RK-3はきだめスタジオブログ

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J2天王山!ジュビロ磐田vs京都サンガFC、マッチプレビューと過去のサンガvs磐田の名勝負5試合プレイバック!

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このブログを書いている今、ロティーナさん解任になったそうで…

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、2021明治安田生命J2リーグ、最大の大一番がやってきます。ジュビロ磐田vs京都サンガFC、首位決戦天王山です!!

 

という訳で今回のブログでは、磐田vs京都…両チームにとって今季最も大きな試合、そして両チームともこの試合でJ1復帰が確定する可能性もあるこのゲームのマッチプレビュー、そして過去の磐田vs京都の中から、印象的なゲームを5試合選んで振り返っていきたいと思います!

 

オリジナルアルバムの配信も開始したのでそちらも観てね

 

 

ジュビロ磐田vs京都サンガFC、マッチプレビュー】

 

2021明治安田生命J2リーグ第38節

ジュビロ磐田(1位)vs京都サンガFC(2位)

2021年11月7日14:00@ヤマハスタジアム

 

 

第37節を終えた時点で、J1昇格の可能性が残っているチームの順位表は以下の通り。

 

1位 ジュビロ磐田(80)

2位 京都サンガFC(78)

3位 V・ファーレン長崎(68)

4位 ヴァンフォーレ甲府(67)

5位 モンテディオ山形(64)

6位 FC町田ゼルビア(63)

 

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当初、この試合の最大のポイントは磐田かサンガか…J2優勝をかけた首位天王山であるという部分に集まっていました。しかし、前節で磐田とサンガが共に勝利し、3位甲府が敗れた事で磐田とサンガの昇格マジックは2に。磐田も、そしてサンガもこの試合と他会場の結果次第で昇格が決まる可能性が出てきたのです。

 

今節での両チームの昇格決定条件は以下の通り。

 

磐田、京都が第38節でJ1昇格を確定させる条件

磐田の場合】

○→長崎が引き分け以下でJ1昇格決定

△→長崎が敗北、甲府が引き分け以下でJ1昇格決定

●→今節での昇格決定は無い

京都の場合】

○→長崎が敗北、甲府が引き分け以下でJ1昇格決定

△以下→今節での昇格決定は無い

 

どちらも自力では今節で決定は出来ないですが、既に磐田は1勝1分(勝点4)、サンガは2勝(勝点6)を積めばその時点で昇格は確定するので、勝った方はどの道その時点で昇格に王手をかける事になります。

もちろん、ここまで来ればJ2優勝を目指したいのはどちらも同じですし、磐田とサンガの勝点差は2ですから、そちらに注目が集まるのも当然でしょう。ですが双方ともに最大の目標は2位でもなんでもJ1に上がる事です。磐田は本来なら去年昇格しなければならなかったのにJ2に残留してしまった、サンガに至っては昇格出来ないシーズンが11シーズンも続いた……この試合に関しては、どちらもJ2優勝よりも昇格を決める事、昇格に王手をかける事を念頭に置いて挑んでくるでしょう。J2優勝はあくまで、そこをクリアした先にあるもの…といった具合に。

それを踏まえれば、磐田もサンガも比較的打ち合いよりはセーフティーな戦いを挑む気はします。どちらも一番避けたいのは敗北であり、昇格を最大目標とするなら引き分けも十分な成績と言えますからね。1-0、或いは2-0くらいで勝負が決まるんじゃないか、と個人的には思っています。

 

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最近、少し勝ち切れない試合が続いていたサンガでしたが…ここにきて、今季殆ど出番の無かった庄司悦大がベンチメンバーに入るようになりました。愛媛戦、大宮戦では切り札的というか、停滞するチームへのカンフル剤のような働きを見せているので、やはり庄司というリーサルウェポンをどのように活かしていくのか、これはサンガにとって一つのキーになってきますね。

 

 

 

【サンガvsジュビロ、過去の印象的なゲームを5試合振り返ってみよう!】

 

タイトル通り、1996年に初対戦となった両チームの中で印象的な試合を5つ選んで振り返っていきたいと思います。

尚、2020年のリーグ戦再開後、最初の試合でもサンガvs磐田の対戦が実現し、その際にもマッチプレビュー&名勝負選を抱き合わせにしたブログを更新しましたので、今回はその時に取り上げた試合を除いた5試合を選んでみました。逆に言えば、今回選んでいない試合が該当ブログではピックアップされているので、タイムラグはありますがそちらも是非ご覧くださいまし。

 

 

#1 1勝13敗

2003Jリーグディビジョン1 2ndステージ第3節

京都パープルサンガ1-0ジュビロ磐田

2003年8月20日19:04@西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場

京都得点者:ビジュ(70分)

 

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0勝13敗……これが1996年から2003年1stステージまでの、サンガと磐田の対戦成績である。当時黄金期を謳歌し続けていた磐田に対し、サンガはぐうの音も出ないほど負けっぱなしで、この時も優勝争い中の磐田、残留争い中のサンガという構図で試合を迎えた。

しかし蓋を開けてみれば意外や意外、決定機も立て続けに作るなど、試合は終始サンガペースで進んでいく。すると更に追い風が吹くかのように、磐田は44分に福西崇史、61分にジウゴビッチが退場。11人対9人という構図になると、70分に鈴木慎吾のクロスをビジュが合わせてサンガが先制。これが決勝点となり、サンガは磐田相手に悲願の初勝利を手にした。

 

#2 絶望の中でもぎ取った初の勝点1

2006Jリーグディビジョン1第3節

ジュビロ磐田1-1京都パープルサンガ

2006年3月18日14:03@ヤマハスタジアム

磐田得点者:西紀寛(54分)

京都得点者:パウリーニョ(89分)

 

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J2史に残る圧倒的な強さと戦績を残してJ1復帰を果たしたサンガは、2005年のチームをベースに補強は最少限に留めた。しかし開幕戦で横浜FMに1-4で敗れると、あろうことかホーム開幕戦となる第2節では川崎に2-7で敗戦。去年の姿を粉々に打ち砕かれた状態で乗り込んだヤマハスタジアムは、当時のサンガにとって全敗中のスタジアムだった。

磐田は磐田で黄金期の終わりを迎えていた時代で、世代交代の必要性が叫ばれ始めている中で、54分にサンガは服部年宏のクロスを西紀寛に合わせられて先制を許す。するとサンガは72分にこれまでの2試合を欠場していたアレモンを投入。前年のゴールデンコンビだったパウリーニョとアレモンの2トップの形を取ると、怒涛の猛攻からラストワンプレーでパウリーニョ!ドイツW杯を控えていた川口能活の牙城を崩し、2006年シーズン初めての勝点1、そして鬼門・ヤマハスタジアムで初めての勝点1を獲得した。

 

 

 

#3 職人の一発に…

2014Jリーグディビジョン2第38節

ジュビロ磐田2-2京都サンガFC

2014年10月26日15:04@ヤマハスタジアム

磐田得点者:前田遼一(32分)、駒野友一(90+2分)

京都得点者:ドウグラス(53分、69分)

 

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初めてのJ2を戦う磐田にとっての2014年は屈辱以外の何者でもなかった。前田遼一駒野友一といった主力を残留させた上で更に松井大輔など積極的な補強を敢行し、誰もが昇格候補本命だと疑わなかったにも関わらず、シーズン途中に名波浩監督への監督交代も経て3位。それもラスト5試合の段階で2位松本に勝点差8を付けられた3位で、自動昇格の為にはまさしく崖っぷちだった。対するサンガも2年連続で「あと一勝」に泣かされて昇格を逃していたが、この年は監督人事に躓いてあと一勝と語るような場面にさえ進めない。自動昇格を目指す磐田、6位山形を勝点差4で追う10位のサンガ、双方共に崖っぷちだった。

前田にゴールを奪われ磐田ペースで前半を終えたサンガだったが、駒井善成を投入した後半はスコアと内容の両面で盛り返す。この翌年に移籍した広島で大ブレイクを果たす事となるドウグラスが2点を奪って逆転に成功すると、その後も工藤浩平山瀬功治大黒将志といった選手のコンビネーションで多くのチャンスを作った。しかしアディショナルタイム、勝利目前で磐田にFKを献上すると、これを駒野に仕留められて同点。双方共に痛み分けのドローとなった。

尚、サンガは2010年に3-2で勝利するまでヤマハスタジアムで一度も勝利出来ていなかったが、それ以降はエコパも含めたアウェイ磐田戦でリーグ戦では一度も敗れていない。

 

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#4 本拠地爆誕

2020明治安田生命J2リーグ第2節

京都サンガFC2-0ジュビロ磐田

2020年6月28日18:03@サンガスタジアム by Kyocera

京都得点者:ピーター・ウタカ(28分、47分)

 

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サンガスタジアム by Kyoceraの初年度である2020年、2月9日にC大阪とのプレシーズンマッチこけら落としを迎えたが、本来なら3月1日に長崎を相手にして行われるはずだったサンガスタジアムでの初めての公式戦は、いつしか本当に行われるのかどうかさえ疑ってしまうかのような世の中の混乱の渦の中へ堕ちてしまった。それでも何とか、関係者の努力もあって、無観客という状況ながらJリーグは再開。当面は近隣のチームと対戦するという事で、サンガスタジアム初の公式戦の相手は磐田となった。

磐田は降格組ではあるが2019年の終盤戦は調子も良く、当然ながら昇格候補本命と見做されていた。一方のサンガも新スタ効果と大型補強で有力候補の一角と見られていただけにJ2最大の注目カードとなったが、サンガは新システムや新戦力のフィットもあって磐田を完全にシャットアウト。28分に金久保順のループパスからウタカが先制点を奪うと、後半開始早々にも古巣対決となった荒木大吾のパスを宮吉拓実が繋いで再びウタカ。磐田に対して90分通じて完璧な試合展開を見せ、再開初戦を華々しく飾った。

 

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#5 土砂降りエンターテイメント

2021明治安田生命J2リーグ第4節

京都サンガFC3-4ジュビロ磐田

2021年3月21日14:03@サンガスタジアム by Kyocera

京都得点者:ピーター・ウタカ(47分、55分)、三沢直人(90+5分)

磐田得点者:山田大記(42分)、松本昌也(52分)、小川大貴(59分)、大津祐樹(83分)

 

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J2に残留してしまった磐田、J2生活もいよいよ11シーズン目に投入したしまったサンガ…2021年こそはという中で、サンガは湘南で3度のJ1昇格、というか現在昇格率100%の曹貴裁監督を招聘。対する磐田は黄金期の監督を務めた鈴木政一監督を復帰させ、G大阪から獲得した遠藤保仁を軸としたスタイルを浸透させようとしていた。そんな両者が真っ向からぶつかり合った、そして今後のJ2の行方を示唆していたかのような激闘である。

前半から試合は激しい攻防戦を見せる。今季を通じて継続されるサンガのアタッキングスタイルは、この時点ではまだ荒削りながらもピッチ上に反映された。前半終了間際に磐田が先制点を得ると、後半は立ち上がりから京都、磐田、京都、磐田と立て続けにゴールが生まれて気がつけば2-3。押し込むサンガとカウンターで好機を立て続けに作る磐田の怒涛のシュートゲームはどちらにとっても常に危うさと隣り合わせの中で、次の一点を奪ったのは大津祐樹ミドルシュートだった。サンガもラストワンプレーで1点を返したが時間は残されておらず。試合は3-4で磐田が勝利した。

敗れたが、この試合のサンガは自分達のスタンスをはっきりさせる事が出来たし、それは磐田もまた同じだった。私自身、この試合はスタジアムで見ていたが、負けたにも関わらず楽しかったという感想を覚えたのは間違いない。結果的にこの2チームがそのまま躍進した事実も偶然ではないはずである。8ヶ月前より研ぎ澄まされたであろう両者は11月7日にどんな戦いを見せてくれる事やら。

 

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さぁ、今日がどんな結果になれど、それがどんな形の記憶であっても、サンガファンと磐田ファンの頭と心の中には一生残るような試合になると思います。サンガファンとしては勿論勝利と昇格はもちろん、感動的なゲームとなる事を期待しています。

11シーズン積み重ねた屈辱を、今……

 

 

エコパは実は昔行ったことある。

ではでは(´∀`)