怒涛のマッチレビュー連打。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューはAFCチャンピオンズリーグ2019決勝2ndレグ、浦和レッズvsアル・ヒラルの一戦です。
大混戦のJ2リーグが幕を閉じた今宵、次は浦和のアジア王者を目指す戦いのクライマックスです。敵地、サウジアラビアでの1stレグは0-1で敗れたというよりも0-1で耐えた…と表現出来るくらい押し込まれた試合でした。しかし、アジアの舞台で埼玉スタジアムでの浦和の強さは誰もが知るところ。リーグでの不調はこの日の為だくらいの気持ちで逆転優勝を手にする事は叶うのでしょうか。
両チームスタメンです。
本日の会場は埼玉県さいたま市、埼玉スタジアム2002です。
日本代表のホームスタジアムでもあるのこのスタジアムは、まさしく21世紀の日本サッカーを象徴するスタジアムの一つです。浦和は2007年、2017年と過去2回このスタジアムでアジア王者に輝きました。今日優勝を掴む事が出来れば、浦和は史上最多回数の優勝記録を保持する事となります。
1stレグを0-1で落としている為、まずなんとしてでもとりあえず得点を取らない事には始まらない浦和は立ち上がりから積極的な出だしを見せ、試合をやや優勢に持っていきます。しかし同じ対戦カードとなった2017年のケースとは異なり、0-0で終われば優勝出来る立場のアル・ヒラルも当然ながらセーフティーな形で試合に入っていったので、浦和は浦和で決定的なチャンスにまではなかなか結びつけていく事が出来ないまま時間は流れていきます。
前半も中頃を過ぎると、強力な個の力を持つ選手を前線に多く配置するアル・ヒラルのカウンターの脅威にさらされる時間も多くなり、ここに来て若干浦和が劣勢気味に。しかしそこは、何とか浦和守備陣も体を張ったディフェンスで食い止めて前半は0-0。スコアは動いていないものの浦和がビハインドを背負っている形で後半に向かいます。
後半、浦和はここから積極的に攻撃に打って出て行きたかったところでしたが、後半の試合の主導権を握ったのも浦和ではなくアル・ヒラルでした。浦和DFも粘って失点こそ許さなかったものの、浦和の反撃する隙間すら与えようとしないアル・ヒラルの激しい攻撃……そして遂に74分、アル・ファラジ、セバスティアン・ジョビンコと繋いで最後はサレム・アレサドリ。浦和が余りにも痛過ぎる失点を喫してしまいます。
柏木陽介、杉本健勇、阿部勇樹を投入して最後の反撃に出ようとした浦和でしたが、アル・ヒラルの前になす術が無く…。逆に後半アディショナルタイムにはバフェティンビ・ゴミスに決められてしまってゲームセット。2017年以来3度目となる王者、そして日本勢としての3連覇を目指した浦和のACLの戦いは準優勝で幕を閉じました。
1stレグもそうでしたが完敗でしたね。ACLでの浦和はどちらかと言えば先行逃げ切り型というようなチームでした。それを踏まえると、やはり1stレグにしても2ndレグにしても、あれだけ劣勢に立たされた時に跳ね返す程の馬力は今季の浦和には無かったのかな…と。
ただ何にせよ、ハードスケジュールを戦い抜いて決勝まで勝ち上がってきた事は誰にも揺るがせない事実、そして栄誉です。まずはとりあえず、ACLお疲れ様でした…と。それだけですね。
サンガショックがまだ抜けない。
ではでは(´∀`)