ド畜生マッシモ〜明治安田生命J1リーグ第28節 名古屋グランパスvs徳島ヴォルティス マッチレビュー〜

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華のない金曜日をワシは過ごす

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第28節、名古屋グランパスvs徳島ヴォルティスの一戦です。

 

オリジナルアルバムの配信も開始したのでそちらも観てね

 

 

ACL圏内を狙う名古屋は現在6位。とはいえ、勝点を見れば3位神戸との差は僅かに1で、かつ4位鹿島、5位鳥栖とは同じ勝点。一方で、7位浦和にも勝点2差で迫られているというなかなかの大混戦の中にいます。優勝はさすがに川崎と横浜FMのマッチレースになっていますから、ACL争いはここからは8位FC東京を含む6チームで「出し抜くか」「出し抜かれるか」のような戦いが幕を開ける事になるでしょう。名古屋は火曜日には韓国の大邱FCとのACLも控えてますから、そこへの弾みもつけたいところです。

対する徳島ですが、種類は違えど激しいサバイバルの渦中にいるという意味では彼らも緊迫感のある状況です。残留争い…現在降格圏の最上位である17位の徳島は15位湘南と16位清水を勝点差3で追う状況。中断明けの初戦となったG大阪戦こそ勝利したものの、そこからは4連敗と苦しい戦いを強いられています。追いつくか、追いつかれるか、追い抜くか、追い抜かれるか、Jリーグも終盤戦になってきましたね!

両チームスタメンです。

 

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前節清水戦からスタメンの変更は2人。直近の試合となるルヴァン杯鹿島戦の第2戦ではオプションのシステムである4-1-2-3を採用しましたが、今日は従来の4-2-3-1に戻しています。鹿島戦で負傷退場を余儀なくされた柿谷曜一朗はベンチ外となり、8月の月間ベストゴール受賞が発表されたシュヴィルツォクがワントップに入りました。

2週間のブレークを経て挑む徳島は前節福岡戦からメンバーを3人変更。右サイドに入った浜下瑛は4月14日以来の先発起用です。また、GK長谷川徹は名古屋のユース出身。今日は凱旋試合となりました。尚、前節福岡戦で退場処分となった徳島のマルセルコーチは今日はベンチ入り停止となっています。

 

 

本日の会場は愛知県豊田市豊田スタジアムです。

前回のルヴァン杯鹿島戦までのホームゲーム4試合は「鯱の大祭典」と称し、来場者にも配布された白を基調としたユニフォームで試合に挑んだ名古屋ですが、今日からは通常の赤のユニフォームにシフト。また、本日はグランパスガールズフェスタ」と称して各種企画の他、本日の女性の来場者には限定ユニフォームがプレゼントされるとの事なので、名古屋はホームゲームで5試合連続ユニフォームプレゼントという事に(天皇杯は除く)。

先日発表された2026年に愛知県で開催予定のアジア競技大会でもサッカー会場に選ばれた豊田スタジアム近年の日本サッカー協会の方針を見ても、今後埼玉スタジアム2002に次いで豊スタとパナソニックスタジアム吹田の3会場の重要性は増していくかもしれません。発表はされてませんが、アジア大会のサッカーの決勝は普通に考えれば豊スタになるでしょうし。

 

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立ち上がりはどちらも互角というか、お互いにセーフティーな試合の入りを見せました。名古屋がそういう入りをするのはいつも通りと言えばいつも通りですが、基本的には常に高いポゼッション率をキープする方針の徳島も今日はどちらかと言えばブロックを固めるというか、名古屋の攻撃時にはすぐに奪還するよりは一度構える…というスタンスをとっていて、前半は膠着状態が続いていきます。

 

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そんな展開が続いてくると、シュヴィルツォクなどいわゆる「飛び道具」のようなモノを持つ選手の多い名古屋がシュート本数を増やす事で徳島を押し込んでいき、徐々にアタッキングサードでの攻撃に繋がってWボランチの長澤和輝と稲垣祥も積極的に飛び出していき、チャンスも多く作り始めていました。徳島守備陣の粘りや古巣凱旋となるGK長谷川の攻守もあって得点には至らなかったものの、前半はやや少し予想とは違うスタンスの中で0-0で終えます。

 

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ですが後半は早い段階で試合が大きく動きます。自陣からのボールをシュヴィルツォクが落とすと、フォローに行った森下龍矢が拾って名古屋がカウンター攻撃。森下のパスに抜け出した前田直輝がGK長谷川と1対1のチャンスを迎えると、後ろからチャージに行った岸本武流が前田を倒してしまってPK&レッドカード。このPKをマテウスが決めて、名古屋は先制点と数的優位を同時に手にします。

 

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徳島は岸本の退場に伴い、渡井理己を下げてジエゴを投入してDFを調整します。対する名古屋は64分にガブリエル・シャビエル、相馬勇紀、米本拓司を送り込んで中盤を一気に3枚替え。徳島も74分には一美和成と佐藤晃大を同時に投入しますが、今日は途中出場の相馬がキレキレの動きを見せて徳島DFを何度も窮地に陥れていました。

 

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すると83分、左サイドを突破した相馬の鋭いクロスはマテウスに僅かに合わなかったものの、ボールが右サイドの徳島のDFに流れたところを押し上げていた成瀬竣平が回収し、そのままライナー性のクロスを上げます。これが戻ってきた徳島の途中出場の藤田穣瑠チマのヘッドがオウンゴールになってしまい名古屋が追加点。

更に89分には再び相馬が左サイドをブチ抜いたところをカカが倒してしまって今日2本目のPKを得ると、途中出場の金崎夢生が名古屋復帰後初得点となるゴールを決めて3点目。終わってみれば名古屋が快勝と言えるスコアで勝利を収め、Jリーグ記録となる18試合目のクリーンシートを達成しました。

 

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もちろん岸本の退場は試合の展開に影響を与えましたが、それはあの退場で試合の流れがひっくり返ったのではなく、ただ名古屋に傾いていた流れの傾斜が大きくなった…というだけの話でした。前半から名古屋は上手く徳島を崩しつつありましたし、岸本の退場があっても無くても得点は時間の問題だったと思います。

そういう意味では、今日の1点を取ってからのマッシモ・フィッカデンティ監督の采配は見事…見事っていうか鬼畜っていうかド畜生のレベルでしたね。両チーム共に体力を消耗し始める中、64分の3枚替えで攻撃面はシャビエル、守備面は米本で数的優位に立った中盤を完全制圧した上で、岸本退場でバタついた徳島の右サイドと対峙するように相馬を送り込む……65分より後は相馬のワンマンショーみたいな感じですらありましたしね。徳島も一美と佐藤を同時に入れて猛攻しようとする意思は見せましたが、結局佐藤も前線で孤立して一美も守備に忙殺されてしまったのも自然な流れだったように思います。

 

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豊スタ行ってみたい。

ではでは(´∀`)