めっちゃ寒いと思ったら年末年始わりとそうでもなかったカンサイ
どーもこんばんは
さてさて、2023年シーズンに向けて、補強の動きはますます活発化しております。
今回は2023年シーズンJ1リーグ、補強途中診断と題しまして、各チームの現時点での補強を見ていこう…という企画です。全3回更新します。この後にどんな動きがあるのかを含めて注目ですね。
※情報は全て2023年1月1日時点のものです。
第1回→札幌、鹿島、浦和、柏、FC東京、川崎
オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。
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監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ(6年目)
【昨季の成績】
天皇杯:3回戦敗退
【主な移籍情報】
入団
GK ク・ソンユン←金泉尚武
DF 馬場晴也←東京V
MF 浅野雄也←広島
MF 小林祐希←神戸
FW 大森真吾←順天堂大学
退団
GK 中野小次郎→金沢(レンタル)
MF 高嶺朋樹→柏
MF 井川空→岡山(レンタル)
FW 興梠慎三→浦和(復帰)
ク・ソンユンの復帰、高嶺退団という歓喜とショックから始まったストーブリーグ。チームスタイルを踏まえても浅野と小林の獲得は大きなポイントだったかなと思います。その中で馬場が上手くアジャスト出来れば幅はかなり広がるでしょう。
ただ高嶺の退団はやっぱり単なる主力の退団で片付けられない重さがある。同タイプの選手の抜擢で解決するのか、はたまた小林のように違うタイプの選手を配置する事で解決を図るのか。その辺りのチョイスにも注目です。
監督:岩政大樹(2年目)
本拠地:茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市)
【昨季の成績】
天皇杯:ベスト4
【主な移籍情報】
入団
MF 藤井智也←広島
MF 佐野海舟←町田
FW 知念慶←川崎
退団
DF ブエノ→未定
DF 林尚輝→東京V(レンタル)
MF 和泉竜司→名古屋
MF 三竿健斗→サンタ・クララ
FW エヴェラウド→ECバイーア
派手に動きましたねぇ…。J1で有望視されている若手から堅実派、更にJ2で台頭したプレーヤーに、レンタル先の鳥栖で活躍した垣田裕暉も補強に近い意味合いを持つでしょうし、黄金期を知る昌子と植田も買い戻した。クラブとしてこれだけタイトルから離れた時期は初めてでしょうから、そういう意味でも焦燥感を原動力に出来ている感じはあります。
ただそれゆえに、過去のアイデンティティと近年の体制で追おうとしている現代的なスタンスをどう擦り合わせていけるのか。岐路として迎えるシーズンなのは確かでしょう。
監督:マチェイ・スコラジャ(新任)
本拠地:埼玉スタジアム2002(埼玉県さいたま市)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:ベスト4
天皇杯:3回戦敗退
ACL:決勝進出(現在進行形)
富士フイルム杯:優勝
【主な移籍情報】
入団
GK 吉田舜←大分
DF 荻原拓也←京都(復帰)
MF 堀内陽太←浦和ユース
FW 高橋利樹←熊本
FW 興梠慎三←札幌(復帰)
退団
DF 工藤孝太→藤枝(レンタル)
報道段階のユンカーを除けばレンタル関係以外での明確なアウトは江坂のみ(ユンカーは退団濃厚との報道も)。インも基本的にはレンタル組をどうする、みたいな話が中心で、2021〜2022年に大きく動いた事も影響しているのか、現段階では比較的静かなオフですね。
その中で高橋の争奪戦を制した事、そしてここ数年固まり切っていない左SBにJ1でも存在感を示した荻原を戻せた事は大きなプラスでしょう。
監督:ネルシーニョ(5年目)
本拠地:三協フロンテア柏スタジアム(千葉県柏市)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:グループステージ敗退
天皇杯:ベスト16
【主な移籍情報】
入団
DF 立田悠悟←清水
DF 片山瑛一←清水
MF 高嶺朋樹←札幌
MF 仙頭啓矢←名古屋
退団
DF 大南拓磨→川崎
DF 上島拓巳→横浜FM
DF 高橋祐治→清水
MF 大谷秀和→引退
MF ドッジ→サントス
現時点で今オフの移籍市場に於ける主役ばりの暴れっぷりですね。これだけの大型補強を結実させたのはお見事。特に高嶺や仙頭のように、動くと思われていなかった選手まで引き抜けたのは圧巻でしたし、山田康太(←山形)なんかは人気銘柄でしたから。気合いの入りようを感じます。
ただ大型補強をしながらも、流出が多かった事も事実。特にDF陣は立田、片山、ジエゴの獲得は非常に良い補強ですけど、それ以上に放出が多すぎて、そこの層の部分は不安なところも。というかDFラインはほぼ総替えみたいな状態か…。
監督:アルベルト・プッチ・オルトネダ(2年目)
本拠地:味の素スタジアム(東京都調布市)、国立競技場(東京都新宿区)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:グループステージ敗退
天皇杯:3回戦敗退
【主な移籍情報】
入団
GK 野澤大志ブライトン←岩手(復帰)
DF 徳元悠平←岡山
MF 西堂久俊←早稲田大学
退団
GK 林彰洋→仙台
GK 波多野豪→長崎(レンタル)
MF 紺野和也→福岡
FW 山下敬大→湘南(レンタル)
FC東京にとっては去年がベースを作る年みたいなところはありました。やりたい事やビジョンは明確に打ち出せていた分、補強ポイントや欲しい選手のタイプはは結構はっきりと打ち出せるような状況になっていたと思いますし、それが補強に反映された感はあるんじゃないでしょうか。紺野が抜けたのは少し意外でしたが…。
やっぱり目玉として仲川を引っ張ってきたのは純粋に楽しみですね。
監督:鬼木達(7年目)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:ベスト8
天皇杯:3回戦敗退
ACL:グループステージ敗退
富士フイルム杯:準優勝
【主な移籍情報】
入団
GK 上福元直人←京都
DF 大南拓磨←柏
MF 名願斗哉←履正社高校
FW 瀬川祐輔←湘南
FW 宮代大聖←鳥栖(復帰)
退団
GK 丹野研太→岩手
FW 知念慶→鹿島
FW 五十嵐太陽→山口(レンタル)
FW 宮城天→長崎(レンタル)
現状としては「なんとも言えない」というのが正直な感想です。上福元や瀬川のような実力者を加え、宮代も鳥栖でしっかりと結果を残した上で復帰。特に柏から獲得した大南の獲得はポジティブなポイントです。
ただやっぱり谷口放出の影響は甚大というか……。例えば大南にしても、本来は「谷口と組ませたい選手」のはずで、そもそも同じことはジェジエウや車屋紳太郎にだって言える訳で。チームとしての高齢化も目立ち始めている現状を踏まえると、色々な事を考えながら戦う必要のあるシーズンになるのは間違いないでしょう。
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地面が凍りすぎ。
ではでは(´∀`)