監督、ツネ様。

《本日のブログは予定を変更してお送り致します》

 

どーもこんばんは

 

これ言いたかっただけ。

 

ただ実際今日更新する予定だったブログから急遽変更して慌ててこのブログを書いているのは事実です。

本日の18:30過ぎ、ガンバ大阪は2012年以来6年ぶりとなる決断を致しました。

 

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レヴィー・クルピ解任。

 

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宮本恒靖、監督就任。

 

   

 

まずざっと事実から説明しますと、昨日の清水エスパルス戦を1-2で落として対戦カードが一巡し、前半戦を16位で終了したガンバは今シーズンから監督に就任したレヴィー・クルピ監督及びマテルヘッドコーチの解任を決意。

 

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それと同時にガンバ大阪U-23監督である宮本恒靖監督のトップチーム監督昇格と、それによって空きポストとなったU-23の監督に實好礼忠ガンバ大阪ユース監督を就任させました。

 

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とりあえず私の個人的な意見を言う前に、宮本恒靖新監督のこれまでの経歴を振り返っておきましょう。

 

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1977年大阪生まれの宮本監督は1993年に開幕したJリーグに合わせて発足されたガンバ大阪ユースの1期生、初代キャプテンとなり、1993年には同世代の中田英寿松田直樹らと共にFIFAU-17世界選手権に参加し、1995年にはガンバ大阪ユースからのトップ昇格第1号選手としてJリーグデビューを果たします。

 

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1997年頃からガンバでも定位置を掴み始め、ガンバが強くなって行く過程にガンバの象徴として君臨しながら2005年にはガンバ大阪で悲願のJリーグ優勝。

 

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2006年シーズン終了後にはオーストリアの強豪、レッドブル・ザルツブルクで2シーズンプレーし、その後ヴィッセル神戸で3シーズンプレーして34歳で現役を引退しました。

 

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日本代表としては2000年にフィリップ・トルシエ監督率いるチームに初招集され、2000年シドニー五輪、2002年日韓W杯、2006年ドイツW杯では主将として出場。特に日韓W杯では森岡隆三の負傷に伴いキャプテンマークを巻いて日本の決勝トーナメント進出に貢献し、直前の練習試合で骨折した鼻を守るためにフェイスガードを着用してプレーする姿は「バットマン」と呼ばれ社会現象にもなりました。

 

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サッカー選手としての活動と並行して同志社大学を卒業した他、2004年アジアカップでの日本vsヨルダン戦のPK戦でのエピソードは語り草になっているなど、文武両道の象徴ともされているプレーヤーだった宮本監督は、引退後は日本人の元プロ選手としては初めてFIFAが運営しているスポーツ学に関する大学院であるFIFAマスターに合格して2013年に卒業。

2015年からアカデミーコーチングスタッフとして古巣のガンバ大阪に復帰し、2016年にはガンバ大阪ユースの監督、2017年からはガンバ大阪U-23チームの監督に昇格して、今回トップチームの監督に就任しました。

 

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今回の監督人事によって、ガンバのユース出身選手がトップチームの監督に就任する事は初めての事になりました。

これは非常にガンバ大阪というチームにおいて大きな意味を持ち、勿論これ自体は素晴らしい事でありガンバファンとしても嬉しい事です。

また前述のように頭も良く、各年代でキャプテンを務めるなど天性のリーダーシップを持つ宮本監督でしたし、FIFAマスターを修了した経緯もあったのでガンバファン以外からも将来の指導者キャリアを期待されていた一人でした。

 

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ですので元々将来的なガンバの監督就任は必然的な流れと見られていましたし、ガンバ側も当然そのつもりで宮本監督をユースコーチ→ユース監督→U-23監督と現場経験を積ませてきた訳です。

 

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かつてミスターガンバと言われ、全てのガンバファンが将来の監督候補と期待していた人物に松波正信という方がいました。

 

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この時もガンバフロントは将来的にはそういう目論見があったのでしょうし、松波氏をユース監督を経て当時の西野朗監督の下でコーチとして学ばせてきました。

それが2012年、今なお伝説のジョゼ・カルロス・セホーン監督の失脚とともに緊急的に監督に祭り上げられた松波氏。

トップチームで初めて指揮を執る松波氏に崩壊したチームの立て直しはあまりに酷な作業であり結局その年にチームはJ2降格。

 

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松波監督は退任し、今年からアカデミースタッフとして復帰したとはいえ、指導者として松波監督を変なタイミングでの緊急人事で傷物にしてしまったという過去がガンバにはあります。

 

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前回の清水戦のマッチレビューの最後で、「自分はそこまでクルピ解任派じゃなかった」と述べました。

 

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これにはこのブログで述べた理由の他にもう一つ理由があって、2012年の松波氏の件があるからこそ宮本恒靖を同じような状況に追い込む訳にはいかない、ましてや初めてのユース出身監督で、そのキャリアからガンバのみならず日本サッカー界の将来すら期待されているといっても過言ではない人材である宮本監督をトップチームの監督に昇格させるタイミングは慎重に考えないといけないのは必然。それだけにガンバもこれまでは慎重に進めていたはずなんです。

 

それを2012年と同じような、なんなら中断期間も終わっており選手補強能力も2012年より間違いなく下がっているこのタイミングで昇格させる事は悪手としか思えないし、それならばいっそクルピに最後までやらせて全責任を負わせるか、数試合だけ暫定で宮本監督に指揮を執って貰った上で外部監督を呼ぶべきだと思っていました。今のガンバのフロントであれば、クルピを切るとなれば間違いなく宮本恒靖を監督にするという予測はついていたので、それならば尚更慎重に考えるべきだと。

 

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成績も成績ですし、僅かな期待を僅かに僅かに抱いていた中断期間での建て直しも出来た形跡は再開後の2試合を見ても感じられなかったのでクルピの解任そのものには異議はありません。

 

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クルピからしても強化部が全くまともな選手補強をしてくれなかったという計算外はあったでしょうし、世代交代が叫ばれているチームにおいて若手を積極的に使おうとしてくれる姿勢はあったのですが、この成績、この状況での解任は擁護のしようがないし、もっと言えばこのタイミングで切るなら6月で切って中断期間は新監督に与えるべきだと思っていました。

 

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ですが宮本恒靖は私がサッカーを始めた時にまさしく日本代表のキャプテンで同じポジションで、真っ先に憧れていた選手の一人で思い入れも強かった事もあり、ガンバの宮本監督就任そのものは嬉しいけれどこのタイミングで昇格させんのかよ……という感情が大きく、思い入れの観点からしてもハリルホジッチが解任されて西野朗監督が日本代表監督に就任した時と似たような感情です。


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もちろん西野監督の代表監督就任の時と同じで、宮本恒靖率いるガンバが好成績を残してくれればこれ以上の喜びはないし、実際に西野監督は日本代表で好成績を収め、ありとあらゆる人間の手のひらを返させました。

 

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フロントは2012年の事から何も学んでないのか?クルピ解任は致し方なくとも、明らかに中断期間で取るべき策を何も取らなかった事も全てファンからのバッシングは抑えられそうな宮本監督を監督にする事で全部無かった事にするつもりか?という怒りは多々あるし、広島戦のマッチレビューの後半ではかなり愚痴も垂れ流しました。

ですがガンバファンとしてはもう決定事項になった以上信じるしかないですし、松波氏の時と同様に断れる状況では無かったでしょうけれど、自身のキャリアをも左右しかねない決断をしてくれた宮本監督がガンバを再生してくれる事を心から願っています。

 

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ではでは(´∀`*)