昔四国に旅行に行った時に買った「鳴門金時マーマレード」っていう語感が大好き。
どーもこんばんは
さてさて、今回は戦力診断第2回です。
今回は浦和、柏、FC東京の3チーム。3チームとも開幕戦で3点以上取ったところですね。それではスタート。
監督:大槻毅
ホームスタジアム:埼玉スタジアム2002(埼玉県さいたま市)
胸スポンサー:POLUS(ハウスメーカー)
昨季成績
J1リーグ:14位(勝点37、9勝10分15敗34得点50)失点
ルヴァン杯:ベスト8
天皇杯:2回戦敗退
ACL:準優勝
ゼロックス杯:準優勝
主な入団選手
DF トーマス・デン←メルボルン・ビクトリー
MF 武田英寿←青森山田高校
MF 伊藤涼太郎←大分(復帰)
FW レオナルド←新潟
主な退団選手
GK 岩舘直→Criacao Shinjuku
DF 森脇良太→京都
DF 大城蛍→鳥取(レンタル)
MF 池髙暢希→富山(レンタル)
予想フォーメーション
【4-4-2】
2012年以降、2017年後半を除いてずっと採用していた3バックから決別。開幕戦の湘南戦では良いサイド攻撃も見受けられた。今保持する戦力的には確かに4-4-2の方が合っている。前線は様々なタイプのFWがいるが、興梠とレオナルドのコンビは堅い。
GK★★★★☆
今年からキャプテンに就任する西川周作は絶対的な存在として、去年西川が出場停止となったACL決勝第1戦で福島春樹があれほどのパフォーマンスを見せた事は浦和にとってポジティブな驚きだった。浦和の練習を取材した者全てが口を揃えて絶賛する鈴木彩艶の成長次第では怖い物は無くなる。
DF★★★★★
杉岡大暉や原輝綺などの獲得には尽く失敗したが、なんやかんやで面子は良い選手が揃っているし、長年親しんだ3バックを今季は4バックに変更したが開幕戦を見る限りはそれなりに上手くいっていたようにも思う。少なくとも山中亮輔は確実に4バックの方が輝ける。トーマス・デンも町田との練習試合で存在感を見せたし、移籍の噂があったマウリシオも残留しそう。
MF★★★★☆
浦和の今季の最大のポイントは2012年以降のメインシステムだった3-4-2-1との決別。そうなると、MFのみならず全ポジションにプラスとマイナスの影響が出てくるが、マルティノスや関根貴大、汰木康也のような攻撃的なアタッカーには守備の負担が減る分追い風。補強はレンタルから復帰した伊藤のみだが、質は十分な選手を揃えていると見ていい。
FW★★★★★
興梠慎三は未だ健在で、期待の新戦力レオナルドも早速ポテンシャルの高さを見せている。復帰や復調を果たす事が条件とはいえ武藤雄樹、ファブリシオ、杉本健勇らが控えにいる訳で戦力値としてはやはり高い。昨季は期待外れに終わって散々叩かれたが、4-4-2にシフトした事は杉本にとっては多分プラス。逆に割りを食う可能性があるのは武藤か。
総合★★★★★
相次ぐ補強の失敗、昨季の体たらくもあって色々と言われますが、やっぱり戦力値で言えば十分な選手を有していると思います。世代交代は求められつつあるとはいえ。いかんせん3バックの時期が長かったので、4バックへの移行が本当に成功だったのかどうかはもう少し様子を見なければわかりませんが、開幕戦を見る限りでは今の面子だと理に適ってはいるように見えましたし。
監督:ネルシーニョ(2年目)
ホームスタジアム:三協フロンテア柏スタジアム(千葉県柏市)
胸スポンサー:日立製作所(電機メーカー)
ユニフォームサプライヤー:YONEX
昨季成績
J2リーグ:優勝(勝点84、25勝9分8敗85得点33失点)
ルヴァン杯:グループステージ敗退
天皇杯:ベスト16敗退
主な入団選手
GK キム・スンギュ←蔚山現代
DF 北爪健吾←横浜FC
MF 神谷優太←愛媛
FW 呉屋大翔←長崎
主な退団選手
DF 上島拓巳→福岡(レンタル)
DF 田上大地→新潟(レンタル)
MF 手塚康平→横浜FC(レンタル)
MF 菊池大介→福岡(レンタル)
FW ガブリエル→フラメンゴ(復帰)
予想フォーメーション
【4-4-2】
再開後はどうなるかわからないが、中断前は基本的には新戦力よりも昨季のスタメンがベースだった。開幕戦の札幌戦のように、三原雅俊をアンカーにして江坂任をセントラルMFに置いた4-1-2-3のような形になるシステムと併用していく事になりそう。
GK★★★★★
海外移籍となった時用の対策という意味もあるだろうが、ただでさえ中村航輔が居るところにキム・スンギュまで突っ込んできたのはもはや反則級としか言えない。守護神として考えるなら心許ないが、第3・第4として桐畑和繁と滝本晴彦を置けているのも結構な話である。
DF★★★★☆
高橋祐治、三丸拡、大南拓磨、北爪健吾と新加入選手だけで4バックが組めてしまうくらいには選手層に厚みを増した。4人とも昨季はレギュラーとして出ていた選手というところは大きい。昨季のJ2を戦い抜いた選手と合わせて、文字通り2チーム分組める形となった。
MF★★★☆☆
今の柏の戦術を考えると、中盤の守備力はやはり重要。それを踏まえるとヒシャルジソンと三原雅俊のコンビは理想的とも言える。新潟から獲得した戸嶋祥郎も期待できる存在で、後は小林祐介が覚醒出来れば…。
FW★★★★★
ハッキリ言ってもはやギャングみたいなものである。京都サンガファンに永遠のトラウマを与えたオルンガ、チート外人でお馴染みクリスティアーノ、瀬川祐輔、江坂任…ここに更にJ2で台頭した呉屋大翔、神谷優太まで手にした。昇格組とは思えない。
総合★★★★☆
中断前の時点での公式戦ではネルシーニョ監督は基本的に昨季のメンバーを起用していた事からも表れているように、補強というよりは今回の補強は増員と先行投資の方が意味合いは強そうで、実際にシーズン前は「獲ればいいってもんじゃない」「ACLがあると勘違いしている」的な揶揄のされ方もしていました。ですが、今回の4ヶ月に渡る中断でこれから過密日程になる事が確定した事を考えると、2チーム分余裕で組めちゃう柏のスカッドは間違いなく強く、効果的なターンオーバーも回せるので結果的には大正解になったんじゃないかと。
監督:長谷川健太(3年目)
胸スポンサー:XFLAG(アプリ制作)
ユニフォームサプライヤー:umblo
昨季成績
J1リーグ:準優勝(勝点64、19勝7分8敗46得点29失点)
ルヴァン杯:ベスト8
天皇杯:3回戦敗退
主な入団選手
DF ジョアン・オマリ←神戸
MF アダイウトン←磐田
MF レアンドロ←鹿島(レンタル)
MF 平川怜←鹿児島(復帰)
MF チャヤトーン←バンコク・ユナイテッド(レンタル)
主な退団選手
DF 岡崎慎→清水(レンタル)
MF 大森晃太郎→磐田
MF ナ・サンホ→城南FC(レンタル)
FW ジャエル→松本(レンタル)
予想フォーメーション
【4-1-2-3】
昨季までのオーソドックスな4-4-2から今季はシステムを変更。こう見るとやはり、ブラジル人トリオで組む3トップの破壊力は凄まじく見える。永井謙佑が帰ってくれば、永井自身が3トップは左右中央全部こなせるのも強み。
GK★★★★☆
昨季はベストイレブンにも選出された林彰洋はやはり絶対的な存在であり、今季もその座は揺らがないだろう。サブに目を向けても、ベテランの児玉剛、若手の波多野豪はどちらもある程度の計算は立つ2人と言える。
DF★★★★☆
森重真人と室屋成は鉄板として、昨季途中にチャン・ヒョンスが退団した時はその影響を少し引きずるかと思ったが、渡辺剛はその心配さえも忘れるほどのパフォーマンスを見せたと思う。オ・ジェソクと岡崎慎が抜けたが、代わりにジョアン・オマリが入り、更に大卒ルーキーの中村帆高も開幕戦からフル出場を果たしているなど、強固な人材は揃っている。
MF★★★★☆
昨季レギュラーの東慶悟、高萩洋次郎を筆頭に、三田啓貴、アルトゥール・シルバといった実力者を擁し、大卒ルーキーの安部柊斗も早いうちからレギュラー争いに絡んできたから、中盤を3人にした事で層は厚くなったと言える。だが、長谷川健太監督のサッカーの中心人物で昨季大ブレイクを果たした橋本拳人が移籍報道通り海外挑戦を決めたらその影響はかなり大きそう。
FW★★★★★
開幕前の戦力診断では星を4としたが、開幕戦の清水戦を見るとディエゴ・オリヴェイラ、レアンドロ、アダイウトンのブラジル3トップは想像以上に強かったというかもはやあんなのギャングだった。そこに永井謙佑もいる訳で……。
総合★★★★☆
開幕前はACLがある事やチームスタイルも踏まえると、スタメンの絶対値は文句ないけど若干選手層に不安が残る…という認識でした。ですが蓋を開けてみると、若手を積極的に使う長谷川監督の特徴も影響しているとは言え、大卒ルーキー2人がこの段階から主力カウント出来るくらいの頭角を表したのは相当大きいと思います。ただ、橋本退団が現実となれば結構根幹から色々見直さなければならなくなる可能性も…。
布部氏がGMで乱獲派になるとは…。
ではでは(´∀`)