RK-3はきだめスタジオブログ

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【大阪ダービー】大阪ダービー30周年&リーグ戦50回記念、リーグ戦のダービー出自の回数ランキング

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こんにちは

 

どーもこんばんは

 

さてさて、いよいよ7月5日、ヨドコウ桜スタジアムにて2025明治安田J1リーグ第23節、そう、大阪ダービーが行われます。

 

 

 

実は今回の大阪ダービー、何気にメモリアルな対戦なんですよね。

というのも開幕戦としてパナスタで行われた理由になったように「大阪万博イヤーに行われる大阪ダービー」というのもその要素の一つなんですが、今回のダービーはリーグ戦で通算50回目の大阪ダービーであり、1995年の第1回大阪ダービーから30周年でもあるんですよね。回数、年数、そして国家的イベント……今回のダービーはこの3つが重なる奇跡的なダービーとも言えます。

 

 

 

という訳で今回は、この機会に…という事で誰が一番大阪ダービーに出場してるかが気になって調べてみたんですよ。そうしたら「ダービー 出場回数」で検索かけても日本ダービー武豊しか出てこないんですね。だから自分で集計してトップ10を割り出してみました。ですので今回は祝大阪ダービー30周年&50回記念、大阪ダービー出場試合数ランキングベスト10をお届けします。

 

ルヴァン杯天皇杯ACLはいずれもカウントしていません。リーグ戦のみの集計です。

 

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第9位タイ

MF 清武弘嗣 14試合

在籍歴:セレッソ(2010年〜2012年6月,2017年〜2024年7月)

大阪ダービーデビュー戦:2010年J1第23節 G大阪3-2C大阪

 

GK 東口順昭 14試合

在籍歴:ガンバ(2014年〜)

大阪ダービーデビュー戦:2014年J1第7節 C大阪2-2G大阪

 

9位はタイ。2010年代後半以降の両チームを象徴する選手がランクインしました。

東口はダービーデビューとなった2014年の試合こそフォルランが決めた2点目のFKの場面を「自分のミス」と悔やんだりもしましたが、その後は当然のように存在感を発揮。特に2018年に直前のプレーで顔面を骨折しながらもプレーを続行し柿谷曜一朗のシュートを止めたシーンは語り草でしょう。

2010年からセレッソに加入した清武は海外移籍の期間を経て2017年より復帰。当初はガンバに負け続ける日々が続いていたものの、2019年後半以降にセレッソが白星先行となる過程の中で、攻撃のタクトを振りまくった清武のファンタジックなプレーの数々はガンバにとって悪魔的な輝きを放っていました。

 

 

 

第7位タイ

FW 西澤明訓 15試合

在籍歴:セレッソ(1996年〜2000年,2002年〜2006年,2009年)

大阪ダービーデビュー戦:1996年第19節 G大阪2-0C大阪

 

MF 二川孝広 15試合

在籍歴:ガンバ(1999年〜2016年6月)

大阪ダービーデビュー戦:2000年1st第10節 G大阪2-1C大阪

 

2000年代の両チームのレジェンドが15試合出場で7位タイとなりました。

西澤は初年度から出番を得ていたこともあって1年目のダービーから先発で出場しており、15試合で4得点を記録。そのうち2005年前半戦での対戦はガンバが4-2で勝利しましたが、セレッソは西澤、ガンバは大黒とアラウージョという両チームのFWがそれぞれ2得点を叩き出すという派手な展開に。

プロ2年目となる2000年から出場機会を増やした二川は2000年代の大阪ダービーのほぼ全ての試合に出場。ゲームメーカーの役割を担った遠藤保仁に対してチャンスメイカーとして躍動し、2003年にはリードしつつも数的不利の状況から勝負を決定付ける2点目を決め、二川にとって最後のダービーとなった2014年のゲームでも佐藤晃大のゴールをお膳立てするなど印象的な場面も。

 

 

 

第6位

DF 丸橋祐介 16試合

在籍歴:セレッソ(2009年〜2022年,2023年5月〜12月)

大阪ダービーデビュー戦:2010年J1第23節 G大阪3-2C大阪

 

10年以上セレッソの左SBのレギュラーに君臨したユース育ちのレフティ柿谷曜一朗、山口蛍などロンドン世代のタレントが数多く台頭したセレッソの中で屋台骨として貢献し続けた一方、セレッソがダービで勝ち始めた2019年以降は右SBの松田陸同様にダービーキラーとも言えるような働きぶりを披露。コロナ禍による長期中断明け最初の試合となったダービーでも1得点1アシストを記録していました。

 

 

 

第5位

DF 宮本恒靖 19試合

在籍歴:ガンバ(1995年〜2006年)

大阪ダービーデビュー戦:1995年2nd第25節 G大阪4-0C大阪

 

我らがツネ様、現JFA会長!ガンバ大阪ユースの一期生としてデビューした1995年のダービーから試合に出場しており、そこから退団する2006年までガンバの守備の要として君臨。ガンバとセレッソが「関西初優勝」を巡ってお互いにチャンスを逃しながらもクラブとして成長していく過程を森島寛晃と共に見続けた、創り続けた一人です。

そしてリーグ戦のダービーでは唯一選手としても監督としても勝利した人物でもあり(松波正信とユンジョンファンはルヴァン杯では勝利経験あり)、監督として挑んだ2019年大阪ダービーでの采配は今や伝説に。

 

 

 

第4位

MF 森島寛晃 20試合

在籍歴:セレッソ(1991年〜2008年)※1993年まではヤンマーディーゼルサッカー部

大阪ダービーデビュー戦:1995年1st第13節 C大阪1-0G大阪

 

今回トップ10に入った選手の中では唯一1995年5月の第1回大阪ダービーに出場した選手。セレッソ史上最高の選手にして8番の始祖。後に社長も務めた現会長は文字通りセレッソの歴史の象徴と呼ぶべきレジェンドでしょう。ガンバがシドニー五輪世代の若手選手が台頭するまでは大阪の2チームの中で唯一と言っていい代表常連選手でもありましたね。

ダービーが初めて行われた1995年の3度目の対戦では(この年は4試合対戦があった)、ガンバが礒貝洋光の得点で逆転しながらもセレッソが追いつくシーソーゲームの中、終了間際にアバウトなボールに抜け出して決勝点を獲得。1998年〜2000年の期間では6試合で4得点を叩き出す勝負強さも見せていました。

 

 

 

第3位

MF 倉田秋 22試合

在籍歴:ガンバ(2007年〜2009年,2012年〜)、セレッソ(2011年)

大阪ダービーデビュー戦:2011年J1第1節 G大阪2-1C大阪

 

我らがNo.10。2019年のゴールはもう伝説でしょう。倉田のキャリアに限らず、あの日の倉田の一発はパナスタの歴史の中でも最高の瞬間の一つとして未来永劫記憶されていくはず。先代の10番である二川ほどの華麗さを持つ選手ではないものの、年を重ねても衰えないエネルギッシュさは二川とは違う形での「10番像」を築き、2024年の対戦では決勝点を挙げた宇佐美貴史がフォーカスされますが、あの試合で倉田が見せた姿勢もまたレジェンドにしか成せない訴求力がありました。2017年の同点弾も印象的でしたね。

このランキングの中では唯一ガンバとセレッソ両方での出場経験がある選手ですね。当時のガンバでは黄金の中盤がいたので出場機会に恵まれず、千葉を経てセレッソにレンタル移籍。するとまさかの開幕戦がダービーでJ1初ゴールが「セレッソの選手としてガンバから取った得点」という事に。あの当時はレンタル選手を普通にレンタル元との試合で出せたので…。

 

 

 

第2位

GK キム・ジンヒョン 23試合

在籍歴:(2009年〜)

大阪ダービーデビュー戦:2011年J1第1節 G大阪2-1C大阪

 

「助っ人生え抜き外国人」とかいう冷静に考えれば考えるほど意味のわからない事やってるレジェンドGK。ジンヒョンを見てるとプロ野球みたく○年所属したら外国人枠から外してもいいんじゃないかとも思ったりもしますが…。ダービーでは2014年は負傷した訳でもないのに途中交代させられるという屈辱も味わいましたが、2019年以降は彼もまた脅威としてガンバの前に立ちはだかる格好に。2023年のATにジェバリのシュート止められた時は悪魔にしか見えませんでした。ちなみに初のダービーではヤットさんのPKを止めるという。

ちなみに出場試合数は2位ですが、J1連続出場記録歴代5位を誇ることもあってダービーの連続出場は歴代1位で、今回の開幕戦にも出場したことで現在も継続中ですが、セレッソはその後福井光輝が正GKを奪う形に。果たして…?

 

 

 

第1位

遠藤保仁 24試合

在籍歴:ガンバ(2001年〜2020年10月)

大阪ダービーデビュー戦:2001年1st第4節 G大阪2-1C大阪

 

はい、そりゃもう当然でしょう、納得の第1位、予想通りの第1位…と言いたいところですが、意外にも僅差の1位なんですよね。これを意外と言えてしまうあたりが遠藤大先生の恐ろしさでもありますが、倉田は2試合、キムジンヒョンはあと1試合で並ぶと考えると結構ギリギリの1位で、アンタッチャブルレコードになりそうな記録を多く持つヤットさんの中では現実的に1位が入れ替わる可能性のある記録という事に。これはヤットさん在籍時に両チームのJ2降格などで合計7シーズンダービーが開催されなかったところも要因でしょう。それでも1位になってる方がむしろヤバい。

遠藤保仁で印象的なダービーと言えば2006年か2011年でしょうか。2006年は代表活動の疲労も考慮されてベンチスタートとなりましたが、後半に投入されてから試合の流れが一変。自らも得点を挙げて鮮やかな勝利を演出し、2011年にはキムジンヒョンにPKストップを喰らいながらも、最後は自分でケリを付ける役者っぷり。現在はガンバのコーチとして関わっていますが、昨年のダービー時の演説は大きな話題を呼びましたね

 

 

この週末すっごいバタついてたのわたし

ではでは(´∀`)