エメリの逆襲〜UEFAヨーロッパリーグ準決勝2ndレグ アーセナルvsビジャレアル マッチレビュー〜

気がつけば今日もこんな時間。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビューUEFAヨーロッパリーグ準決勝2ndレグ、アーセナルvsビジャレアルの一戦です。

 

 

 

チャンピオンズリーグの決勝が出揃うと次はヨーロッパリーグです。このヨーロッパリーグの準決勝は非常に背後のストーリー的な注目度の高い試合となりました。

アーセン・ベンゲルとの長期政権に別れを告げたアーセナルが2018年に新たな監督としてロンドンに招いたのはウナイ・エメリでした。この人物はセビージャでELに対して圧倒的な大会成績を残し、パリ・サンジェルマンを経てアーセナルの監督に就任したわけですが、そのアーセナルでは上手く行かないまま19-20シーズン途中に解任。そして再起を図るべく就任したビジャレアルでELを勝ち上がり、遂にアーセナルにリベンジを果たす機会を得たのです。

果たしてエメリの逆襲は成功するのか、それともアーセナルが勝利し、18-19シーズン以来となるCL&ELのプレミア支配に成功するのか…1stレグはビジャレアルが2-1で勝利。その結末や如何に!

両チームスタメンです。

 

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本日の会場はイングランド、ロンドンのエミレーツ・スタジアムです。

1stレグはビジャレアルのホーム、エスタディオ・デ・ラ・セラミカで行われましたが、この2ndレグはアーセナルの本拠地エミレーツ。前述の通り、アーセナルの監督を務めていたエメリにとっては2019年11月29日、それこそエメリが一番得意としていたELの舞台で、鎌田大地の2ゴールにより敗れ去ったエミレーツでの試合以来となります。無観客試合ではありますが、両陣営にとって思うところは少なくはないでしょう。

ビジャレアルはELでは過去3回準決勝に進出していますが、決勝進出は国内カップを含む全てのコンペティションで未経験。一方アーセナルはELでは18-19シーズンに準優勝を果たしていますが、その際にアーセナルを率いていたのがエメリ監督でした。

 

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試合前にグラニト・ジャカが負傷して急遽欠場となった事でアーセナルの中盤はトーマス・パーティーを除いてかなり攻撃的な陣容となり、それでもって1点のビハインドを取り返そうとしていきました。ただ、ビジャレアルビジャレアルで1点を取られれば一気にビハインドになるという状況も踏まえてか、守備先行ではなく0-0時に近い戦い方を選択。ビジャレアルも高い位置をとって積極的にボールポゼッションを握ろうとした事でアーセナルは試合を一進一退に持ち込まれてしまいます。

 

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26分にはセットプレーの観戦から、マラリアから復帰したピエール・エメリク・オーバメヤンが抑えの効いた良いシュートを放ちましたがポストに直撃。どちらもペースを握り切れず互角の展開となった前半はゴールは生まれず、事実上のビジャレアルリードで終えます。

 

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後半もビジャレアルは統率の取れた美しい4-4-2のラインとブロックを築いた上でアーセナルに立ち向かいます。常に4-4-2を崩さない守備陣形はプレスに行くタイミング、或いは様子を見る場面の使い分けが抜群に出来ていて、これがスピードやテクニックに優れた選手の多いアーセナルへの対抗としてはかなりの効果を発揮していました。

 

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66分にマーティン・ウーデゴーアを下げてガブリエル・マルティネッリを投入したアーセナルは74分にエクトル・ベジェリンのクロスをオーバメヤンがヘディングシュート。このシュートは惜しくもポストに当たり、このプレーの後にオーバメヤンに代わって入ったアレクサンドル・ラカゼットもクロスに反応しますが良い体勢でシュートは打てず。アーセナルは非常にもどかしい時間が続いていきます。

 

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最後はアーセナルがボールを持つ時間が必然的に長くはなっていたものの、ビジャレアルビジャレアルで選手間で常に一定の高さのラインを保つ事を徹底していました。そして遂に試合は0-0のまま試合終了。1stレグで培ったリードを守り切ったビジャレアルがクラブ史上初となる決勝進出を果たしました!!!!

 

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まず、予想以上にビジャレアルが前がかり…というほどでは無くとも、守備重視という訳でないゲームプランで来たのは一つのポイントでした。1stレグを2-1で勝利しているとはいえ、アーセナルが今日1-0で勝ったらルール上アーセナルが勝ち上がるわけで、1点を取られた瞬間にアーセナルリードに変わってしまう…ビジャレアルはリードしている状況ではあるものの、むしろ専守防衛に出る方がハイリスクなのでは、という選択がエメリ監督やチームの間にあったんだと思います。

後半こそアーセナルがボールを持つ時間は多かったものの、特に前半はジャカが欠場となった事で守備のできる中盤がパーティーしかいなくなった事でセカンドボールを回収できない、一度失ったボールを取り返せない時間が続いて、二次攻撃や三次攻撃に繋げられず、ビジャレアルを最後まで混乱に陥れる事が出来ませんでした。確かに終盤はアーセナルがずっとボールを持っていましたが「アーセナルの猛攻をビジャレアルが耐え抜いた」みたいな試合では無かったのな間違いないです。ビジャレアル、お見事でした。


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さぁ、決勝はマンチェスター・ユナイテッドvsビジャレアルというカードになりました。マンUは16-17シーズンにジョゼ・モウリーニョ体制で達成して以来となる優勝、ビジャレアルはクラブ史上初となる決勝での栄冠を目指します。決勝の会場はポーランドグダニスクスタディオン・エルネガ・グダニスクです。

ではでは(´∀`)