2020明治安田生命J1リーグ全18チーム戦力診断Part1〜北海道コンサドーレ札幌、ベガルタ仙台、鹿島アントラーズ編〜

あー、QUEEN行っときゃよかった。

 

どーもこんばんは

 

Keep Yourself Aliveめっちゃ聴きたかった。

 

 

さてさて、いよいよ明治安田生命J1リーグの開幕が迫って参りました!!

という訳で今回は開幕前の恒例と化したJリーグ開幕直前企画シリーズ2020という事で、J1全18クラブ戦力診断をやってみたいと思います。

 

 

 

今回もブログは3チームずつ6回に渡って更新。評定はFW/MF/DF/GK/総合の5項目五つ星で付けていきます。第1回の今回は北から順に札幌仙台鹿島から!ではスタート!!

 

 

 

北海道コンサドーレ札幌

 

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監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ(3年目)

ホームスタジアム:札幌ドーム(北海道札幌市)、札幌厚別公園競技場(北海道札幌市)

胸スポンサー:石屋製菓(菓子メーカー)

ユニフォームサプライヤー:Kappa

 

昨季成績

J1リーグ:10位(勝点46、13勝7分14敗54得点49失点)

ルヴァン杯:準優勝

天皇杯:2回戦敗退

 

主な入団選手

GK カウィン・タンマサッチャーナン←OHルーヴェン(レンタル)

DF 田中駿汰←大阪体育大学

MF 金子拓郎←日本大学

MF 高嶺朋樹←筑波大学

FW ドウグラスオリヴェイラ←ルヴェルデンセ(レンタル)

主な退団選手

DF 中村桐耶→Honda FC(レンタル)

FW 岩崎悠人→湘南(レンタル)

 

予想フォーメーション【3-4-2-1】

 

所謂「ミシャ式」の3バック採用が今季も基本路線となる。昨季のリーグ戦で10試合以上に出場した選手の退団はゼロ。そこに複数ポジションを熟せる田中駿汰などを迎え入れた事で選手起用の幅は昨季より広がった。個性と国際色豊かなアタッカー陣の運用法も楽しみ。

 

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GK★★★★☆

 

絶対的な守護神であるク・ソンユンは兵役の関係で今季が札幌でのラストシーズンとされているので来年以降の不安は否めないものの、今季に関してはその心配をする必要は無い。そのク・ソンユンが韓国代表に招集されて欠場したルヴァン杯ゴールマウスを守り、チームを決勝まで導いた菅野孝憲を完全移籍に切り替える事にも成功し、2月に入るとタイ代表のカウィン・タンマサッチナーナンも獲得した。盤石の布陣が整っている。

 

DF★★★☆☆

 

福森晃斗、キム・ミンテ、そして昨季は日本代表にも招集された進藤亮佑が組む3バックは今年も健在。ここに既に日本代表デビューも果たして、ルーキーながら即戦力補強とも言える田中駿汰も加わった事で更に厚みを増した。田中が早い段階からJ1のレベルとミシャ式の戦術に適応出来れば相当強力なスカッドとなり得る。

 

MF★★★☆☆

 

面子としては昨季のメンバーに大卒ルーキーが2人加わった形で、そのルーキー2人にしても既にトップチームでの公式戦デビューを果たしているので昨季と全く変わらないスカッドとなった上に、DF田中のボランチ起用も加味すれば幅は増したと考えられる。一つ気がかりな点があるとすれば、エース的存在であるチャナティップと昨季はシーズンの殆どを棒に振った駒井善成が負傷体な面が見受けられる事。逆に言えばこの2人が確実にフルシーズン行ければいよいよトップ3も現実味を帯びる。

 

FW★★★★☆

 

2シャドーの一角にはチャナティップが入る事を考えれば、昨季は3人合わせて31得点を叩き出した鈴木武蔵アンデルソン・ロペス、ジェイのうちの誰か一人がスタメンから落ちるほどの層はやはり魅力的。今の札幌の強みはミシャ式のパスサッカーが封じられたとしても、前線に個の力でどうにか出来る3人を揃えている事は大きな要素と言える。ここに新加入のドウグラスヴィエイラがフィットすれば、いよいよ手を付けられないくらいの破壊力を見せてくるようになるのかもしれない。

 

総合★★★★☆

 

ミシャサッカーのように「特殊」というイメージのあるチームスタイルで大事になってくるのは選手の慣れによる部分は大きいです。その点、昨季のメンバーが(レンタル移籍の2人を除いて)全員残留した事は大きく、ここ2〜3年の札幌は一過性の躍進では無く確かに着実に強豪チームになる為のステップを踏めていると考えていいと思います。

タイトルとまでは言えずとも、トップ3入りを果たしても別にそんなに驚かないほどの下地は間違いなく出来ているのでは無いでしょうか。

 

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ベガルタ仙台

 

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監督:木山隆之(新任)

ホームスタジアム:ユアテックスタジアム(宮城県仙台市)

胸スポンサー:アイリスオーヤマ(家庭用プラスチック製品メーカー)

ユニフォームサプライヤー:adidas

 

昨季成績

J1リーグ:11位(勝点41、12勝5分17敗38得点45失点)

ルヴァン杯:プレーオフステージ敗退

天皇杯:4回戦敗退

 

主な入団選手

DF 吉野恭平←広島

DF パラ←ボタフォゴ

MF イサック・クエンカ←鳥栖

FW 赤崎秀平←名古屋

FW アレクサンドレ・ゲデス←ヴィトーリアSC

主な退団選手

DF 大岩一貴→湘南

DF 永戸勝也→鹿島

MF 梁勇基鳥栖

FW 石原直樹→湘南

FW ハモン・ロペス→ホール・ファカン

 

予想フォーメーション【4-4-2】

 

昨季のメインシステムである4-4-2の可能性が一番高いが、昨季アシスト王の永戸勝也の退団でサイドバックの層が薄くなっている事は確か。4バックを今季も継続するかどうかは新外国人パラのフィット具合が左右する部分がある。木山隆之監督は山形時代は3バックを採用しており、CBの人材は多いのでそちらを採用する可能性もある。

 

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GK★★★★☆

 

夏に海外に移籍したシュミット・ダニエルの穴を埋めるどころか有り余る程の活躍を見せたヤクブ・スウォビィクを中心に今年も展開する。昨季は怪我もあったが、第2GKの関憲太郎も安定したパフォーマンスを見せているのでGK事情は仙台にとって一つの強みと言える。

 

DF★★★☆☆

 

昨季のシマオ・マテ獲得は余りにも大ヒット過ぎたので、極端な話シマオ・マテさえ置いておけば成立はする感さえある。そのシマオ・マテの相方となるセンターバック争いにしても、昨季の平岡康裕金正也の中に吉野恭平が加わった事で厚みを増した。

昨シーズンは10アシストを記録した永戸勝也の穴埋めは最重要事項であったが、セットプレーのキッカーも務める事の出来る世代別ブラジル代表経験者のパラがフィットすれば永戸が担っていた役割を全面的にカバー出来る。

 

MF★★★☆☆

 

鳥栖からの退団はほぼ確実視されていたとは言え、イサック・クエンカを仙台が引き抜いた事は多くのJリーグファンにとっても大きな驚きであった。仙台のFWは長身の選手も多いので、パラと組み合わせれば仙台は相当破壊力のあるサイド攻撃を繰り広げる事も可能になる。道渕諒平関口訓充を軸とした仙台のカウンター攻撃は昨季の大きな武器だった。その強みを更に伸ばせる補強と言える。

 

FW★★★☆☆

 

ハモン・ロペス、石原直樹が退団した一方、赤崎秀平と世代別ポルトガル代表経験のあるアレクサンドレ・ゲデスを獲得。ここに昨季チーム得点王の長沢駿や一昨年の天皇杯でブレイクしたジャーメイン良など、頭数は少ないがなかなか面白い選手が揃った。

…が、ここに来てゲデスと長沢が共に全治2ヶ月の負傷を負って開幕が絶望的に。それに伴いC大阪からレンタルで山田寛人を緊急補強したが、当面はクエンカや関口のFW起用などを含めたやりくりを強いられる事はになる。

 

総合★★★☆☆

 

3億円近い赤字が見込まれる事が発表されるなど元々良くはない財政状況が更に危ぶまれる事態になっているにも関わらず、補強に関しては仙台の規模を考えても相当良い補強が出来たと思います。無論、2トップのレギュラーとして考えていたであろう2人が同時に怪我してしまった事は大誤算だったでしょうが……何にせよ、残留を目標にしなくてもいいくらいの戦力は揃えてきたんじゃないでしょうか。

やはり何よりも気になるのはJ2で実績を残してきた木山隆之新監督がJ1でどれだけやれるのか。2014年途中から昨季までに至る渡邉晋監督の長期政権が終わり、間違いなくベガルタ仙台というチームにとって良くも悪くも鍵を握る一年になります。

 

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鹿島アントラーズ

 

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監督:アントニオ・カルロス・ザーゴ(新任)

ホームスタジアム:県立カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市)

胸スポンサー:LIXIL(建設業)

ユニフォームサプライヤー:NIKE

 

昨季成績

J1リーグ:3位(勝点63、18勝9分7敗54得点30失点)

ルヴァン杯:ベスト4 

天皇杯:準優勝

ACL:ベスト8

 

主な入団選手

DF 杉岡大暉←湘南

DF 永戸勝也←仙台

DF 広瀬陸斗横浜FM

DF 奈良竜樹←川崎

MF 和泉竜司←名古屋

主な退団選手

DF チョン・スンヒョン→蔚山現代

DF 小池裕太→C大阪

MF レアンドロFC東京(レンタル)

MF 中村充孝→山形

FW セルジーニョ長春亜泰

 

予想フォーメーション【4-4-2】

 

鹿島伝統の4-4-2ではあるが、土居聖真がやや1.5列目的なポジションを取るシステムはACLメルボルン戦でも採用されており、アントニオ・カルロス・ザーゴ監督に代わった今年も変わらないと予想される。2列目とDFラインのスタメン争いはかなり激しめか。

 

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GK★★★★☆

 

昨季も圧倒的なパフォーマンスを見せたクォン・スンテを軸に、今季に関しても特に大きな心配をする必要は無い。

ただ、昨季開幕前にも似たような事を書いたが…今の鹿島のGKの問題は今年で36歳のクォン・スンテ、今年で41歳の第2GK曽ヶ端準の次に来るGKのメドがなかなか立たない事。現段階で鹿島は前述の2人の他に沖悠哉、山田大樹という若手GK2人が登録されているが、ACL出場が叶わなかった事を踏まえてルヴァン杯では思い切ってこの2人に出場機会を与えてみるのは将来的に意味を持つかもしれない。

 

DF★★★★☆

 

昌子源の件は鹿島からすれば誤算ではあっただろうが、昌子側からの打診を受け入れなかったのは裏返せば現時点で満足のいく補強が出来ていた自負があるという見方もできる。実際、奈良竜樹、杉岡大暉、永戸勝也、広瀬陸斗と即戦力を4人補強。昨季の西大伍安西幸輝の退団で手薄になっていたサイドバックにしっかりとテコ入れを施し、東京五輪世代の町田浩樹を含めて中長期的に期待出来る選手層にはなった。ただし、DFは他のポジションよりもGKを含めた連携面が求められるポジションでもある。スタメン候補が殆ど新戦力なので、その部分の相互理解は早急に進めていきたい。

 

MF★★★★★

 

レアンドロ中村充孝といったジョーカー的存在は失ったが、名古屋から和泉竜司、ブラジルからファン・アラーノを獲得。レオ・シルバ土居聖真三竿健斗白崎凌兵などに加えて名古新太郎も突き上げてきたポジションなだけに既存戦力でも強力な面子が揃い、戦力的な面を見て五つ星としたが、MFに限った話では無いものの昨季は怪我人続出で相当苦しんだ側面があるので、その部分は多少気がかり。

 

FW★★★☆☆

 

やはりセルジーニョを失った影響は大きいと言わざるを得ない。ACLプレーオフを見た限り、新加入のエヴェラルドもターゲットマンとしての機能はある程度していたと言えるが、それはある種セルジーニョのような選手を1.5列目的な位置に置いてこそその力を引き出せる側面もある。2トップの一角には例年通りMFの土居が入る形が予想出来るが、近年の鹿島に比べるとやや決め手に欠ける印象と言える。

 

総合★★★★☆

 

ACLプレーオフ敗退に関しては多くの新加入選手を新監督の下で少な過ぎるオフと短過ぎる準備期間で試合が組まれ、しかも相手はメルボルン・ビクトリーだったので、ACLの件はそんなに責められないというか必要以上にネガティブになる必要は無いと思います。

一方で、実際問題として前述の理由から開幕直後の鹿島は結構苦しむんじゃないか…という予想は自然にもなってくる訳で。少なくとも、新監督を呼んだ上にここまでメンバーを入れ替えた今年の鹿島は継続路線を歩む事は出来ません。オズワルド・オリヴェイラ体制初年度の2007年の事もあるので、鹿島フロントに今季一番求められるのは勝点が積み上げられなくなった時に「耐えるか、斬るか」をしっかりと見極める事でしょう。それはどちらの意味にしても。

 

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次回は浦和、柏、FC東京の3チームです!

 

 

ボヘミアンラプソディのエンドロールであの2曲選んでくるセンスって凄いよね。

ではでは(´∀`)