
こんにち、わ!ドイツ
どーもこんばんは
「この地球の続きを」とかいう至高の万博アンセムでありつつ小渕健太郎の布袋ファンっぷりを隠しきれてない名曲
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年8月30日
さてさて、一生に一度かもしれないビッグイベント、EXPO2025 大阪・関西万博もいよいよ佳境です。
思えば私が最初に行ったのは開幕して3日目でしたか。
【RK-3くん、万博に行く①】
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年4月16日
遂に大阪に帰ってきた万国博覧会。辿り着いた夢洲駅の時点で迸る近未来感。ずーっとグリーンの一本線みたいな蛍光ラインとクソデカサイネージが連なって屋外に顔を出す辺りはどことなくタイムスリップ感がありました。#RK3くん万博に行く#大阪・関西万博#EXPO2025 pic.twitter.com/x8NdbCJOvJ
開幕前は「まあ多くて3回か4回かな」くらいに思っていましたが、いざ行ってみると自分でもびっくり、まさかの通期パス購入の上で10回を越えようとしています。我ながら引いています。
とはいえ、4月の状況から5〜7月頃の状況、そして8月〜10月の現状…これらは大いに状況が異なる事になりました。まあ簡単にいえば混雑具合の話なのですが。その上で万博公式も「駆け込み万博」という言葉を使っているように、ここから更に人は増えていく事でしょう。
通期パスを持っているならまだしも、これが安くない1回券を持って訪れようとしている人なら、やっぱりその1回で値段に見合った体験はしたいはずです。とはいえ、SNSを開けば情報戦みたいなことを展開してる。実際に丸腰で多くのパビリオンを回る事が難しくなっている実情は存在する。でも万博って攻略イベントとかそういう事じゃなくねえ?という気持ちは自分もあるんですよ。
なのでこのブログでは攻略法を書くことはできませんので(そもそもそんなの持ってねえし)、その辺りは各々で調べてくれという前提で、これから9月以降の激混み万博を回る上で最低限押さえておきたい事を当ブログなりにまとめていきたいと思います。
【4月に更新した万博行く前に読んでおいてもよさそうなブログ(状況は大きく変わってますが、持っていった方がいいものとかアクセスの基本的な事はそのままです)】
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【X(Twitter)で万博行ってきた日記更新してます。呼んでね!(追々ブログにもまとめる)】
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第1回(4月15日)↓https://t.co/DZiFWvw1uC
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年8月27日
第2回(5月1日)↓https://t.co/uSo5v3Xsva
第3回(5月13日)↓https://t.co/OJQPOFjrSB
第4回(5月29日)↓https://t.co/wYT6hH9ZQV
第5回(6月26日)↓https://t.co/b79g1nm9KP
第6回(7月7日)↓https://t.co/Tqn6j9iRaY
第7回(8月7日)↓… pic.twitter.com/NgqOy4QnRm
【オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ!】
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結論から言います。
もう攻略とか無理に考えない方がいいです。
今の混雑状態だと、攻略をあれこれ考えても計画倒れに終わる可能性の方が遥かに高いかなと。そりゃ当然9:00の入場予約を取れれば有利ですけど、それも今やえげつないハードルになっちまってますし、始発より前に並んでるようなバケモノまで少なくない数存在する。計画倒れする可能性の方が高い攻略法を無理に考えて頭でっかちになるくらいなら、ある程度アバウトな計画で行った方が最終的に楽しんで帰れるんじゃないでしょうか。
その中でも最低限やっておくべき計画と言えば「とりあえず7日前/3日前予約には申し込んでおく事」であり、当選すれば予約の時間が近づけば予約を取れたパビリオン付近で過ごすようにすること。当日予約に関しては、9:00や10:00に入場したらばともかく11:00以降はもうほとんど散り散りになっていますので、どこか最初のパビリオンの列に並んでから予約作業を始める…でも良いと思います。せっかくの万博に入って最初の景色が予約作業に忙殺されるのも勿体無い話ですし。
もう一つやっておくべき事としては、一部パビリオンが実施している「当日予約枠」の時間を確認しておいて、その時間に当日予約の獲得を目指す事。万博協会もあまりにも早い者勝ちが過ぎる事は気にしている様子で、一部のパビリオンは整理券のように9:00に売り切るのではなく、当日予約枠を段階的に開放するようなシステムに変更しているんですよね。基本的には万博の予約サイトで実施されますが、住友館は当日予約を公式LINEで行なっていたり、null²は公式サイトとは別にパビリオン前で入場できるかどうかを占うおみくじも実施していたり。
【#関西パビリオン】
— 関西広域連合UNION OF KANSAI GOVERNMENTS (@KansaiKouiki) 2025年8月31日
関西パビリオンの当日予約枠の開放を、9月1日から画像のとおり、更にきめ細やかに実施させていただきます。
皆様の関西パビリオンへのご来館をお待ちしております。#大阪・関西万博 #EXPO2025 #きたぞ万博 #パビリオン予約 #当日予約 pic.twitter.com/axoCZDzl9z
【お知らせ】
— Expo2025 「null²(ヌルヌル)」シグネチャーパビリオン公式 (@expo2025_null2) 2025年9月5日
本日12時30分より「どちらにしようかなヌルの神様のいうとおりnull²版」おみくじ実施します!
おみくじで「ヌル吉」か「大凶」が出たらダイアログモードにご招待!(同伴者も入場可)
12時30分より開始です。
事前にお並びいただけませんので時間になってからパビリオンへお越し下さい!… pic.twitter.com/GKK7MHhvld
各パビリオンが何時に当日予約を解放するのかは結構バラバラですが、ここに関してはSNSを調べれば当日開放を実施している全てのパビリオンの開放時間をまとめている人もいますので、それをスクショするなりメモするなりして控えておく。この2つは下準備としてやっておいた方がいい事だと思います。
その上でパビリオンを並ぶ上で押さえておきたい心構えは2つ。
①意を決して並べ
イタリア館とか連日、クレイジーな並び列できてるじゃないですか。とはいえ「どこか空いてるパビリオンが無いか」と探しながら歩いても、まあ空いてるだろというパビリオンなんてコモンズかセービングゾーン(地図で言うオレンジゾーン)の一部パビリオンくらいなもんですから、行きたいと思うパビリオンがあるならどこかで意を決して並ぶ必要がある。この辺りはディズニーランドやユニバなんかでも同じ話でしょう。
この手の待ち時間は基本的に実際の待ち時間の1.5倍くらいの時間が表示されているものだと思います。例えば2時間待ちって言って2時間半待ったらクレームがつきかねないので、その辺りは表示時間に余裕を持ってる。なのでイタリア館みたいに6時間だの7時間だの言われてしまえば話は変わってきますが、「ここは行きたい!」と思ったパビリオンが並べる状態になっていたら、どこかで覚悟を決める必要はあります。
②入れそうなところはとりあえず入れ
8月以降の万博ってめちゃくちゃ混んでるんですよ。それこそアメリカ館やイタリア館は人が押し寄せる事にある程度対応できるキャパシティーだったりしますが、キャパを超えたパビリオンもちょいちょいある。その結果、8月以降は入場制限を実施しているパビリオンが激増して、つまりは"そもそも並べないパビリオンが増えた"という状況になったんですよね。
ただ、入場制限をしているということはどこかでその制限が解かれる瞬間があるんですよ。むしろそのタイミングと遭遇できれば待ち時間ゼロでパビリオンを楽しめる可能性すらある。もし歩いているときに運良く目の前のパビリオンの入場制限が解除されたり、列が目に見えて急にぐーん!と動き始めた場合、そこはもう「うーん、○○館そんなに興味ねえんだよな…」と思っても入るべきですし、例えば明確に目的のパビリオンを目指していたり予約したパビリオンの移動中であれば別ですが「△△館の様子見に行ってみるかあ」くらいの移動中でお目当てでないパビリオンの入場制限が解除される瞬間に出会した時の答えは一つ、GOです。
後は19:00以降は19時台と20時台の1回ずつウォーターショーが行われるので、そこをどうするか。ウォーターショーを一番良い位置で見るには事前予約が必要ですが、大屋根リングの上に登って少し距離のある場所から見る、チェコ館やトルクメニスタン館のテラスから見る、ウォータープラザの端っこから見るといった選択肢でもウォーターショーはしっかり楽しめますし、それこそディズニーランドの夜の「アトラクションを取るかエレクトリカルパレードを取るか」と同じ話で、19:00以降は「パビリオンを取るか夜のウォーターショーを取るか」という時間帯になってきて、この時間帯になると空いているパビリオンも多く出てきます。ただし、イタリア館のような超人気パビリオンになってくるとウォーターショーが始まる頃には既にその日の受付を停止している可能性があるので、そこだけは注意。
以上の事だけ頭に入れておいて、後はもう難しいことを考えずに気楽に楽しむような感じでもいいかなと思います。これが新幹線や飛行機に乗って宿を取ってくるような遠方の人であれば少し話は変わってくるのかもしれませんが、少なくとも交通費負担が極小の関西勢には一度この贅沢を味わってみてほしい気持ちはあります。
なんやかんやあーだこーだ言っても、やっぱりこの万博で一番金を払う価値があるのは景色であり景観だと思うんですよ。例えば建物の全てはどのみち半年で壊す前提で作られているからこそ、長期的な耐久性を気にしない本来の工事ではありえないようなチートモードで造る事が可能だからこそ、実に独創的な建造物を外から楽しむ事ができる。どこかのテイクアウトで買ったコーヒーでも片手にそういう街並みを歩く楽しみ、同じ場所から見る景色も日中、夕方、夜で姿を変える色合い。そしてなんと言っても大屋根リングですよ。あれは本当にお金を払ってでも見るべきものであり、歩くべきもの。この万博には否定的な見解を持つ人でさえ、実際に現地に行けば大屋根リングには絶賛の声を上げていたりする。大屋根リングを残すかどうかは色々議論されていますが、仮に完全な形で残したとしても「大屋根リングから見下ろす万博会場」は10月13日までしか見られないんでね…。コーヒーを片手に大屋根リングを一周してみる(所要時間30分前後)、大屋根リングの芝生エリアで寝転んでみる……特に夕方と夜にやるこのお散歩はマジで金と時間と体力を犠牲にしてでもやる価値があると断言したい。
【RK-3くん、万博に行く《76》】
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年5月18日
飽きない夕暮れ時の大屋根リングとそこから見る大阪湾。確かにまあ、虫は多くなってたけども。景色はそれを凌駕はする。
あと大屋根リングの内陸側で見る景色、工業地帯好きな人喜びそう。#RK3くん万博に行く#大阪・関西万博#EXPO2025#大屋根リング pic.twitter.com/Vccnus7n9f
【RK-3くん、万博に行く《87》】
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年5月31日
大阪で用事があった流れで中央線に乗って夢洲に行くという通期勢ブルジョワコース。
4回目の万博のテーマは悠々自適。という訳で遂に芝生広場的な使い方されるようになった大屋根リングに寝転びながら当日予約取れるやつを模索するところから始まります。… https://t.co/HqlIr375RG pic.twitter.com/111ZjWL7E7
加えて、そこかしこで色々と路上ライブ的なショーをやったりしていて、一部はフェスやクラブのような盛り上がり方もしていたりする。9月以降は今以上に混む代わりに暑さは軽減されていきますから、ここからの万博は歩くことを楽しみにしながら、ショーやイベントから前述のような突然の入場制限の解除を含めて、気楽な気持ちで偶然の出会いを求めて歩く方が結果的に一番合理的に楽しめる回り方なんじゃないかなと。
で、通期パス持ってると結構聞かれるのが「おすすめのパビリオンは?」って事なんですけど、正直この質問結構答えにくいんですよね。ディズニーランドやユニバと比べても、多分そのパビリオンへの満足感って個人の趣味嗜好でだいぶ左右されると思うんですよ。例えばイタリア館は圧倒的におかしなことやっとる状態な訳ですけど、美術品や展示品を見る事よりも体験型のパビリオンを望む人からすれば大阪ヘルスケアパビリオンのようなところにより満足感を抱くでしょうし、オフラインでの会話では「個人的に楽しかったパビリオン」くらいは話していますが、ネットではこのブログのレコメンドに左右されてほしくもないなあ、という事であんまり触れてないんですよね。
ただその中でも、楽しい・楽しくないの主観とは別に「回転の良いパビリオン」というものはあるんです。客の回転がいいので比較的スムーズに入れるパビリオンですね。それは主観ではなくファクトみたいなところがあるので、それはちょっといくつかリストアップしていきたいと思います。
・フランス館(列はクソ長いけど回転もクソ速いので隣のアメリカ館と比べて列が爆速で進む)
・UAE館
・中国館
・セルビア館とベルギー館の向こうにあるセービングゾーンの一部エリア(ベルギー館とセルビア館とエジプト館は混んでる。チュニジア館も時間帯次第では飯を求める人で混んでる)。
・とりあえずコモンズ
こんな辺りでしょうか。
気負いすぎて攻略の方に頭を取られても溜まるストレスはあるでしょうから、是非に囚われすぎず、かといって押さえるべきところは押さえながら一生の思い出にしてほしいところです。
ではでは(´∀`)