悪夢のガンバ3連続観戦のブログ書くより先にこっち書いてしまおうって。
どーもこんばんは
さてさて、本日8月23日…スペイン、いや、世界を代表するサッカー史に残るFW、フェルナンド・トーレスが18年の現役生活に幕を閉じます。
現役ラストゲームの相手はヴィッセル神戸。同い年でユース代表から苦楽を共にしてきたアンドレス・イニエスタ、スペイン代表で時にはポジションを争い、時にはツートップを組んだダビド・ビジャとの対戦で、その輝かしいキャリアに相応しいラストを飾ろうとしています。この試合は間違いなく日本やスペインのみならず、世界が注目する一戦となる事でしょう。
…で、本日のブログはスポーツ観戦日記でございます。最近色々スポーツ観戦をしまして、時系列は結構バラバラになりつつありますが、本日お届けするのはは8月12日、ヤンマースタジアム長居で行われたセレッソ大阪vsサガン鳥栖の一戦…フェルナンド・トーレス、ラストアウェイゲーム、ラスト関西となった一戦です。
トーレスの引退が発表された時点で、トーレスのラスト3試合はこのセレッソ戦と次の湘南戦のアウェイ2連戦、そして最後の神戸戦…という3試合になる事と同時に、トーレスは既にイエローカードの累積が3枚溜まっていたため、このまま行けば恐らく湘南戦は温存するだろう…という事は何となく予想出来ていました。一方で、その前に第21節の鳥栖vs大分トリニータの九州ダービーで万が一トーレスがイエローカードを貰ってしまうと…それはもう、中立の立場で観戦する私にとって悪夢だったりします。だって今日に関しては超ミーハー精神でトーレス目当てにチケット買ったもの…。
スポナビの速報を見ながら、「頼む!トーレスイエロー貰わないで…!…なんなら貰う前に下げて!」なんてイキったサッカーブログ著者として本来あるまじき祈りを捧げた結果、なんとか無事関西ラストーレスを拝める事に。ガンバファンの私と清水ファンの友人で安堵しながらヤンマースタジアム長居に辿り着きました(2人とも翌週悪夢が襲いかかる事をまだ知らない)。
この日は鳥栖側だけど区分上はセレッソのホーム席の自由席という、西京極とか各スタジアムにも設置されている結構のんびり観戦するには穴場のエリアに着席。
トーレスさん早速見っけました。
そして選手入場。今日鳥栖のキャプテンマークを巻くのはトーレスでした。先頭で入場するだけでオーラ。
前もこのブログで言いましたが、10年前…イニエスタやビジャと共にEURO2008を戦い、決勝戦でルーカス・ポドルスキ擁するドイツを沈める優勝決定ゴールを決めたトーレスの、まさか現役最後のクラブが鳥栖になるなんて10年前には想像もしてませんでしたよ。大体あの頃の鳥栖って、昇格争いどころか昇格争い出来そうで出来ない…みたいなチームでしたし。
セレッソのキャプテンも清武弘嗣でしたから、なかなか心躍らすコイントスでした。ちなみにセレッソはクラブ創設25周年記念という事で限定ユニフォーム着用。
試合開始。
さてさて、この試合ですが私としては基本的には中立の立場からの観戦とはいえ、なかなか実に複雑な心情でありました。
私が好きなガンバ的には、残留争いの事を鳥栖に勝たれると正直困る。鳥栖には正直負けて欲しいけれど、でもやっぱりトーレスのゴールが見たい気持ちは強い…そして同時に、ガンバファンである性かセレッソに勝って欲しくない…。この前日、パナソニックスタジアム吹田にて「アディショナルタイム直前に先制してアディショナルタイムに追いつかれたガンバ」という悪夢を目の当たりにしたショックが癒えないまま迎えた試合は圧倒的なセレッソペースで進んでいきます。
そして本来MFですが、最近はFW起用されている奥埜博亮のスーパーゴールでセレッソ先制。一番良い位置でこのゴールを見れた訳ですが、実に綺麗なゴールでしたね。前半はトーレスが目立つ機会は余り多くなく、1-0とセレッソリードで終了。
後半、鳥栖は新加入のチアゴ・アウベスを投入した辺りから試合の流れが変わり始め、セレッソがチャンスを逃す&微妙なジャッジを受けている間に流れはどんどん鳥栖へ。そんな中、トーレスに絶好のチャンスが…!
…っぁぁぁぁぁ!!!!(外れて周りのセレッソユニ含めて全員が天を仰いだ瞬間)
試合が終盤に差し掛かる前にトーレスは途中交代。お疲れ様…去り際の背中も画になるぜ…。
しかし試合がエグくなったのはこの辺りからでした。途中出場のチアゴ・アウベス、林大地、豊田陽平を中心に試合は完全鳥栖モード。そして88分、林大地のデビュー戦での初ゴールで遂に鳥栖同点!良い位置で見たぞ!!良い位置で見過ぎてやべっちFC映ってたぞ!!!
更にアディショナルタイムもラストワンプレーで豊田!!!!
唐突に急展開に壮絶な激闘となった関西ラストーレスは劇的な展開で鳥栖が勝利。鳥栖サポ狂喜乱舞!
そして試合終了の瞬間、トーレスの挨拶を求めてセレッソユニの皆さん鳥栖側に猛然とダッシュ!!一応セレッソまあまあ近くまで挨拶くるぞ!!人間の性だ!!
この試合では試合全体的にセレッソペースだった事もあって輝けるシーンはそんなに多くなかったものの、それでもやっぱり対戦相手を含めて見るもの全てを魅了するのがエル・ニーニョ、フェルナンド・トーレスです。そんなトーレスのクライマックスが日本で、Jリーグで拝めるなんて…歴史的瞬間に感謝するしかないです。
ラーメン食べて解散。
ガンバの観戦日記書くのも憂鬱…。
ではでは(´∀`)