めっちゃ寒いわ今年
どーもこんばんは
さてさて、2022年シーズンに向けて、補強の動きはますます活発化しております。
今回は2022年シーズンJ1リーグ、補強途中診断と題しまして、各チームの現時点での補強を見ていこう…という企画です。全3回更新します。この後にどんな動きがあるのかを含めて注目ですね。
※情報は全て2022年1月1日時点のものです。
第1回→札幌、鹿島、浦和、柏、FC東京、川崎
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監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ(5年目)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:ベスト8
天皇杯:3回戦敗退
【主な移籍情報】
入団
MF 井川空←筑波大学
FW 興梠慎三←浦和(レンタル)
退団
FW ジェイ→未定
昨季というか一昨年もそうでしたが、移籍市場の動きは静かではありますが、ミシャ体制も5年目で継続路線が上手く進んでいる事、大卒ルーキー組らの活躍と成長が著しい事、金子拓郎や小柏剛の慰留に成功した事もあって現状維持路線はベターだったようにも思います。
新たに獲得した興梠はミシャサッカーとの親和性が高いのは言わずもがな。ベテランとしての役割も引き継げるでしょうし、チームとして安定しつつあるのは非常にポジティブではないでしょうか。
監督:レネ・バイラー(新任)
本拠地:茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:ベスト8
天皇杯:ベスト8
【主な移籍情報】
入団
DF キム・ミンテ←名古屋
MF 仲間隼斗←柏
MF 樋口雄太←鳥栖
MF 名古新太郎←湘南(復帰)
退団
DF 永戸勝也→横浜FM
DF 犬飼智也→浦和
MF レオ・シルバ→名古屋
MF 永木亮太→湘南
MF 遠藤康→仙台
外国籍選手以外では比較的出入りの少なかった昨オフでしたが、今季は遠藤、永木、レオ・シルバなど近年の鹿島を支えた功労者が多く退団。そんな中で争奪戦になった樋口の獲得に成功したのは大きかった。というかガンバファンだし来て欲しかったなー…。
ただCBの層はちょっとまだ不安は残りますね。ボランチも兼ねるキム・ミンテの獲得は大きいですが、犬飼の浦和移籍が決まり、町田浩樹も海外移籍が濃厚。となるとやはり、もう一枚は欲しいかな…とは思いますね。
監督:リカルド・ロドリゲス(2年目)
本拠地:埼玉スタジアム2002(埼玉県さいたま市)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:ベスト4
天皇杯:優勝
【主な移籍情報】
入団
DF 犬飼智也←鹿島
DF 大畑歩夢←鳥栖
DF 知念哲也←琉球
MF 松尾佑介←横浜FC
退団
DF 槙野智章→神戸
MF 阿部勇樹→引退
MF 汰木康也→神戸
FW 興梠慎三→札幌(レンタル)
阿部の引退、槙野、宇賀神友弥、レンタルながら興梠の退団など大変革の最中にいるクラブは補強も精力的に動きつつも、その補強スタンスは昨季のスタンスを継続しており、知念や松崎快(←水戸)などJ2で活躍した選手であったり、大畑や松尾など中長期的な視野に基づいた選手補強で層を増していきました。
一方で来年はACLもあるので、そのACLでの優勝経験もある犬飼智也であったり、欧州での実績があるモーベルグも補強。汰木の退団は誤算かもしれませんが、それ以外はクラブのプラン通りに進んでいると思います。
監督:ネルシーニョ(4年目)
本拠地:三協フロンテア柏スタジアム(千葉県柏市)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:グループステージ敗退
天皇杯:3回戦敗退
【主な移籍情報】
入団
GK 猿田遥己←横浜FC(復帰)
DF 岩下航←熊本
MF 中村慶太←清水
FW ドウグラス←神戸
退団
MF ヒシャルジソン→セアラー
MF 仲間隼斗→鹿島
FW 神谷優太→清水
FW クリスティアーノ→長崎
FW 瀬川祐輔→湘南
補強はなかなか興味深い補強に成功しました。コンディションは不安ですがドウグラスは稼働さえすれば結果を出すでしょうし、中村や小屋松を取ってこれたのは相当大きいはず。退団した選手にしても昨季に確実にレギュラー格だったのはクリスティアーノくらいですし、単純にそういう数値だけ見ればそんなにネガティブではないと思います。
ただ柏の場合はここに至るまでの流れ…ですよね。昨夏の江坂任から始まる…と言いますか、前後脈を見ると……悩ましい状態にはなってますよね。
監督:アルベルト・プッチ・オルトネダ(新任)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:ベスト4
天皇杯:2回戦敗退
【主な移籍情報】
入団
GK ヤクブ・スウォビィク←仙台
DF 岡庭愁人←明治大学
DF 木本恭生←名古屋
FW 山下敬大←鳥栖
退団
DF ジョアン・オマリ→未定
DF 渡辺剛→KVコルトレイク
DF 中村拓海→横浜FC
DF 大森理生→琉球(レンタル)
MF 宮崎幾笑→岡山
木本の獲得は大きいですが、オマリと渡辺の両方が抜けたのはやっぱり少し痛いですし層としてはやっぱりまだ不安。フロントもそれを自覚しているからこそエドゥアルド(鳥栖)や三浦弦太(G大阪)の獲得に動いたのでしょうがいずれも頓挫。次にFC東京が何か動きを起こすとしたらCBなのは自然な流れでしょう。
一方でGKには確かな実績を誇るスウォビィク、FWには争奪戦を制して山下を獲得。元々ユースやルーキーの育成は優秀なチームですし、そこに新潟で多くの選手を躍動させ、そもそもバルサのカンテラで重要な役割を担っていたアルベルト新監督かどうそれをオーガナイズしてくるかは純粋に楽しみですね。
監督:鬼木達(6年目)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:ベスト8
天皇杯:ベスト4
ゼロックス杯:優勝
【主な移籍情報】
入団
GK 早坂勇希←桐蔭横浜大学
DF 佐々木旭←流通経済大学
MF 松井蓮之←法政大学
MF 原田虹輝←鳥取(復帰)
MF 瀬古樹←横浜FC
退団
DF イサカ・ゼイン→横浜FC(レンタル)
FW 旗手怜央→セルティック
現段階では新たに補強したのは瀬古のみ。瀬古の退団は旗手の退団を前提にした部分はあるでしょうから、キャンプを含めた開幕前からの準備が出来るという意味では田中碧と三笘薫が抜けた昨夏ほどのショックとダメージは抑えられると思います。瀬古のみならずとも大卒ルーキーの育て方はめちゃくちゃ上手いクラブなので、松井辺りが旗手のダメージを補えるかもしれませんし。
宇佐美貴史(G大阪)獲得に動いた事実が示すように、三笘退団以降固定しきれていない左WGは川崎としてもACL獲得を目指す上で補強しておきたいところでしょうし、そこはどうなるのか注視したいですね。宇佐美残留したから高みの見物や…(by ガンバファン)
第2回に続く。
地面が凍りすぎ。
ではでは(´∀`)