RK-3はきだめスタジオブログ

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【EXPO 2025】大阪・関西万博 開幕!!攻略法という訳ではないけど、これから万博に行く人へのアドバイスとコツ【後編:当日のあれこれ(アクセスと現地で押さえておくべきQ&A的話)編】

 

 

 

誰かがXで言ってたのを見かけたんですよ。

オリンピックは世界最大の体育祭で、万博は世界最大の文化祭だと。楽しくないわけないだろと。

行ってきました。

 

 

 

 

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大阪・関西万博2025。

 

 

 

行ってきました。めっちゃ楽しかったです。

 

 

 

私が行ってきたのは4月15日、万博3日目ですね。

単純に万博行ってきましたブログも追々書いていくんですけど、一応私も早めに行く機会にありつけた立場ですので、先にこれから万博に行かれる方用にアドバイスと言うと大袈裟ですが、自分なりに「こうした方がいい」的なポイントを書いていけたらと。

先に言いますとそもそも1日で回るのは100%無理ですので「攻略法!」というほどのものじゃないんですが、万博を楽しむコツみたいなもの、押さえておくべきポイントみたいなものを書いていけたらなと思うております。

前編の「事前準備編」も併せてお読みくださいませ

 

 

・持っていった方がいいもの(前編)

・事前に準備しておくこと(前編)

・アクセスの話

・園内での気になるあれこれ

 

 

私が万博に行った簡単なレポ(随時更新)

 

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ!

 

 

 

【アクセスの話】

万博へのアクセス方法は大きく分けて「①Osaka Metro中央線 夢洲駅で降車」「②大阪府及び兵庫県の主要駅からのシャトルバス」「③ 高速バス及び空港からのバスで会場前まで乗り入れ」「④大阪府及び兵庫県の所定駐車場に自家用車を停めてパーク&ライド方式でシャトルバス」「⑤船」「⑥自転車」の6つ。前編でも触れましたが、このうち予約が必要ないものは①と②のうち桜島駅から発車するシャトルバスのみで、それ以外はそれぞれの形態に合わせた事前予約が前日までに必要となります。

日付指定をする際には「東ゲート」と「西ゲート」のどちらから入場するかを選択する必要があり、よく「西ゲートの方が空いている!」という攻略法もSNS上では見られますが、どちらから入場するのかはゲートを選ぶというよりも、来場者が選んだアクセス手段に左右されるものですので、必然的に①⑥で来場するなら東ゲート、②③④⑤で来場するなら西ゲートからの入場となります。わかりやすく言えば最終的にシャトルバスを利用する手段は西ゲート、それ以外は東ゲートという形ですね。

一応、それぞれの交通機関でのアクセスの概要を記載しますが、これに関しては万博公式サイトのアクセスに関するページをしっかりとご確認ください

 

 

 

Osaka Metro中央線 夢洲駅で降車

→一番シンプルな形が夢洲駅で降りるパターン。万博会場の最寄駅かつシャトルバス以外の公共交通機関で会場となる人工島の夢洲に上陸できる唯一の手段にして、予約の要らないアクセス手段としてもこれが唯一ですね。京阪神圏に住んでいる人は一番この形がベターになるでしょうか。

中央線への乗り換え駅は以下の通りになります(JR大阪環状線以外は全てOsaka Metroの各線)。

 

御堂筋線/四つ橋線本町駅

千日前線阿波座

堺筋線/阪急千里線→堺筋本町

谷町線谷町四丁目

長堀鶴見緑地線森ノ宮

今里筋線→緑橋駅

南港ポートタウン線(ニュートラム)→コスモスクエア駅

・JR大阪環状線→弁天町駅及び森ノ宮

・JRおおさか東線高井田中央駅(中央線での駅名は高井田駅)

阪神なんば線九条駅

近鉄けいはんな線→長田駅(直通運転もあり)

 

夢洲駅に近い順番はコスモスクエア駅が最も近く、続いて弁天町駅→九条駅阿波座駅→堺筋本町駅→谷町四丁目駅→森ノ宮駅→緑橋駅→高井田駅→長田駅。このうち乗車する駅によっては、長堀鶴見緑地線森ノ宮駅で乗り換えるよりも西長堀駅で千日前線に乗り換えて阿波座駅で、四つ橋線本町駅よりも住之江公園駅で南港ポートタウン線に乗り換えてコスモスクエア駅で中央線に乗り換えた方が早いケースもあります。

多くの電車が乗り入れている大阪駅/梅田駅からは御堂筋線本町駅乗り換え、なんば駅からは千日前線阿波座駅乗り換えとする形になりますかね。阪急であれば梅田駅まで行くよりも、淡路駅から堺筋本町駅まで行って乗り換えた方がスムーズかなと。

 

 

大阪府及び兵庫県の主要駅からのシャトルバス

→万博会場に直接アクセスできるシャトルバスが大阪府及び兵庫県の一部の駅から発着しています。対象となるのは新大阪駅大阪駅、京阪中之島駅近鉄大阪上本町駅近鉄大阪阿倍野駅、南海なんば駅堺東駅/堺駅、尼崎駅、桜島駅の9駅。注意すべきポイントは桜島駅以外は全て事前予約が必要になっているという事で、桜島駅のバスに関しても8〜10時台は事前決済を済ませた方が優先されるので、土日のような混雑する日は実質的に要予約と言えるでしょう。

この中で唯一予約無しでも乗車可能かつ運賃も安いバスが出る桜島駅に関しては、新大阪駅-大阪駅-ユニバーサルシティ駅の3駅からエキスポライナーという臨時快速電車が運行中。特別車両に当たる可能性もあるのでこちらを利用するのも一手ですが、いずれにしても桜島駅からはバスに乗る形になります。

 

 

 

③高速バス及び空港からのバスで会場前まで乗り入れ

→よくディズニーランド行きのバスとかユニバーサルスタジオジャパン行きのバスが出ているような感覚で全国各地から高速バスが運行しています。関西からアクセスするにしても、これらは大阪国際空港(伊丹空港)や関西国際空港のみならず主要駅や港から直接夢洲に乗り入れる形になるので、ある意味一番シンプルな交通手段と言えるかも。

 

大阪府及び兵庫県の所定駐車場に自家用車を停めてパーク&ライド方式でシャトルバス

→車で来場できるかどうかは気になる人も多いでしょうが、万博に自家用車で来場する事はできません。代わりに今回はパーク&ライド方式が導入されており、自家用車での来場を希望される方は大阪府舞洲か堺、兵庫県の尼崎に設けられた特別駐車場から専用のシャトルバスに乗って会場に行く流れとなります。

 

 

 

⑤船

→万博は船での来場も可能となっており、大阪府兵庫県及び淡路島からは各運行事業者によってフェリーが運行されています。これらの船は夢洲北岸浮桟橋に到着し、そこから乗船者専用のシャトルバスに乗り換えて万博会場に向かう形となります。

 

⑥自転車

→唯一自力で会場に来れる手段として用意されているのが自転車ですが、こちらも駐輪場の事前予約が必要となっています。

 

 

 

【園内での気になるあれこれ】

 

私自身、仲間内の中でも比較的早くに万博に行く機会に恵まれたので色々聞かれたんですよ。なのでそれも含めて、色々書いておきたいことを簡単にQ&A方式にしていけたらと思います。事前に準備しておくことについては前回のページをご参照あれ。

 

Q.どれぐらい並ぶ?

→こればっかりは日による、パビリオンによるとしか言えない部分もありますが、それこそディズニーランドやユニバーサルスタジオに慣れているかどうかで大きく変わるところかなと思います。普段そういう場所に行かない人にとってはやっぱり「めっちゃ並ぶ」という感覚があると思いますが、逆にこれらの場所の感覚に慣れている人にとっては「並ぶのは並ぶけどそこまでオーバーな話じゃない」くらいの感覚で消費できるかなと。

ただ気をつけたいのは、一部のパビリオンにはパビリオンの中に細かいアトラクションやレストラン/カフェがあったりして、そこの待ち列が発生する場合もあるので、1回の待ち時間は短くてもそれが複数回生じるパビリオンがいくつかあるところは注意点です。

 

Q.パビリオンとかどういう順番で回ればいいの?

→「どれを予約するべきか」にも通ずる話ですが、一部の人気パビリオンは事前予約しか受け付けていないものであったり、或いは早期に受付を終了してしまうパビリオンもあります。特に日本企業が展開しているパビリオンにこの傾向は顕著です。なのでそれらのパビリオンや素人目でも人気があるって絶対にわかるパビリオン(アメリカ館やイタリア館)は真っ先に予約を確保しておく、もしくは9時に入場して最初に並ぶパビリオンとして行く事が大事です。関西の人間なら通期パスでも買って何回も通う事も可能でしょうが非関西圏の人はそうもいかないでしょうし、そういう方は予め優先順位をある程度作成しておきつつ、優先順位の高いパビリオンから予約なり並ぶなりを早め早めにクリアしていく事が重要でしょう。

また万博の営業終了時間は22:00ですが、多くのパビリオンは21:00にほとんど営業を終了していて、一部には20:00の時点で新規入館を終了するパビリオンもありますから、行きたいものは最後に残さず並べに早く…の意識は大事です。

 

 

 

Q.トイレ事情は?

→開幕直後に一部のトイレが使用禁止になったりして、やっぱり「2億円のトイレが使用禁止」というのはニュースバリューのある活字ですし独り歩きするのは仕方ないところはあるんですけど、報道のイメージほど恐れていく必要はないと思います。トイレのアート性みたいなところが強調される形で伝わっていますが、結構会場の各所にトイレがバランス良く配置されてるんですよね。もちろんGWのような日にどうなるかと言われればそこは読み切れないところはありますが、数は結構揃っているのでそこまで困るものでもないかなと思います。コンサートやスポーツと違ってトイレに行く時間もバラバラですし。ちなみにアプリのマップではトイレの空き状況も確認できます。

 

Q.飯は並ぶ?どこで食べればいい?

→これも結局は日による、場所によると言うしかありませんが、ニュースで多く取り上げられているくら寿司やフードコート以外にもレストランやカフェを運営している各国のパビリオンが実はめちゃくちゃ多いんですよね。これはレストランだけでも入店できるところからパビリオンへの入館が入店条件になっているところまで色々あって、その中にも腰を据えてガッツリ昼食/夕食を楽しめる店、テイクアウトのみの店と色んな種類がありますが、個人的には各国の店が日本で特別に出店している各国パビリオンは結構おすすめ。席に座って食べるパビリオンは結構並ぶところも多いと思いますが、テイクアウトだけで良ければ列の回転も悪くないとは思います。

 

 

Q.飯は高い?

→例えば一般的なスーパーなコンビニ、レストランの料金よりは当然ながら高いです。それは万博どうこうではなくこういう形態のイベント、施設では自然な事ですし、そういう意味では相場通りと言えるでしょう。感覚としてはスポーツやコンサートのイベントに出店してるフードエリアよりはちょっと高いけど、ディズニーやユニバと比べればむしろ安い…くらいの感覚ですかね。

 

 

 

Q.ずっと立ちっぱなしの歩きっぱなし?

→パビリオンに関しては着席エリアがあるものを除いては必然的にそうなりますが、会場内には座って一休みできるベンチは多く設けられています。例えばウォータープラザはそれがそのまま夜の噴水ショーの予約席になるので昼はいつでも座れますし、大屋根リングの下には等間隔でベンチが設けられていて、会場内にも結構色んなところにベンチがある。景色を眺めながらちょっと一息つくでも、座ってテイクアウトを食べるでも、腰を落ち着かせる場所は確保されています。

 

Q.電波やばいって聞いたけど大丈夫?あとスマホ関連で気をつけておくべき事は?

→万博初日は電波トラブルが起こったとの事ですが、その後は移動基地局が派遣された事もあって相当改善された印象です。これがGWみたいに極端に混雑する日にどうなるかは未知数ですが、そうでない限りは大丈夫でしょう。とはいえ突発的な通信障害はいつ起こるかわかりませんし、まひてや今回の万博は入場も予約券の行使も全て入場チケットのQRコードをかざして行われる訳ですから、チケット画面のQRカードを予約しておく事、マップの画像やPDFは予め保存しておく事、何時にどのパビリオンの予約をしているかをメモしておく事は大事です。

また、今回の万博は何をするにもスマホが必要ですので、何をするにも万博公式サイトのマイページからアクセスしなければならないんですけど……パスワードを端末に記憶させても毎回ワンタイムパスワードが要るんですよ。しかも一定時間が過ぎると勝手にログアウトされたりするので、その度にワンタイムパスワードが要る。これが結構面倒くさい。ましてやプライベートブラウザを使っていると尚更ログアウトされている回数が増えるので、通常のブラウザに切り替えておいた方がいいです。

 

Q.会場内で道に迷わない?

→「EXPO2025 Personal Agent」というアプリに予めログインしておけば、Google Mapみたくアプリ内の地図では自分の現在位置と進行がそのまま表示されるだけでなく目的のパビリオンまでのルートも表示してくれるので、それを使って悠々と回ることが可能です。

また、遠回りにはなりますが…いわゆる大屋根リングは会場を一周する形で造られており、等間隔で会場内に降りられるエスカレーターがついているので、迂回路みたいな感じで全てのエリアにアクセスできるんですね。最悪道に迷ったとしても、ドン突きまで行ってリングにさえ登れば、そこから仕切り直す事が可能です。

 

前日までの準備編から読む

 

 

 

ではでは(´∀`)