宮本ガンバに期待する事、不安な事。

台風大丈夫かしら。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、対戦カードも一巡し、正真正銘後半戦の開幕となる7月28日開催のJリーグ第18節は、現時点で既に名古屋グランパスvs北海道コンサドーレ札幌の試合が中止を発表しているように台風の影響で西日本で開催される試合は一部中止の可能性があります。

 

nagoya-grampus.jp

   

というわけで問題なく開催されれば、という前提ではありますが、今日のガンバ大阪vs鹿島アントラーズ戦にて宮本ガンバが初戦を迎える事になります。

 

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前任のレヴィー・クルピ監督解任から宮本恒靖新監督就任までの流れと感想については上のブログをご覧頂きたい。

 

   

さて、上のブログでも散々述べました通り、宮本恒靖と言えばFIFAワールドカップの舞台でもキャプテンとして2度出場し、その端正なルックスから未だに根強い人気を誇る選手でした。

 

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それと同時に、1993年のJリーグ開幕に合わせて創設されたガンバ大阪ユースからトップ昇格を果たした最初の選手であり、ガンバ大阪所属選手として初のワールドカップ出場選手でもあり、ガンバの強くなるまでの過程において象徴とも言える選手だった為、ガンバのレジェンドとしてゆくゆくはガンバのトップチームの監督になってくれる事を誰もが夢想していた一人です。

 

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まぁ、上のブログでも書いた通り、誰もが監督になって欲しいとは思っていたけど今じゃないだろ…と強化部に言いたい気持ちは多々あるんですけれども。

そこで今回は、今日の鹿島戦からお披露目となる宮本ガンバに期待する事、そして不安なところをいくつか個人的に纏めていきたいと思います。

 

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①ガンバの現状を把握出来ている。

 

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今シーズン宮本監督は、ガンバ大阪U-23チームの監督を務めるのと並行してクルピ監督の下でトップチームのアシスタントコーチも務めていました。

もちろん、トップチームの指揮は主にクルピ監督とマテルヘッドコーチの2人が担当していたので宮本監督はあくまでアシスタントに過ぎず、重心はU-23の監督の方に置いていた事になりますが、その事が逆にある意味で外と内の絶妙なバランスのポジションからチームを見る事が出来ていたんじゃないかと思います。

そういう意味では、もしかすると今のチームの弱点や課題、強化ポイントというものが当事者よりもはっきりと見えている可能性もかもしれないのではないでしょうか。

 

   

②分析力・ゲームプラン構築能力

 

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プロ選手としての活動と並行して同志社大学を卒業するなど、兼ねてから文武両道の選手として知られていた宮本監督ですが、現役引退後はFIFAマスターを修了すると共に解説者としても活動。

先日のW杯期間中なども、今でも定期的に解説の仕事をしていらっしゃいますが、やはりその解説やU-23の試合後の会見などを聞いていても宮本監督のサッカーIQの高さは伺えるものですし、それは現役時代から宮本監督がDFとしては小柄な為、フィジカルの不足分をラインコントロールや統率力などの頭脳を活かしたプレーで補っていた事も一つの要因と言えるでしょう。

無論、頭の中で構築されたプランをいざチームに反映出来るかどうかはまた別の話ではありますが、少なくとも一部の監督が定期的にやらかすような監督の頭の中から論理破綻状態になる事の心配は無いような気がします。

 

   

③若手の登用

 

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トップチームの指揮を執るのは初めてではありますが、宮本監督は2016年にはガンバユース、2017年からはガンバ大阪U-23の監督を務めていました。

前任のクルピ監督も比較的若手を積極的に起用するタイプの監督で、高江麗央、食野亮太郎、中村敬斗といった若手がクルピ政権で出場機会をコンスタントに掴むようになっていたのは主力の高齢化が進むガンバに於いてクルピの数少ない功績の一つでもあります。

その点に於いて宮本監督はU-23の監督を先週まで務めていた訳ですから、トップで使えそうな選手は誰かという事を身をもって見ている事もありますし、さすがに私も使えるベテランを無理に切ってまで若手を!とは思いませんが、積極的な登用で今のガンバに刺激を与えてくれる事は期待してもいいのではないでしょうか。

 

   

④とにかく未知数。

 

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宮本監督の不安点を一言で言うと、一見投げやりにも見えますが「未知数」という言葉になってきます。

2017年から先週まで、1シーズン半ほどJ3で指揮を執っていたので評価材料が全くないという訳ではないのですが、宮本監督の率いたガンバ大阪U-23が普通のJ3チームと違う点はその名の通りガンバのセカンドチームである事。

例えばU-23チームで活躍する、チームの核となる事は、=トップチームで試合に出る可能性が高まるという事に繋がってくるので、当然トップチームの試合に帯同する事になればU-23の試合には出れないし、同じメンバーが揃わない事を考えれば普段のトレーニングで戦術や対策などを落とし込む事も難しくなってくるので、U-23チームの成績があまり良くないというだけで宮本監督を低評価する理由とするにはあまりにも酷だと思います。

逆にを言えば、迂闊に低評価する事も出来ない為、宮本監督の監督としての資質がどうなのかという事は本当に未知数であり、半分ギャンブルに足を突っ込むような状態になっているのは確かです。

 

   

⑤タイミング

 

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1番の不安点はやはりこのタイミングで新人監督に全てを投げてしまったという事。

上にリンクを貼ったクルピ解任の際に書いたブログでも述べたように、ガンバは低迷しているチームにとって大事な大事な2ヶ月の中断期間を使い潰したこのタイミングで宮本監督に全てを投げてしまいました。

似たようなケースで2012年の松波監督のケースが挙げられていて、私自身フロントはまた同じ事やらかしたのか、またクラブのレジェンドを使い潰す気かという憤りもありますが、2012年は3月後半の松波監督就任時点で6月に2〜3週間の中断期間は残されていましたし、あの頃のガンバフロントには岩下敬輔家長昭博レアンドロスクランブルで獲得してくるだけの力はありました。

一方で今回は中断期間もなく、あの頃のガンバのようにスクランブルで有力選手を獲得してきてくれる望みは薄い。それどころかクルピを解任して新監督を迎えるというプランが少しでも頭に合ったのなら、矢島慎也泉澤仁を新監督の意向をがん無視してレンタルで放出しちゃうのは明らかに愚策としか言いようがないでしょう。宮本監督が使わない、という判断を下した上でレンタル放出ならまだしも、放出だけを行き急いで判断の余地すら与えなかった訳ですし、今のガンバのフロントの状態にはクルピ監督にも同情する部分があります。

宮本監督の就任のタイミングがどう考えても難しすぎるタイミングだった事は一番の不安ですし、松波監督の時のようにこれで宮本監督に全責任を負わすつもりであるのなら最早ただのクソフロントとしか言わざるを得なくなります。

 

   

ともかく、決まってしまった以上は宮本監督の未知数な部分が良い意味に転がってくれる事を祈るしかありませんし、フロントはこのような形で宮本監督を担ぎ出した以上、よほど目に見えて宮本監督に問題がある場合以外はフロントは長い目で宮本監督を見る義務があると思います。

ただ、宮本恒靖監督というのはガンバファンが将来的に理想として描いていた絵の一つでもあった事も間違いないので、こんなタイミングではありますが監督としてもガンバのレジェンドになってくれる事を祈るばかりです。

 

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ではでは(´∀`)