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2023年 J1リーグ補強途中診断 Part2

サンガちゃん結構動いたなぁ

 

どーもこんばんは

 

さてさて、2023年シーズンに向けて、補強の動きはますます活発化しております。

今回は2023年シーズンJ1リーグ、補強途中診断と題しまして、各チームの現時点での補強を見ていこう…という企画です。全3回更新します。この後にどんな動きがあるのかを含めて注目ですね。

 

※情報は全て2023年1月2日時点のものです。

 

 

第1回→札幌鹿島浦和FC東京川崎

第2回→横浜FM横浜FC湘南新潟名古屋京都

第3回→G大阪C大阪神戸広島福岡鳥栖

 

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オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

 

横浜F・マリノス

 

監督:ケヴィン・マスカット(3年目)

本拠地:日産スタジアムニッパツ三ツ沢球技場(ともに神奈川県横浜市)

 

 

【昨季の成績】

J1リーグ:優勝(勝点68:20勝8分6敗)

ルヴァン杯:ベスト8

天皇杯:3回戦敗退

ACL:ベスト16

 

【主な移籍情報】

入団

GK 白坂楓馬←鹿児島(復帰)

DF 上島拓巳←柏

MF 井上健太←大分

MF 榊原彗悟←青森(復帰)

FW 植中朝日←長崎

 

退団

GK 中林洋次→南葛SC

DF 岩田智輝→セルティック(レンタル)

FW 仲川輝人FC東京

FW ンダウ・ターラ→FC大阪

FW レオ・セアラ→C大阪

 

想定外に主力退団が発生したなぁ…というのが素直な印象です。岩田に関しては仕方ないというか、自然な成り行きの部分も強いと思いますが、仲川とレオ・セアラに関しては少々予想外でした。

ただ、昨年のチームの徹底したローテーションシステムを見る限りは、そのダメージは一応最小限で抑えられるのかなと(岩田のところはさすがに大ダメージでしょうが…)。なんなら、その意味では2022年の主力の抜け方の方がピンチだったと思いますし。近年は補強選手がことごとくブレイクしているので、その辺にも注目したいところですね。

 

 

 

横浜FC

 

監督:四方田修平(2年目)

本拠地:ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市)

 

【昨季の成績】

J2リーグ:準優勝(勝点80:23勝11分8敗)

天皇杯:3回戦敗退

 

【主な移籍情報】

入団

DF ンドカ・ボニフェイス←東京V

DF 橋本健人←山口

MF 井上潮音←神戸

MF 坂本亘基←熊本

MF 三田啓貴FC東京

 

退団

DF 高橋秀人→未定

DF 亀川諒史→福岡

DF 高木友也→岡山

MF 中村俊輔→引退

FW 渡邉千真→未定

 

ベテラン選手を中心に退団も多いながら、同時に外国籍選手を含めた積極補強も敢行。このオフシーズンで世代交代ごと一気に進めながらJ1仕様を固めに行ってる感があります。

共に昇格した新潟とはタイプが真逆で、四方田監督は持ち合わせた手札の最適解を探ることに長けた監督ですから、積極補強でこうして多彩な顔触れを揃えられたのはなかなか心強いのでは。特に坂本やンドカは争奪戦も囁かれていましたし。

 

 

 

湘南ベルマーレ

 

監督:山口智(3年目)

本拠地:レモンガススタジアム平塚(神奈川県平塚市)

 

【昨季の成績】

J1リーグ:12位(勝点41:10勝11分13敗)

ルヴァン杯:プレーオフステージ敗退

天皇杯:3回戦敗退

 

【主な移籍情報】

入団

GK ソン・ボングン←全北現代

DF 柴田徹←早稲田大学

DF 吉田新←立正大学

MF 小野瀬康介G大阪

FW 山下敬大←FC東京(レンタル)

 

退団

GK 谷晃生→G大阪(レンタル)

MF 米本拓司→名古屋(復帰)

MF 高橋諒→岡山

FW ウェリントン→未定

FW 瀬川祐輔→川崎

 

昨年同様湘南に付きまとう「レギュラーがバカスカ抜かれる現象」を回避しながらここまで移籍市場を探せているのは大きなポイントです。谷に関してはレンタルである以上流出と表現するべきではないですし。

その上で小野瀬、山下、ソン・ボングンという即戦力クラスの獲得や、谷と米本は叶いませんでしたが、阿部浩之と杉岡大輝をきっちり完全に切り替えられた事など抑えるべきところをしっかり抑えるようなオフシーズンを過ごせていると思います。

 

 

 

アルビレックス新潟

 

監督:松橋力蔵(2年目)

本拠地:デンカビッグスワンスタジアム(新潟県新潟市)

 

【昨季の成績】

J2リーグ:優勝(勝点84:25勝9分8敗)

天皇杯:2回戦敗退

 

【主な移籍情報】

入団

DF 新井直人←徳島

FW 太田修介←町田

 

退団

FW アレクサンドレ・ゲデス→未定

FW 矢村健→藤枝(レンタル)

 

やはり新潟は2020年のアルベル監督体制から培ってきたサッカーが一つの完成形を迎えたところにある訳で、その為にも主力の流出は絶対に避けたかったはず。去年の磐田のルキアン然り、普通に主力を抜かれる昇格組も少なくない中で、今のところそれは回避出来そうなのは非常に好材料です。

同時にオフシーズンとしてはインもアウトもすごく静か。新井はクラブも本人も復帰という感覚が近いでしょうし、わかりやすい新戦力としては現段階では太田だけ。この後どういう動きを見せるかは分かりませんが、少なくとも今のまま行くなら…それがどう転ぶかは少し読めないところがあるかも。

 

 

 

名古屋グランパス

 

監督:長谷川健太(2年目)

本拠地:豊田スタジアム(愛知県豊田市)

 

 

【昨季の成績】

J1リーグ:8位(勝点46:11勝13分10敗)

ルヴァン杯:ベスト8

天皇杯:ベスト16

 

【主な移籍情報】

入団

DF 野上結貴←広島

MF ターレス←熊本(復帰)

MF 山田陸←甲府

MF 米本拓司←湘南(復帰)

MF 和泉竜司←鹿島

 

退団

DF チアゴ→未定

DF 宮原和也→東京V

DF 吉田豊→清水

MF レオ・シルバ→未定

MF 仙頭啓矢→柏

 

例年のような派手な補強という訳ではなく、基本的には昨季のスカッドをベースにして数名の即戦力とレンタルバックで対応する形をとってきました。山田陸は人気銘柄でもありましたから、ここを押さえられたのは一つ大きいですね。ターレスの復帰も補強に近いインパクトがあったでしょうし。

仙頭退団はさすがに誤算だったと思いますが、その他の退団選手はある程度クラブの想定の範疇だったでしょうし、噂されているストライカー獲得が実現すれば、仙頭以外は計画的に進んだオフになるんじゃないでしょうか。

 

 

 

京都サンガFC

 

監督:曺貴裁(3年目)

本拠地:サンガスタジアム by Kyocera(京都府亀岡市)、たけびしスタジアム京都(京都府京都市)

 

 

【昨季の成績】

J1リーグ:16位(勝点36:8勝12分14敗)

ルヴァン杯:プレーオフステージ敗退

天皇杯:ベスト4

 

【主な移籍情報】

入団

DF 三竿雄斗←大分

MF 平戸大貴←町田

FW パトリック←G大阪

FW 一美和成←徳島

FW 木下康介←水戸

 

退団

GK 上福元直人→川崎

DF 荻原拓也→浦和(復帰)

DF 本多勇喜→神戸

MF 武富孝介甲府

FW ピーター・ウタカ甲府

 

インもアウトも激しく動きましたね。荻原の浦和復帰やウタカの退団があった一方で選手補強は積極的に敢行。特に昨季はウタカのペースダウンと共にチーム成績も急降下した反省もあったので、FWは先に多めに獲得しておいて色々試していきたい…という考えでしょうか。

気になるのはやはりGK。上福元退団は昨季のパフォーマンスに加え、川崎から移籍金ありのオファーを出された以上はサンガの判断は自然だと思います。問題はこの後で、若原智哉やマイケル・ウッドに素直に後釜を務めさせるのか、それとも誰かを引っ張ってくるのか。ここは結構今季の鍵を握ってくるポイントです。

 

 

 

第3回

 

紫Season2

ではでは(´∀`)