これまでに書いたお金系の話でベガルタはアイリスっていう最低限の資金源はある云々って書いたら思ってた以上にややこしいことなってきたね…。
どーもこんばんは
やっぱり県とか市が大株主なのがややこしいのか…。
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J2リーグ第37節、松本山雅FCvs京都サンガFCの一戦です。
前節の甲府戦が1-1のドローに終わり、今季はプレーオフも無いので……サンガはJ1昇格の可能性が消滅してしまいました。大きな目標を失った中で残り6試合を戦う事になりますが、なんとか一つでも上の順位で、出来るだけ良い形でシーズンが終われるような試合を見せて欲しいところです。
両チームスタメンです。
甲府との激闘となった前節からはスタメンを5人変更。今日はピーター・ウタカをベンチからも外し、センターフォワードには宮吉拓実が入りました。金久保順は第30節山形戦以来の出場で、スタメンに関しては第26節町田戦以来。今季3試合目の出場となる黒木聖仁はサンガ移籍後初スタメンです。
アルウィンはある意味では…密によって生まれる魅力みたいなところがあるスタジアムでもあるので、そういった今でも今季は少ししんどいシーズンだったと言えるかもしれません。このスタジアムとパラグアイ代表のエピソードは有名ですが、キリンカップサッカーの会場として国際Aマッチも過去2回開催しています。2007年のコロンビアvsモンテネグロでは当時21歳のファルカオのコロンビアが勝利。2011年のペルーvsチェコは0-0で、ペトル・チェフなどが出場しました。
前半から松本の立ち上がりが良く、サンガはそれに押される展開が続いていきます。3分、7分と立て続けにセットプレーからピンチを迎えたサンガはなんとかこれをGK清水圭介が防ぐと、そこからはサンガも徐々に自分達でボールを握る時間は増えていきます。
しかしサンガの攻撃は松本のブロックの前に危険な区域まで侵入する事が出来ず、チャンスといえばミドルシュートに終始。逆に松本は早い攻撃で17分にはボール奪取から左サイドを駆け上がって決定機を作るなど、前半は松本が優勢の展開で0-0で終えます。
後半は少しサンガがグッとギアを入れたように見える展開が少し訪れたものの、少ししたらまた試合は松本ペース。松本の狙いのはっきりとしたシンプルな攻撃を前に連続攻撃を何度も受けるようになっていき、特に69分にジャエルが投入されてからはその流れは一層顕著に。シンプルな攻撃に度々苦しめられます。
サンガは62分に飯田貴敬と曽根田穣、80分に野田隆之介を投入。アディショナルタイム直前にはサンガにもようやく決定機が訪れます。仙頭のパスを受けた野田がペナルティエリア内でDFを振り切ると左脚を振り抜いてシュートを放ちますが、無情にもこれはクロスバー直撃。守備の面では高い集中力を見せたサンガでしたが、最後までゴールは生まれず0-0のドローに終わりました。
試合を通じて劣勢な展開だった中で、守備陣は非常に高い集中力を見せていたと思います。対人に強いヨルディ・バイスがバチバチ行く中で本多勇喜や黒木聖仁がそれをフォローも出来ていたと思いますし、そこはフルタイム安定した働きを見せてくれていたのかなと。清水の好セーブもありますし。ただ、ボールを持った時に前半はほとんど打開できず、逆に後半は精彩を欠いて……全体的に難しい試合でしたね。
【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】
明治安田生命J2リーグ第37節
1位 徳島ヴォルティス(77)
2位 アビスパ福岡(73)
3位 V・ファーレン長崎(70)
4位 ギラヴァンツ北九州(59)
5位 ヴァンフォーレ甲府(58)
6位 アルビレックス新潟(56)
7位 ジュビロ磐田(54)
8位 モンテディオ山形(53)
9位 東京ヴェルディ(52)
10位 京都サンガFC(52)
11位 栃木SC(52)
12位 水戸ホーリーホック(49)
13位 大宮アルディージャ(46)
14位 ジェフユナイテッド千葉(45)
15位 ファジアーノ岡山(45)
16位 松本山雅FC(44)
17位 FC琉球(43)
18位 ツエーゲン金沢(43)
19位 FC町田ゼルビア(40)
20位 ザスパクサツ群馬(36)
21位 愛媛FC(33)
22位 レノファ山口FC(27)
福岡が大宮に1-0で勝利し、新潟は昨日の試合で長崎に敗戦。この結果により新潟の昇格が消滅し、昇格の可能性が残るのは5位甲府までという事になっています。徳島は3点リードを一時金沢に追いつかれたものの、最後は勝ち越して首位をキープ。三つ巴の争いは激化しています。
慰留交渉。
ではでは(´∀`)