あの日のように…〜セリエA第22節 ナポリvsユベントス マッチレビュー〜

あたりめを食べるときは醤油マヨ作らないと食えなくなった

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビューイタリア、セリエA第22節、ナポリvsユベントスの一戦です。

 

 

 

長らく「一強リーグ」と揶揄されたセリエAが今季は大混戦になっているのは昨季終盤から始まるユベントスの伸び悩みに他なりません。それゆえに首位がACミラン、2位がインテル・ミラノという状況にも繋がっているのですが、それでもユーベはユーベでじわじわと調子を上げて3位まで戻してきました。一方、ミランインテルの低迷期にユーベの対抗馬だったナポリも、極端に悪くはないですが微妙な時期が続いており、一部では監督解任報道も。混戦が故にどちらもまだ優勝・CL圏内の望みはあるので、是が非でも勝点3が欲しいところです。

因縁的な意味で言えば第3節に予定されていたユーベvsナポリの試合がナポリが新型コロナウィルスの影響で会場であるトリノに行けない…という事態が発生し、一度は不戦敗という事に。しかし裁定は裁判までもつれ込み、ひっくり返して再試合の権利を勝ち取っています。そしてなんといっても監督対決…ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾアンドレア・ピルロ、イタリア代表の中盤として2006年ドイツW杯を制し、2000年代のACミランの黄金期を築いた2人の監督対決にも注目です。

両チームスタメンです。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214025235j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214025232j:image

 

本日の会場はイタリア、ナポリにあるスタディオ・ディエゴ・アルマンドマラドーナです。

工事が始まったのは第二次世界大戦終結して間もない1948年。その後1959年にオープンし、イタリアW杯開催に向けた1989年、そして2019年と30年おきに改修・修繕が行われているこのスタジアムは、規模としてはイタリアの中ではジュゼッペ・メアッツァスタディオ・オリンピコに次ぐ大きさです。

サン・パオロ」という名前で認識している方と多いと思いますが、2020年11月26日に元アルゼンチン代表でこのクラブのレジェンドでもあるディエゴ・アルマンドマラドーナ氏が死去。同氏の功績に敬意を示す形として、スタジアムに彼の名前を冠する事になりました。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214040802j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214040806j:image

 

 

全体的にコンパクトな陣形を保ってブロックを作るナポリと、逆にピッチを広く使いながらゆっくりボールを回していくユーベ。立ち上がりはこの噛み合った構図の中で様子を窺い合う展開が続いていきます。とはいえ、ボールポゼッションを握っていたのはユーベだった事もあって基本的に試合はナポリ陣内で進んでいきました。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214041236j:image

 

ただユーベもチャンスを中々作れないまま時間が過ぎていくと、今度はボールを奪うなりイルビング・ロサーノ、ロレンツォ・インシーニェ、マッテオ・ポリターノという強烈な2列目を持つナポリがスピードで押し込み始めていきます。31分、コーナーキックの際のエリア内での競り合いからVARの末にPKを勝ち取ったナポリは、このPKを同じカードだった先月のスーペルコッパ・イタリアーナではPK失敗の憂き目を見たインシーニェが豪快に決めてナポリ先制。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214041254j:image

 

ユーベはサイドから攻撃の活路を見出そうとし、特に左のフェデリコ・キエーザがボールを持つ場面は多かったですが、中央に差し掛かる頃にはナポリDFに捕まって好機を捉えきれず。前半はナポリリードで終えます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214041311j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214041220j:image

 

 

ユーベは後半から前半終了間際にアクシデントがあったらしいファン・クアドラードが負傷交代となってアレックス・サンドロをピッチに送ります。前半同様サイドを軸に攻撃を進め、クリスティアーノ・ロナウドとアルバロ・モラタが2トップを組むゴール前にシンプルにボールを放り込む戦術を展開。63分にはコーナーキックをマタイス・デ・リフト、ジョルジョ・キエッリーニが頭で繋いで、最後はモラタがネットに押し込みますがキエッリーニのところでオフサイド判定となりゴールは認められず。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214041329j:image

 

ユーベがウェストン・マッケニーとデヤン・クルゼフスキを投入して更に猛攻を仕掛けようとする一方、ナポリはシステムをティエムエ・バカヨコをアンカーに配置した4-1-4-1気味のシステムにする事で対抗。ユーベの攻撃は基本的にはサイドからクロスばかりになっていたので単調に感じる瞬間もあるにはありましたが、それでも時間と共にあわや同点というシーンが多く生まれていきます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214041349j:image

 

85分にはナポリのミスを突いたマッケニーのパスからキエーザミドルシュート。しかしこれは僅かに枠を逸れ、直後にはゴールエリアでモラタが足元に入ったボールをそのままシュートに持ち込みますが、これは試合直前に急遽出場が決まったGKアレックス・メレトがスーパーセーブ。90分にもサンドロのクロスをC・ロナウドがドンピシャで頭で合わせましたがこれもGKメレトの正面に…。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214041400j:image

 

後半は早い段階でほぼ全員が自陣に引く形になったナポリド正面から受けるユーベの攻撃の圧にミスが散見したりアディショナルタイムにはロサーノが脚を攣りながらプレーせざるを得ない状況にもなりましたが、高い集中力と粘りでなんとか最後の一秒まで耐え切って試合終了。ガットゥーゾピルロの盟友対決は1-0でガットゥーゾナポリが勝利し、1月のスーペルコッパ・イタリアーナのリベンジを果たしました!

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214041412j:image

 

 

ユーベの攻撃は特に後半はかなり単調になってしまっていましたし、後半の始めの方はナポリサイドもそこまで対応に苦慮していた感じはなく、むしろ不確実性なボールを拾う事でカウンターに繋げられていました。ただし、ユーベの戦力であれをやられるとボディブロー的に効いてくるのも事実で、70分以降くらいは完全にそれが作用していた印象です。そんな中でもチーム全体として共通した高い守備意識を保てていましたし、ピルロとの対戦で現役時代さながらのガットゥーゾっぽさを見た感覚でした。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210214041425j:image

 

 

ガットゥーゾの試合後のめっちゃ慕われてる感

ではでは(´∀`)