観たのはこれではない。
どーもこんばんは
ってかまだ公開してない。
さてさて、Jリーグ開幕直前J1戦力診断もいよいよ終盤戦です。
今回はPART5。遂にガンバ大阪、セレッソ大阪、そしてヴィッセル神戸の関西スペシャルでございます。それでは行ってみましょう!
監督 宮本恒靖(2年目)
胸スポンサー Panasonic(電機メーカー)
J1リーグ 9位
ルヴァン杯 ベスト8
天皇杯 2回戦敗退
主な移籍情報
in
DF 青山直晃←ムアントン・ユナイテッド
MF 田中達也←熊本
out
DF 初瀬亮→神戸
DF ファビオ→未定
FW 一美和成→京都(レンタル)
【予想フォーメーション→4-4-2】
昨季終盤、怒涛の9連勝を遂げた際の形を戦術、選手ともに基本とする事が予想される。対戦相手によっては9連勝の始まりとなった川崎戦で採用した3-4-2-1もオプションになるかもしれない。遠藤・今野の最強Wボランチに高宇洋、市丸瑞希、矢島慎也辺りがどこまで割って入れるか。
FW★★★★☆
アデミウソンがトップコンディションで一年戦えるのなら五つ星でも良いだろう。昨夏獲得した渡邉千真は既にチームにフィットし切っており、今年も確実に計算が立つ。高木彰人、食野亮太郎、中村敬斗ら若手組の成長にも期待だが、最大の懸念材料はファン・ウィジョの夏以降の去就だ。
MF★★★★☆
昨シーズン終盤の9連勝を支えた遠藤保仁、今野泰幸、倉田秋、小野瀬康介の4枚は盤石。だが昨季がそうだったように、今野を欠いた場合の戦い方は重要で、高宇洋の今年のパフォーマンスは近い将来のガンバという意味でも鍵を握る。矢島慎也の復帰や田中達也の獲得で全体的な層は増した。
DF★★★★★
ファビオの放出で一時期はどうなる事かと思ったが、キム・ヨングォンと青山直晃の両獲りで結果的には大満足と言えるスカッドに。初瀬の退団は将来的に見ればマイナスだが、アジアカップにも選ばれた三浦弦太然り、藤春廣輝、米倉恒貴、オ・ジェソクと日韓の代表経験者が並ぶ充実した布陣と言える。
GK★★★★★
東口順昭という絶対的守護神が居るだけでなく、昨季は東口の負傷により林瑞輝が出番を得て、その実力がJ1でも十分に通用する事を証明してみせた。レンタルで放出した鈴木椋大の穴には金沢から復帰の田尻健が入り、更には若手ホープとも言われる谷晃生が控える。かつては弱点とも言われていたポジションは今や大きな強みに。
総合★★★★☆
基本は昨年終盤、9連勝を果たした際の戦術、選手をベースにした上で、結果的には満足のいく補強が出来たと思います。青山獲得で補強打ち止めなら「うぉい!」といったところでしたが、キム・ヨングォンを獲得したところで青山獲得も更にポジティブな意味が出来ました。昨季の9連勝をただの「今野ブースト」で終わらせない為にも、今季の成績は大きな意味を持つことになるでしょう。とはいえ、やっぱりファン・ウィジョの去就は気がかりな部分です。
本拠地 ヤンマースタジアム長居
胸スポンサー ヤンマー(農機・建機メーカー)
J1リーグ 7位
ルヴァン杯 ベスト8
天皇杯 4回戦敗退
ACL グループステージ敗退
ゼロックス杯 優勝
スルガ銀行杯 準優勝
主な移籍情報
in
MF 藤田直之←神戸
MF 奥埜博亮←仙台
FW 都倉賢←札幌
out
MF 山口蛍→神戸
MF 山村和也→川崎
FW 杉本健勇→浦和
【予想フォーメーション→4-1-2-3】
ロティーナ監督が東京Vで採用していた4-1-2-3の形が基本システムと予想される。山口蛍は退団したが、そのポジションの補強は完璧に遂行した為、セントラルMFの層は厚い。後は柿谷が復活すればと言ったところか。
FW★★★☆☆
杉本健勇退団の穴は札幌から獲得した都倉賢である程度は埋まると思うが、柿谷曜一朗の近年の不振も加味するとやや迫力不足か。新加入のブルーノ・メンデスのみならず、ヤン・ドンヒョンやウェリング・ピアスといった昨季は不完全燃焼に終わった助っ人の活躍も重要になる。
MF★★★★★
山口蛍の電撃退団に揺れた今オフで、更に山村和也の退団もあったが藤田直之、奥埜博亮、レアンドロ・デサバトの獲得で高いレベルを維持する事は出来たと思う。監督交代の影響で、今季は恐らく昨季とは中盤に求められる役割も変わってくるが、その意味でも退団濃厚とも言われたソウザを残せたのは何より大きかった。
DF★★★☆☆
基本的には昨季と変わらない顔触れだが、FCソウルにオスマルがレンタルバックした事で層にはかなり不安がある。レギュラー陣は安定しているだけに、誰かが怪我で離脱となった時に一気に綻びが生じる可能性は否めない。
GK★★★★☆
長年正GKを勤め続けているキム・ジンヒョン、丹野研太に加えて、昨季はレンタル先の福岡で、昇格争いの中で正GKの座を掴むなど大きく飛躍した圍謙太朗も復帰した。控えまでバランスの良い人材を揃えていると思う。
総合★★★★☆
ACLが無いだけ昨季よりもかかる負担は少ないと思いますが、昨季同様レギュラー組の安定感に比べて選手層が心許ないでしょうか。とはいえ、主力流出のダメージは何とか補強で軽減し、どちらかと言えば再構築の意味合いが強くなるシーズンを過ごす事になると考えた方が良いかもしれません。
監督 ファン・マヌエル・リージョ(2年目)
本拠地 ノエビアスタジアム神戸
胸スポンサー 楽天(IT企業)
J1リーグ 10位
天皇杯 4回戦敗退
主な移籍情報
in
DF 西大伍←鹿島
MF 山口蛍←C大阪
out
DF アフメド・ヤセル→アル・ドゥハイル(復帰)
DF 伊野波雅彦→未定
【予想フォーメーション→4-3-2-1】
昨季の終盤に可能性を感じさせた4-3-2-1を採用する事になれば、サイドハーフが居ない性質上サイドバックに求められるタスクは多くなる。藤谷壮がブレイクを果たせば、西大伍を右ボランチにして藤谷を右サイドバックで起用するオプションもあるかもしれない。
FW★★★★★
ダビド・ビジャの獲得は話題性、本人の実力のみならず、神戸の目指すサッカースタイルに於けるセンターフォワードという意味でも大きい。ルーカス・ポドルスキや昨季途中に加入するなりレギュラーに定着した古橋享梧らと、どう組み合わせてくるのか注目したい。
MF★★★★★
ハッキリ言って、アンドレス・イニエスタがいるだけで星は5である。加えて山口蛍もぶっこ抜いた為、五つ星以外にする理由はない。とはいえ、それと同時に長らく中盤を支えた藤田直之と昨季終盤はキーマンともなっていた伊野波雅彦退団のダメージは選手層という意味でも小さくは無いと思う。
DF★★★☆☆
昨季の鹿島のACL制覇に多大な貢献をし、更にはベストイレブンにも輝いた西大伍の獲得は尋常じゃなく大きく、山口蛍の件も含めて「神戸ってこんな芸当も出来るのかよ…」とも思わせた。だが前線の面子と比べると西を除くバックラインには不安が残る。G大阪から獲得した初瀬亮も守備が得意なタイプでは無いので、守備力は昨季同様弱点にになりかねない。
GK★★★★★
アジアカップの韓国代表でも正GKを務めたキム・スンギュから昨季終盤にポジションを奪った前川黛也が本格的に覚醒すればこれ以上ない状態になる。ただ、リージョ監督の方針上、GKにもビルドアップは求められるので両者ともそこがキーになる。
総合★★★★★
戦力なら何をどう考えても五つ星でしょう。しかしイニエスタやポドルスキを擁しても残留争いを強いられた神戸自身が示す通り、戦力が必ずしも成績に直結はしないのがJリーグの恐ろしいところ。ですがこの面子は間違いなく上位以外は許されない面子なので、昨季終盤辺りには馴染みつつあったリージョ監督のサッカーに加えて守備面のテコ入れを施したいところです。
…こんな感じになります。神戸のダイナミックプライシングとかやばい事なりそう…。
次回は戦力診断ラスト!PART6、広島、鳥栖、大分です♪
ちなみに映画ドラえもんなら海底鬼岩城が一番好きです。
ではでは(´∀`)