネーミングライツを使えない大会になるとToyota Stadium」だとネーミングライツ使ってる感がめちゃくちゃ出るので「City of Toyota Stadium」の英語表記になっていたとか。

そんな豊田スタジアムは昨日で運営会社の設立から丁度20年。名古屋は節目を白星で飾れるのでしょうか。

 

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試合はいきなり動きました。前半2分、マテウスのパスを左側で受けた阿部浩之がオーバーラップしてくる吉田豊の動きにDFエウシーニョが一瞬気を取られた瞬間を逃さずに狙い澄ましたスーパーショット。いきなりの芸術的なゴールで名古屋が先制します。ゴール後にはジョアン・シミッチにお子さんが生まれたのでゆりかごパフォーマンスも。

 

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ここから完全に名古屋ペースというより名古屋のリズムで進んでいきます。基本的に名古屋は焦る事なくゆっくりとボールを繋いでいき、清水が焦れたタイミングで一気に崩していくビハインド側からしたら非常に辛いゲーム展開を披露。19分のマテウスフリーキック、20分のマテウスコーナーキックから山﨑のシュートはGK大久保択生の連続ファインセーブで追加点は回避したものの、完全に清水は名古屋の掌の上状態に。

 

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25分、右サイドのマテウスからのパスを受けた山﨑がDF立田悠悟を背負って体勢を崩しながらもボールキープ。そしてそこから絶妙なスルーパスを倒すと、抜群のタイミングで抜け出した前田直輝がGK大久保をかわしてゴール。何も最後あんな強く打たなくても(小声)。何はともあれ、ほぼ100点に近い戦いぶりを見せた名古屋が前半を2点リードで終えます。

 

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後半に入ると清水は60分にジュニオールドゥトラと鈴木唯人を投入してまずは1点を狙いにいきます。しかし名古屋の常に4-2-3-1の陣形を崩さないバランスの良いブロックの前にアタッキングサードへの侵入さえもままならず、一つのミスから名古屋にカウンターを喰らうなど清水からしたらもうしんど過ぎる展開に。

 

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74分にはマテウスコーナーキック丸山祐市が頭で合わせてトドメ。これで3-0とした名古屋は終了間際に西澤健太のクロスからカルリーニョス・ジュニオに合わせられて完封勝利こそ逃しましたが、攻守共に満足と言える試合内容を見せた名古屋が3-1で勝利を収めました。

 

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開始早々に先制点を取られた事で完全に名古屋のリズムに持ち込まれたせいで、結局清水はアディショナルタイム含めて90分近い時間をほぼ「詰み」みたいな状態で戦う羽目になった印象です。もうこれ攻め手あらへんやろ…って遠目で見てて思うような。むしろよく1点返せたなくらいの感覚さえ抱いてますね。名古屋からすればゲームプラン込みで、クリーンシートを逃した事を除いては理想的な試合だったと言えるでしょう。

 

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仙頭啓矢ぁぁぁぁぁぁぁぁ

ではでは(´∀`)