
書くの遅れた!
どーもこんばんは
さてさて、京都サンガFC、大躍進でございます!
それはまるで去年の今頃と大違い。
週末の訪れを不安ではなく期待で迎えられるこの喜び。この至福の時間の一分一秒はサンガにとって財産そのものでしょうし、そして今年が素晴らしいシーズンになっているからこそ、次にいつ訪れるかわからない躍進をどこに着地させるか。それは今後のクラブの未来を大きく左右するところになる事は確かです。
で、調子が良くても悪くてもやってくるこの季節が今年もやってきました。そう、夏の移籍期間です。
という訳で今回は、京都サンガFC2025年夏の補強を雑に展望し、ポジションごとの優先順位を五つ星で考察していきたいと思います。
先に言っておきたいのが…当ブログは記者でもなければ関係者でもなく、情報通でもなければ噂垢ですらございませんので、妄想で具体名を出す事はあってもソースとして使えるものは既にスポーツ紙が報じたニュースのみとなっております。つきましては、この記事に新しい情報を何一つしてございません!予めご了承くださいませ。
※このブログは最新移籍動向の項目を更新する以外は7月24日までに書いております。
【最新移籍動向】7月25日時点(6月の特例移籍期間を含む)
《IN》
GK マルク・ヴィト←奈良クラブ(レンタル)
MF 山田楓喜←CDナシオナル(復帰)
MF 齊藤未月←ヴィッセル神戸(レンタル)
《OUT》
GK ク・ソンユン→ソウルイーランドFC
DF 喜多壱也→レアル・ソシエダ(レンタル)
FW ムリロ・コスタ→未定
【おしながき】
①2025ポジション分布
②今夏のざっくり展望
③ポジション別補強優先度考察
【クラブW杯観戦ガイド作りました!是非お使いくださいませ!】
↓
【Jリーグをもっと楽しめる(かもしれない)、2025Jリーグ開幕ガイド作りました!是非お使いくださいませ!】
↓
【オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ!】
↓
①2025ポジション分布
・[]内の選手はオプション的な起用位置です。
・☆は新加入選手です。
【センターバック】麻田,ウィリアム,アピアタウィア,永田,宮本,鈴木
【サイドバック】福田(右),麻田(左),須貝(左右),宮本(右),飯田(左),佐藤(左)
【アンカー】福岡,武田[ペドロ,米本]
【インサイドハーフ】ペドロ,米本,武田,☆ゴメス,平戸[福岡,松田,中野]
【ウイング】トゥーリオ(右),原(左右),松田(左),☆山田(右),奥川(左右),平賀(左右),中野(左右)[平戸(左),佐藤(左)]
【ワントップ】エリアス,原,長沢[ムリロ]
②今夏のざっくり展望
以前にブログで書いたのでそちらも参照していただきたいのですが…
今年のサンガの躍進の要因は、守備のバランス調整や攻撃の幅の拡張を昨季にある程度達成できた事で、それを維持しながらより手数を増やしていく事でした。その強化策は恐ろしく辺り、同時にそれは後半の交代策を最初からプラン化させる事で強度を担保する事にも繋がった。ですので、チームとしての原形は維持しながら、如何にして強度を維持していけるかは一つのテーマだと思います。
その上で中盤は今日はやはり急務で、移籍した川﨑と負傷離脱したペドロと米本…中盤のプレーヤーの中でも、より守備や上下動に力を出せる選手が欠けてしまった。特に福岡戦はその影響がモロに出た形となりましたし、守備陣も含めてチーム全体のかさ増しをどう実現させるかはテーマでしょう。
③ポジション別補強優先度考察
レギュラー:太田岳志
第2GK:圍謙太郎
控えGK:ファンティーニ燦
補強優先度:★★★☆☆
→新加入選手:マルク・ヴィト(レンタル)
基本的にGKはやっぱり4人いて欲しいんですよ。天皇杯も残っていますし。そういう意味ではク・ソンユンが退団した時点で、正GKクラスでなくとも誰かを加える必要はありました。その中でヴィトを獲得したので、言うなればミッションコンプリートみたいなものでしょう。
とはいえ…元々正GKとして獲得したクソンユンが結果的に第2GKになったのは仕方ないとして、フィールドプレーヤーに既に出場枠からはみ出る人数の外国籍選手がいる状況、即ちヴィトを使うには6人のブラジル人選手のうち2人をベンチ外にしなければならない中で、わざわざまた外国籍GKを獲ってきたのは近年のサンガの志向なのか、悪癖なのか…。ヴィトという選手単体で見れば間違いなく良い補強なんですけどね。おそらく天皇杯で対戦した時のイメージもあったでしょうし。
レギュラー:宮本優太,鈴木義宜
レギュラー候補:パトリック・ウィリアム
ベンチ:麻田将吾,アピアタウィア久,永田倖大
補強優先度:★★★☆☆
鈴木がDFリーダーとして圧倒的な才覚を誇り、鈴木の描いた設計を宮本が完璧に形にする事で今のサンガのDFは機能していて、ウィリアムも出た試合では存在感を発揮してくれている。喜多に海外移籍の報道は出ていますが、いずれにせよ控えの人員も多く揃えていますし、量は確保していると言えるでしょう。
ただ…今のサンガには鈴木と宮本の役割を誰もこなせないという問題があるんですよね。今季のサンガは各ポジションにレギュラークラスを2人用意して、それを交代策に活用しながら勝ち進んでいるチームですが、CBだけは例外なんですよ。まず鈴木の代わりが誰もいない。唯一鈴木がベンチスタートとなった町田戦がちょっと怪しかったように、鈴木の欠場が守備のバランスの乱れに直結するリスクが常にある。そして宮本に関しても、実力的にはウィリアムは宮本と遜色なく「宮本よりウィリアムの方が活きる試合」も相手によってあるとはいえ「鈴木の相棒としての宮本」はかなりオンリーワンだったりする。特に宮本はシーズンが終われば浦和から復帰要請を出される可能性もある訳ですから、鈴木と宮本のところをどうするかは、補強に移すのが今夏でなくとも考えておかなければならないポイントかなと。
レギュラー候補:福田心之助(右),須貝英大(左右),佐野響(左)
ベンチ:飯田陸斗(左)
オプション:麻田将吾(左),宮本優太(右)
補強優先度:★☆☆☆☆
現状の形で基本的には問題ないと思います。現在は右の福田、左の佐藤、左右OKの須貝を使い分けていますが三者それぞれが素晴らしい働きをしてくれている。不測の事態でも起こらない限りは少なくとも今季はチームバランス的にも下手に手を加えるよりこの形をキープした方がいいと思います。ウィリアムがCBに入るなら宮本を右に出すオプションもありますし(というか宮本元々本職そっちだし)、怪我から復帰した麻田が上手くCBと左SBのバックアッパーをこなしてくれれば特に心配はないかと。
アンカー
レギュラー:福岡慎平
ベンチ:武田将平
レギュラー:平戸太貴
ベンチ:武田将平,中野瑠馬
オプション:松田天馬
補強優先度:★★★★★
→新加入選手:レオ・ゴメス,齊藤未月(レンタル)
今季のサンガは福岡のアンカーを固定しつつ、インサイドハーフの組み合わせは川﨑颯太を流動的に選手を起用しながら後半の選手交代で流れを変えていく戦法がハマっていました。しかし川﨑の海外移籍はクラブのプロジェクトとしては成功でも戦力的には大ダメージ。加えて米本とペドロが負傷離脱で、彼らはシーズン終盤に間に合えば御の字…くらいの離脱になりそうという事態になった事で補強は急務となりました。実際、福岡戦は中盤の枚数が減った事による運動量低下がモロに出たような印象もありましたし…。
とはいえ、その中で迅速な動きは見せたと思います。ペドロが最初に離脱した時はレオゴメスを早々と獲得し、夏になると新たに曺監督の教え子でもある齊藤を獲得。更に新たなブラジル人選手の獲得も報じられており、この状況で一気にこれだけ選手を獲得してきた動きの速さは脱帽です。
でもサンガちゃんもまさか、同じポジ3人離脱して爆速で3人獲って来れるようなチームになるとは……。
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年7月23日
仮に思うようなパフォーマンスが出来なかったとしてもこの手当てができるクラブになったのはすごい。大熊さん様々であり、実現可能な資金力を作ったスポンサーとクラブの営業努力もまた。
とはいえ…これが単にチーム内競争の結果なのかコンディションが戻り切っていないのかが判断しにくい事に加え、夏にムリロがチームを去ったとはいえ、サンガは結構外国人枠が詰まっている事を踏まえると、もう一枚日本人でこのポジションの選手を獲得する選択肢はあるかな…とは思います。そこは中野がインサイドハーフでどれだけやれるか次第でもありますが。
ウイング
レギュラー候補:松田天馬(左),奥川雅也(左右)
ベンチ:平賀大空(左右),中野瑠馬(左右)
オプション:平戸太貴(左),佐藤響(右)
ワントップ
レギュラー:ラファエル・エリアス
オプション:マルコ・トゥーリオ
補強優先度:★☆☆☆☆
→新加入選手:山田楓喜(右)※レンタル
エリアス、トゥーリオ、原が揃いも揃って離脱した時はどうしようと思いましたが、その間には長沢、松田、奥川が揃って存在感を発揮。3トップを2セット持っている状態で上述の3人が復帰し、更には山田も海外から帰ってきました。今は欠場が続いている奥川はリリースが無いという事はそこまで長い離脱では無いものだと信じたいですが……それこそ奥川のような有力選手を獲るチャンスが転がってくれば動くべきだと思いますが、下手に選手を加えると逆にスカッドが渋滞する可能性もあるのかなと。
ではでは(´∀`)