ポケムヒが手放せない
どーもこんばんは
ポケムヒ……
…ポケムヒィィィ!!!!
さてさて、連日盛り上がっているロシアW杯もいよいよ終盤戦。
あー、私今回観に行ったんやな……日本惜しかったな……なんて感傷にも浸り始める頃かもしれませんが、W杯はここからが面白いところ。
今日の対戦カードはコロンビアvsイングランド!!
初戦の日本戦に敗れる波乱のスタートとはなったものの、その後は地力を見せつけてグループリーグを首位で突破したコロンビアと、最終戦こそ控え主体のメンバーでベルギーに敗れたものの、チーム状態は決して悪くないイングランドの対戦です。
ベスト16はこれが最後の試合。
この試合が終わると、ベスト8進出チームが出揃う事になります。
両チームスタメンです。
コロンビアは第3戦で負傷退場を余儀なくされたハメス・ロドリゲスがこの日は欠場。その穴を如何にして埋めるかがキーになってきます。
一方のイングランドは第3戦で主力を休ませる事が出来たので、コンディション的には万全と言えるのではないでしょうか。
試合会場はモスクワのスパルタク・スタジアム。
スパルタク・モスクワの本拠地で、モスクワの第2会場となっているスタジアムです。
前半は両者積極的に前に出ようとする意思は感じられる展開だったように思います。
コロンビアもイングランドも、プレスの強度のなど前半から激しくチェイシングを繰り広げ、戦いを白熱したものにしていきました。
しかしコロンビアはハメス・ロドリゲス欠場が響いたのか、ミドルシュートは打てるものの攻撃の起点が作りきれず、一方のイングランドはスピードを活かした素早い攻撃、ダイナミックな攻撃で、コロンビアより「おっ」と言わせるチャンスは多く作っていました。
前半はそのまま、0-0で試合を折り返します。
後半も激しい展開が続き、試合はお互いのスピード感は保ちつつも、徐々に試合は肉弾戦の様相を呈していきます。
小競り合いだったりファウルだったりも多くなり、試合の止まる事が殆ど無かった昨日の日本vsベルギーの試合の後という事もあってより一層色濃く映りましたね。(あ、昨日のブログで言い忘れていましたが、昨日のセネガル人審判団の3人は本当に素晴らしかったです。審判が試合で完全に存在感を消しているのはそれだけナイスジャッジだった証拠。)
そしてそれを象徴するかのように後半12分、日本戦で開始3分に一発レッドを貰ったカルロス・サンチェスさんがハリー・ケインを思いっきり柔道技みたいにお投げになられてPK。
まさかの3試合でPK2個献上…
コロンビアの警察関係の方は即座に優秀なSPつけてあげてください…。
結局、そのPKをケインが冷静に決めて1-0。
その後はこのまま時間を進めて試合を終わらせたいイングランド、なんとか同点に追いつくべく攻めようとするけれど、焦りからかミスが生まれて上手くチャンスに結びつける事が出来ないコロンビアと落ち着き具合がくっきりと分かれたような後半戦が進んでいきます。
攻めようとする割には好機を掴みきれないコロンビア。
そんな中後半アディショナルタイム、バイタルエリア辺りからウリベの超絶ロングシュート!
これはGKピックフォードの好守に阻まれますが、コロンビアはコーナーキックのラストチャンスを掴みます。
コロンビアのGK、オスピナも上がってきての最後の攻撃。
ミナ「おらぁぁぁぁぁ!!!」
これで1-1。試合は今大会3試合目となる延長戦に突入します。
W杯で3試合連続ゴールを取る事は、どんなに実績と実力のあるストライカーでも難しいもの。
それをセンターバックのジェリー・ミナがやってのけ、土壇場でコロンビアの運命を変えて見せました。
てっきりイングランド勝ったやろと思って、クリンスマン関連の情報ばっかり集め始めてた事を詫びたい。
延長前半は両者疲れもあって比較的静かに進んでいきましたが、延長後半になると否が応でも両チームヒートアップ。
どちらかといえばイングランドの方が決定的なシーンは作ったでしょうか。
円熟期に突入しているコロンビア、若い面子中心のイングランドの手に汗握る激しい攻防は、結局延長戦でも決着は付かずPK戦へともつれ込みます。
そして迎えた運命のPK戦。
コロンビアのペケルマン監督は最初から直視できずに目を抑えるようにしていました。
W杯のPK戦…そのプレッシャーは我々の想像を何十倍、何百倍も上回るものである事でしょう。
両者一本ずつ失敗して迎えた5人目、先行コロンビアのキッカーのバッカのシュートはGKピックフォードが左手一本で見事にセーブ。
そして後攻のイングランドのキッカーはダイアー…見事にゴールネットに沈め、イングランドが2006年ドイツ大会以来のベスト8進出を決めました。
これまでワールドカップやEUROなど、主要国際大会でことごとくPK戦で負け続けてきたイングランド。
それはリネカーやガスコインらが居た時代も、ベッカム、ランパード、ジェラード、オーウェンらが揃っていた時代も、ルーニーが率いていたチームも。
決して盤石とは言えなくても、若く勢いのある新生イングランドがサッカーの母国に伝わる悪しき歴史を断ち切った事、これはサッカーの母国に新たな時代が刻まれたような気がしました。
さぁ、これでベスト8が全て出揃いました!
W杯はまだまだ続くぜ!
ではでは(´∀`*)