スター・ウォーズは見ようと思う瞬間とやっぱいいやって思う瞬間が交互に来るのよ。
どーもこんばんは
さてさて、東京オリンピックは言わずもがな、今年のサッカー界に於ける大きなイベントといえばEURO 2020です!
………が!
えらい事になった!!
周知の通り、新型コロナウィルスの脅威は今やアジアにとどまらずヨーロッパエリアにまで広がっていってしまいました。
サッカー界に於いてもここ数日で事態は一気に急変。ユベントスのダニエレ・ルガーニやチェルシーのハドソン・オドイといった代表クラスの選手更にはアーセナルのミケル・アルテタ監督の感染まで確認されてしまった結果、欧州主要リーグの中断が続々と決まってしまい、UEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグの試合の延期も決定するなどマッチスケジュールにも大きな変更を余儀なくされる事態になって参りました。
新型コロナウィルスの大流行により、夏に予定されている東京オリンピックも開催出来るのかどうか……なんて言われていますが、これで開催が更に危うくなったと見られているのが前述のEURO 2020です。
まず単純に今回の新型コロナウィルスがヨーロッパでもパンデミック状態になっている以上、開催するにあたってはある程度終息している事、もしくはインフルエンザのように有効な対抗策が確立されている事が絶対条件となってきます。果たしてその対策や終息が大会の開幕日である6月12日……いや、事前合宿などを含めれば6月に入る時に間に合っている事を断言出来る人は現段階ではいないでしょう。
…更に、今回のEURO 2020はそもそも大会方式が特例的な方式となっており、そのシステムが一層大会開催を困難している側面があります。
EUROの従来の大会方式だったり、それこそ東京五輪のようなケースであれば、まずは開催国をある程度のレベルまで終息させられたら開催の希望は多少見出せる事になります。しかし…今回のEURO 2020の開催会場は以下の通りです。
ウェンブリー・スタジアム(イングランド、ロンドン)
バクー・オリンピックスタジアム(アゼルバイジャン、バクー)
オリンピコ(イタリア、ローマ)
サンクトペテルブルク・スタジアム(ロシア、サンクトペテルブルク)
プシュカーシュ・フェレンツ・シュタディオン(ハンガリー、ブダペスト)
アムステルダム・アレナ(オランダ、アムステルダム)
ダブリン・アリーナ(アイルランド 、ダブリン)
サン・マメス・バリア(スペイン、ビルバオ)
まさかの12ヵ国開催。
今大会はUEFA創立60周年大会と位置付けられています。その特別大会として企画されたのがこの12ヵ国開催で、各国で予選グループを戦いながら決勝・準決勝が行われるロンドンに向かって戦う…というなかなかハードな構図が組まれているのです。
要するにEU圏内にも感染被害が甚大な国とまだそこまで酷くは無い国が混在している中で、シェンゲン協定により自由に国境を越えれる環境下で多くの選手・サポーターが大移動を繰り返す事になるのです(今回のコロナで一時的に入国制限をかける国はありますが…)。今やヒト自身が媒介者になってしまってる現状、EURO 2020の大会方式はその他の世界大会と比べてもぶっちぎりでリスキーな大会方式になってしまっている…と。その背景もあって、UEFAは火曜日に臨時総会を開き、欧州各国リーグ戦やUEFAチャンピオンズリーグなどのUEFA主催大会…そしてEURO 2020をどうするかについての議論が行われる事になったらしく。
よりによって6月12日の開幕戦はイタリア、ローマでの試合ですからね…。
やっぱり、この手の問題で難しいのは「終息時期の目処が立たない」というところ。もしかしたら来週にはびっくりするくらい呆気なく収まっている可能性もあれば、1年後、2年後までパンデミックが続いている可能性すらある訳で…。
Jリーグも含めて、今後の行方に注視したいところです。
シーズン無効になったらさすがにリバポ気の毒。
ではでは(´∀`)